コルベット(シボレー)の青のクルマ

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    シボレー コルベット C6 2006年式【車両紹介】

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シボレー コルベット について

車種の特徴

長年にわたり唯一大量生産されたアメリカ車で2シータースポーツカーであるコルベット。コルベットは60年以上の伝統と歴史を持ち、国際規格のモータースポーツで輝かしい実績を残しています。
クルマ好きにウケやすいスタイルや、FRP製アウターパネルなど、1953年デビュー初代モデルからの伝統を今もブレることなく7世代にわたり継承しています。アメリカ車としては珍しいパワーよりもコーナリングやハンドリング性能を重視した作りとなっています。
戦後にアメリカ市場においてライトウェイトスポーツカーの需要が高まってコルベットが誕生。
コンセプトモデルがモーターショーに展示されると大反響となり、すぐに市販化されました。
デビュー当初の初期モデルは、3.8リッターの直列6気筒を搭載。アメリカ車では小型で軽量なスポーツカーで、エンジンパワー150馬力、ミッションは2速ATのみなど、スポーツカーとしてパフォーマンスが低く、ユーザーは期待外れでした。
その後に3速MTや4.3リッターV8エンジンの搭載をはじめ、プラットフォームのセッティングも抜本的に改良したエンジニアが、ベルギー生まれのゾーラ・アーカス・ダントフ氏。
ダントフ氏によりコルベットはパフォーマンスがスポーツカーらしくなり、人気も急上昇。性能向上とともに販売台数も右肩上がりで上昇しました。
V8エンジンの搭載により、エンジン単体での重量は最初に積んだ直6よりV8が20kgも軽くなり、エンジンの全長も短くなり前後の重量配分が適切化され、パワーだけでなくハンドリング面でも良い影響をもたらしました。
2代目モデルへ移行する時には、ミッドシップ化も検討されましたが、「コルベットといえばFR」のイメージがすでにファンの間で定着していたので、2代目以降もFRレイアウトを継承します。
3代目モデルで採用したグラマラスなボディライン「コークボトル」もユーザーに大人気。その後は環境問題対策でパワーダウン、値段も高騰しましたが、それでもなお販売台数を伸ばし続けます。
4代目では、空力を重視したヨーロピアンなデザインを採用。
フレームをラダー式からユニフレーム形状として、ボディ剛性は飛躍的にアップしました。ステアリングはラック&ピニオンとするなど、徹底的に操縦性を高めました。
これによって、世界的にも高く評価され、4代目から本格化した輸出も好調に。日本にも正規輸入車が大量導入され、今も多くのファンを魅了しています。
5代目モデルは日本で、初期型ベースグレードの車両本体価格が530万円。4代目に比べ大幅に安くなったこともあり、人気を高くしました。
6代目モデルでは、ポルシェやフェラーリなどと互角以上の性能だと評されるまでになりました。それにも関わらず、価格は半値というコスパの高さでも注目されました。
現行型7代目モデルは、欧州を意識するあまりコルベットらしさが薄れてしまったという指摘も往年のファンからあります。しかし、ボディパネルはFRP、大排気量OHVのV8を搭載したFRなど、初代からの伝統を守りつつ、世界でも最高レベルの走行性能を確保しています。
※記載の文章は、2023年1月時点の情報です。

車名の由来

「CHEVROLET シボレー」の名は、レーサー兼エンジニアであるスイス生まれの創業者ルイ・シボレーに由来しています。
「CHEVROLET シボレー」はフランス語由来、よりフランス語の発音に近いカタカナ表記は「シェヴォレ」となります。
「Corvetteコルベット」とは、小型の戦艦を意味するフランス語です。
歴代モデルは、たとえば6代目コルベットなら「C6」とコルベットの頭文字Cと何代目か表す数字を組み合わせてマニアを中心に呼ばれています。

最新モデル情報

シボレーは、2024年モデルとしてコルベット史上初の電動4WDモデル「コルベット E-Ray」を2023年1月17日に世界初公開しました。
2023年の後半に北米で発売が予定されており、日本導入時期については未定です。
「コルベット E-Ray」には、電動4WDシステムとV型8気筒 6.2リッターエンジンを採用し、最大トルク470lb.ft、最高出力495HPを出します。
電気モーターをシート間にあるフロアトンネルに設置、バッテリーパック1.9kWhを介することで、前輪に最大トルク125lb.ftと最高出力160HPを供給します。
システム全体では、最高出力が655HP/481kWを発生することができる、市販のコルベットとしては史上最速のものです。
電気駆動「ステルスモード」は、始動する時に選択された際、通常走行のためエンジンがオンになる前の一定の期間、全電動走行を可能にします。最高速は45mph(約72km/h)に設計。
ドライバーが追加のトルクを要求した場合や、E-Ray のバッテリーパックが消耗してしまった場合、車両速度が制限を超えてしまった場合には、エンジンは自動的に作動します。
電化推進システムを活用しトラックのパフォーマンス向上をさせる場合には、E-Ray の eAWD コントロール システムは、必要に応じてフロント アクスルにトルクを適用。Charge+ 機能を使用することで、長時間のラップでバッテリー充電状態を最大化することが可能に。パフォーマンス トラクション マネージメント (PTM) モードはカスタム設計され、eAWD 推進システムと連携し最適化されます。
2024年モデルとなるコルベット E-Rayは2023年に発売、メーカー希望小売価格は1LZ クーペが104,295ドル、1LZ コンバーチブル モデルが111,295ドルです。
製造はケンタッキー州GMのボウリンググリーンアセンブリー施設にて行われています。