「スズキ スイフトスポーツ(3代目・2011〜2016年)」手頃な価格で熱い走りを楽しめるホットハッチ【人気モデル購入徹底ガイド】

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歴代スイフトに設定される、走りに特化したモデルであるスイフトスポーツ。世界戦略車として開発されたスイフトはベース車両でも走りに定評がありますが、そこからさらに運動性能を磨き、モータースポーツを楽しむ人からも熱い支持を得るほどの性能が与えられています。

【サマリー】ライバルモデルに勝つために運動性能を高めたスポーツグレード

スイフトはヨーロッパでBセグメントと呼ばれるクラスにカテゴライズされるモデル。このセグメントはほかにトヨタ ヤリス(ヴィッツ)、フォルクスワーゲン ポロ、ルノー クリオ(ルーテシア)などの人気モデルがひしめく激戦区となります。

ここにスズキが投入したスイフトは、目の肥えたヨーロッパの人々を満足させるために安価でありながらキビキビとした走りが楽しめるモデルに仕立てられました。

スイフトスポーツはこのスイフトをベースに「The sporty flagship」というコンセプトで開発されたモデル。車体の軽量化や高出力エンジンの搭載、専用のサスペンションなどを採用し、「走る・曲がる・止まる」というクルマの基本性能を磨き上げたホットハッチです。

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【外観スタイル】ひと目でスイフトとは違うことがわかるスポーティなルックス

ベースとなった3代目スイフトのデザインは2代目のキープコンセプトでまとめられながらも、新プラットフォームの採用によりホイールベースが40mm拡大。ライトなどが大型化されたこともあり、2代目より一回り大きくなりました。

3代目スイフトスポーツは大開口のフロントグリル、3本のフィンが入った大型フォグランプベゼル、サイドアンダースポイラー、デュアルエキゾーストパイプ、17インチアルミホイールなどで、スポーツモデルらしいアグレッシブなデザインとなっています。ボディカラーはスイフトスポーツを象徴するチャンピオンイエローを含め、全6色が用意されました。

【インテリア】ドライバーのやる気を高めるレッドステッチを採用

黒を基調としてステアリング、シフトブーツ、シートなどに赤いステッチを加えることで、走りをイメージさせるスポーティなインテリアに仕立てられています。

フロントシートは攻めた走りをした際も体をしっかり支えるバケットタイプで、Sportのロゴが入った専用表皮が採用されました。メーターは専用の5眼タイプで、それぞれのメーターにはシルバーリングが縁取られています。

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【走り・燃費】高性能なシャシーにより心地いいハンドリングを実現

搭載される1.6L M16A型エンジンは可変吸気システムや吸気VVT制御の最適化、冷却システムの改善など、スイフトスポーツ専用のチューニングが施されています。これにより発売時でクラストップとなる100kW(136ps)を発揮。絶対的なパワーがあるわけではありませんが、高回転まで気持ち良く回るので、胸のすくような走りを味わえます。

トランスミッションは2~5速ギヤをクロスレシオ化した6速MTとCVTが用意されました。JC08モード燃費は6MT車が14.8km/L、CVT車は15.6km/Lになります。

そして何よりスイフトスポーツの魅力はハンドリングの良さ。これを実現しているのが安定性と応答性を高次元でバランスさせたシャシーです。リアサスペンションはスイフトスポーツ専用設計。フロントサスはストラットが大径化されています。ショックアブソーバーはモンロー、ブレーキは大型ディスクブレーキが採用されました。

【安全装備】スズキ セーフティ サポートの設定はなし

スズキは先進安全装備パッケージであるスズキ セーフティ サポートを各車に搭載していますが、この世代のスイフトスポーツには搭載されませんでした。先進技術としては約45~100km/hの間で設定が可能なクルーズコントロールを標準装備。CVT車には坂道での発進を補助するヒルホールドコントロールが備わりました。

【グレード構成】6速MTか、CVTかを選ぶことができる

スイフトスポーツはモノグレードで、6速MT車とパドルシフト付きのCVT車の2種類が用意されました。駆動方式はどちらもFFになります。新車時価格は6速MT車が168万円、CVT車が174万8,250円というバーゲンプライスともいえる価格設定でした。

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【マイナーチェンジ&改良一覧】モデルチェンジまで大きな変更点はなし

ベースとなった3代目スイフトは2010年9月にフルモデルチェンジ。3代目スイフトはそれから1年少し遅れ、6速MT車が2011年12月、CVT車が2012年1月に発売されました。

スイフトは2013年7月、燃費性能に優れた新開発エンジンと低燃費化技術のひとつであるエネチャージが搭載されるグレードが設定されるなどの改良が施されました。しかしスイフトスポーツは4代目へのフルモデルチェンジまで改良は施されていません。

2014年4月には消費税率が5%から8%に変更されたことで6速MT車が172万8,000円、CVT車が179万8,200円に変更されました。

【スイフトのおすすめモデル#1】王道の選択である6速MT車

かつては日本車にも、手頃な価格で走りを存分に楽しめるホットハッチがいくつかありました。しかし、現在ではほぼ絶滅状態になっています。その意味でスイフトスポーツはとても希少な存在です。そんなスイスポを存分に楽しむなら、やはり6速MT車が王道の選択となります。

ワインディングで高回転まで引っ張りながら軽いボディを操りコーナーをクリアしていくのは格別です。しかも絶対的なパワーが大きいわけではないので、街なかや高速道路でもクルマを走らせる楽しさを味わうことができます。

【スイフトのおすすめモデル#2】十分に楽しめるCVT車

じゃあスイスポらしい走りは6速MTじゃないと味わえないかというと、そんなことはありません。CVT車には7速MTモードがついたパドルシフトが備わります。MTに比べるとダイレクト感は劣りますが、それでもパドルシフトを操作しながら走るのは楽しいもの。運転免許がAT限定の人、家族で使うのでMTは選びにくい人、MTの操作に自信がない人でもスイフトスポーツを選ぶ価値は十分にあります。

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スイフトスポーツは新車時価格が200万円を大きく下回っていたこともあり、中古車相場がかなり安くなっています。総額100万円以下の中古車も多いので、「家族で使うクルマとは別に趣味用のクルマが欲しい」「初めてのクルマで走りを楽しめるものが欲しい」という人にもおすすめできるモデルです。小排気量車を高回転まで回して走る楽しさを存分に味わってください!

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※この記事は、2023年1月時点での情報で執筆しています

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