アコード(ホンダ)の紫のクルマ

総合評価
5.0
平均価格 225.0 万円(税込)
価格帯 225.0 ~ 225.0万円(税込)
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ホンダ アコード について

車種の特徴

「アコード」は、ホンダが1976年に発売開始したセダンタイプの中型自動車です。初代の発売以来、ホンダの基幹商品として存在感を放ってきました。同じくホンダの主力車種であった「シビック」のワンランク上位となる高級車というイメージが定着しています。初代アコードが発売されたのはオイルショックの直後で、世界的に自動車の排気ガスによる大気汚染問題が深刻化し、低燃費が求められた時代です。アコードは、アメリカの厳しい排ガス規制(マスキー法)の審査にはじめて合格した、ホンダ独自のCVCCエンジンを搭載しています。常にホンダの技術を先進的に取り入れ、1981年発売の2代目モデルには、世界初の地図型カーナビゲーションシステムを搭載。1983年発売の3代目モデルには、ホンダが新開発したDOHC(PGM-FI)エンジンと、FF車として世界初の四輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションが採用されました。アコードは初代から世界での販売戦略を打ち出しており、とくに北米市場での人気が高い車です。1984年には、アメリカの海外ブランド車としての販売記録1位を樹立しています。2018年には、アメリカ自動車産業の街・ミシガン州デトロイトで行われた北米国際自動車ショーにおいて、「2018 ノースアメリカン・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。発売開始から40年以上にわたり世界各国で愛されてきたアコード。日本では、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を3度受賞した歴史があります。
※記事の文章は、2021年10月時点の情報です。

車名の由来

アコードは英語で「調和」や「一致」という意味があります。「自動車の理想の姿を、人とクルマとの調和の中に求める」という世界観を表現しています。発売から長きにわたって変わらぬ安定感と快適性が受け継がれている車名です。

最新モデル概要とその魅力

2020年2月に発売された新型アコードは、今回のフルモデルチェンジにより10代目となります。ホディ、足回りなどのプラットフォームが刷新されました。ボディサイズは全長4900mm、全幅1860mm、全高1450mmで、従来比で全長-45mm、全幅+10mm、全高-15mmとなっています。軽量化しながらも剛性が強化されたボディで構成された、まさに「新世代プラットフォーム」。グレードは「EX」のみのワンタイプで、人と時代に美しく調和したデザインがコンセプトです。ボディカラーは「プラチナホワイト・パール」、「クリスタルブラック・パール」、「メテオロイドグレー・メタリック」、「ブリリアントスポーティーブルー・メタリック」、「パッションレッド・パール」の5色展開。いずれも高級感ただようパール調、メタリック調の色合いが特徴です。インテリアは、圧倒的な視界を実現したシートレイアウトと車との一体感のある座り心地にこだわり、ドライバーに安心感、爽快感をもたらす空間になっています。また、アクティブノイズコントロールで車内の静寂性を実現。フロントとリア両方にシートヒーターを標準装備しました。ホンダが開発した熱効率世界最高レベルのハイブリットシステム「e:HEV」で、22.8km/L(WLTCモード)の低燃費を実現。2030年度燃費基準95%を達成し、国土交通省による「平成30年排出ガス基準75%低減レベル」として認定されています。アコードとしては初となる「アダプティブ・ダンパー・システム」を採用したことで、「スポーツ」、「ノーマル」、「コンフォート」の3つの走行モードを選ぶことができ、パフォーマンスと乗り心地の両立を実現しました。ホンダの革新的な安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」を標準装備し、予防安全性能評価の最高ランク「ASV+++」を獲得。すぐれた強度を持つ素材を採用したことで、衝突安全性能評価でも最高ランクの「ファイブスター賞」を受賞しました。新型アコードはホンダのブランドを牽引する、先進技術の詰まったコアモデルです。メインターゲットは「ニューエイジ」。年齢に関係なく自分の感性を信じて変化や挑戦をおそれないしなやかなマインドを持つ人々です。