CR-V(ホンダ)の赤のクルマ

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ホンダ CR-V について

車種の特徴

CR-VはHonda初の自社製SUVです。1995年に初代CR-Vが発売され、当時多かったヘビーな見た目のSUVとは異なる、スタイリッシュな見た目で注目を集めました。日本国内だけでなく海外からの人気も高い車種です。セダンのような走りと乗り心地を兼ね備えた、新しいSUVとして人気を博してきたCR-V。初代発売当初は、セダンのような乗り心地なのにもかかわらず、ワゴン車なみに広い車内スペースを持った4WDの車ということで話題になりました。1995年から6年間発売されたCR-Vはモデルチェンジを4度繰り返し、現行の5代目の姿にたどり着きました。Hondaから販売されている別のSUV車よりもボディサイズが大きく、5代目CR-Vの車両重量は、1,520kg~2,065kg。ボディ全長は4.36m~4.61mです。荷物も多く詰めるのでアウトドアを楽しむ人にも向いています。また、5人乗り仕様と7人乗り仕様の2タイプあり、家族構成や使用用途から選ぶことができるのも特徴のひとつです。また、連続カーブでも曲がりやすいAHA(アジャイル・ハンドリング・アシスト)システムも搭載されており、旋回開始時にハンドル操作に合わせて前輪にブレーキをかけます。また、国内よりも国外をターゲットに作られているので、国内向けSUV自動車よりも、アウトバーンでの走行性やブレーキ性能、登坂性能など、さまざまな国で求められる内容に特化しています。予防安全性能評価の最高ランクを獲得しており、事故に遭わない社会の実現へと近づいた車ともいえるでしょう。
※記事の内容は2021年11月時点の情報です

車名の由来

CR-Vの車名は、快適な、という意味の「Comfortable」と自由に走り回る、という意味の「Runabout」、乗り物という意味の「Vehicle」の頭文字をとって名付けられました。日々の生活の中で誰もが気軽に楽しく、また自由に乗ることができる車になってほしいという願いが込められています。

モデル概要、その魅力は?

フルモデルチェンジを繰り返し、今までの型式よりも内装のグレードが上がり、高級感を感じられるインテリアデザインになったことも魅力のひとつ。e:HEVタイプは2030年度燃費基準に対応。また、全タイプで平成30年排出ガス基準75%低減レベルをクリアしているなど、環境問題にも配慮されている自動車です。もちろん、最新の安全運転支援システムである「Honda SENSING」も搭載されており、ミリ波レーダーが歩行者を感知したり、単眼カメラが前方の対象物の形や大きさを認識したりと、ドライバーをサポート。長距離ドライブでも安心です。さらに渋滞追従機能付きACCやオートハイビームも搭載。ドライブはもちろん、山中の走行もさらに安全になりました。CR-Vの2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」は、ハイブリッドシステムなのにも関わらず、最大トルク315N・mを誇り、力強い加速を実現。低燃費と力強い加速の両方を可能にしました。走り出しから加速が欲しいという人のためにガソリンタイプのCR-Vも用意されています。ガソリンタイプのCR-Vは、1.5Lのターボエンジンを搭載。しかし、回転域が広いトルクのおかげで2.4Lの自然吸気エンジンと並ぶパワフルさを発揮しています。また、悪路でもしっかりと安定した走行性を実現。急な坂道や雪道でも安心できる登坂性能を兼ね備え、ドライバーの走行をサポートしてくれます。ドライバーが運転しやすいよう、ボンネットの高さなどに配慮し、目線はセダン車の高さに設定されています。シフトレバーにはエレクトリックギアセレクターを採用。指先でのシフトチェンジを可能とし、ドライバーのストレス軽減につなげました。また、リアドアがほぼ直角に開くため乗り降りしやすいのはもちろん、荷物の積み下ろしも楽に行うことができます。ドライバーのハンドル操作に応じたドライバー注意力モニターを搭載。居眠り運転や不注意運転をハンドルの振動や、警報音を鳴らすことで知らせます。頻繁に長距離で出かけたり、アウトドアに出かけたりする人にはおすすめの車種といえるでしょう。