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ホンダ バモス について
車種の特徴
1970年10月に「ホンダ(HONDA)」こと本田技研工業株式会社から誕生した1代目「バモスホンダ」。発売当時の日本ではレジャーカーがブームだったため、軽トラックの構造で、ドアなし、屋根なしというのはユニークなデザインの車として注目されました。パワートレインには360ccの空冷直列2気筒エンジンが搭載され、一部のファンの間では人気でしたが、汎用性に欠けるため1973年に生産終了しました。それから26年後の1999年6月、軽自動車の新規格導入合わせて誕生した2代目「バモス」。「遊びにも使える軽」というコンセプトは1代目から引き継いだまま、商用車ストリートの後継モデルとして、汎用的なデザインの軽ワンボックスカーになりました。ボディサイズは全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,755mm、ボディ形状はセミキャブオーバータイプで、エンジンレイアウトにアンダーフロアミッドシップ構造を採用。エンジンは水冷直列3気筒SOHC4バルブを搭載し、平成19年排出ガス規制にも適合したエンジンは低燃費も実現。最小回転半径4.5mと取り回しのよい走りも特徴です。
6;4分割可倒式リアシートは、足元スペースにすっぽり収納可能のため、大容量のラゲッジルームには自転車2台積載することも可能です。
発売当初は3つのグレード「L」、「M」、「ターボ」があり、それぞれ2輪駆動と4輪駆動が設定されるなど、2012年のマイナーチェンジでグレード「G」に統一されるまでは、ユーザーのニーズに合わせた豊富なラインアップが揃っていました。エアロパーツやローダウンサスによるドレスアップなどで人気となり、現在の軽ミニバンブームの先駆けとなりました。レジャーを楽しむため、ファミリーカーとしてなど、幅広い用途で活用できる車です。
走り性能や燃費ともに大きく向上したモデル軽トールワゴンの台頭により、1999年から長く生産されていた2代目バモスも、2018年5月に生産終了しています。
※記載の文章は、2022年9月時点の情報です。
車名の由来
スペイン語で「さあ、行こう!」という意味の「バモス」。みんなに新たな楽しみをもたらす車でありたい、という願いが込められて命名されました。
最新モデル概要
2代目「バモス」は1999年の発売から、一部改良を重ねてきたロングセラーモデルです。
最新モデルは2015年3月の発売で、マニュアルエアコンディショナーや電波式キーレスエントリーシステムなどが標準装備されています。13インチアルミホイールはローダウンしたバモスの足元をスタイリッシュに引き締めています。
道具や荷物を満載してのキャンプ、自転車やサーフボードを積み込んでのアウトドアスポーツなど、広い荷室を活かした多種多様な使い方ができるのも特徴です。シートを倒してフルフラットのリラックス空間にすることも、折りたたんで長いものを積むなどシートアレンジは自由自在。タイヤの位置がフロントシート下から前方に変わったことで、世界最高水準の衝突安全性を所持。2003年に追加された「バモスホビオ」はハイルーフモデルです。ベルトなどを固定できるナットやフックが多数あるので、吊り下げることや、固定することが可能。カーゴルーム床面とリアシート背面にはワイパブルマットを採用し、水滴や汚れもサッと一拭きすることができます。撥水機能と消臭機能付きのシート表皮と撥水医機能を持ったドアライニングで、汚れや臭いがつきにくくなっています。さらに、ディーラーオプションも豊富で、荷室やエクステリアを自分なりのコーディネートを楽しむことも可能です。
フルモデルチェンジはせず、2018年5月に販売終了し、2018年にバモスの後継車としてN-VANが発売され統合しました。