レンジローバーヴォーグ(ランドローバー)の茶のクルマ

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ランドローバー レンジローバーヴォーグ について

車種の特徴

「レンジローバーヴォーグ」は、イギリスを代表するSUVのブランドであるレンジローバーシリーズのひとつで、ジャガー・ランドローバーが販売を開始しました。2014年のフルモデルチェンジした現行モデルから、「レンジローバー」と改められ、「ヴォーグ」はグレード名となりました。「レンジローバーヴォーグ」は、ランドローバーならではの高いオフロード性能と、優れた快適性を持つオンロード性能を併せ持つ、プレミアムSUV車です。
2008年3月発売モデルでは、ジャガー製である4.2LV8スーパーチャージドエンジンが搭載された「4.2 V8 Supercharged」、4.4L V8エンジンが搭載された「4.4 V8」の2車種を展開しました。2009年6月発売モデルでは、新たに開発した5.0LV8エンジンが搭載された「5.0V8」、同じく新たに開発された5.0LV8スーパーチャージャーエンジンが搭載の「5.0V8スーパーチャージド」が設定されました。 業界初であるトルク駆動独立デュアル可変カムシャフトタイミング、センターマウントスプレーガイデッド・ガソリン噴射システムを搭載。最高出力は、「5.0V8」が375ps(276kW)/6500rpm、「5.0V8スーパーチャージド」は510ps(375kW)/6000〜6500rpmと歴代最高のパワーを獲得しています。一方で消費燃料を約7%削減し、CO2についても約7%削減しました。また、「5.0V8スーパーチャージド」にはアダプティブ・ダイナミクス・システムが搭載されています。路面の状況を随時監視し、ドライビングのスタイルから車両挙動を予測します。それにより、連続的に適切なダンパーの設定を行い、高い快適性とボディコントロールを可能にしました。4代目のレンジローバー(2013.3.2)から、SUVでは初となるオールアルミ製モノコックボディに変更され、420kgもの軽量化を実現しています。2020年には、フルモデルチェンジした第5世代の「レンジローバー」が、日本で受注を開始しました。オフロード性能を維持し、新しく5リンク化されたリアアクセルや、電子制御エアサスペンションを標準装備し、操縦安定性と乗り心地が一層向上しました。後輪には、四輪操舵である4WS機能を装備し、SWBモデルでは10.95m、LWBモデルでは11.54mの回転直径を実現させています。
※記載の文章は、2022年11月時点の情報です。

車名の由来

「レンジローバー」の英語記述は「Range Rover」です。「Range(レンジ)」は、範囲、領域などとの意味で、「Rover(ローバー)」は、さまよう、動き回るなどの意味を持ちます。「Range Rover(レンジローバー)」と合わせると、自由に移動する者という意味合いで名づけられました。

モデルの概要、その魅力は

「レンジローバーヴォーグ」は、グレードによりオプション設定が大きく異なります。最上位グレードの「オートバイオグラフィー」は、豪華な装備や作り手の思いを感じる内装です。専用デザインである20インチアロイホイールの装備、パーフォレイテッド・プレミアムレザー、harnan/kardonのオーディオの搭載により、高級感を演出しています。また、世界初デュアルビュー・タッチスクリーンディスプレイが採用され、ナビゲーション画面をドライバーが見ている間も、助手席でDVD鑑賞などをすることが可能です。2012年モデルでからは、エクステリアもより高級感のあるものへと進化しました。ヘッドランプ内のバックプレートはグロスブラックに変更し、ホイールセンターキャップには、ロゴの「RANGE ROVER(レンジローバー)」が入ります。
現行の新型レンジローバーではボディタイプは2種類、スタンダードホイールベース(5,052mm)、ロングホイールベース(5,252mm)になりました。シートのレイアウトは、4人乗り、5人乗り、レンジローバー初となる7人乗り(LWBのみ)を設定しています。インテリアは、革新的なテクノロジーを採用しました。新たな「アクティブ・ノイズ・キャンセレーション」技術で、走行中も静かな室内環境を可能としています。アレルゲン低減・ウイルス除去が可能なデュアル「ナノイーX」を搭載した「空気清浄システムプロ」も採用され、乗員の快適さに加え、健康にまで配慮した車内空間です。「レンジローバーヴォーグ」は、高級感のあるラグジュアリーでプレミアムなSUVとして、存在感を示し続けています。