フィアットの車検費用の相場はいくら?車検前にチェックしたい注意事項まとめ【2023年版】

未分類 カーライフを賢く楽しむ クルマの点検・車検

おしゃれなデザインの小粋なコンパクトカーを得意としているイタリアのブランド、フィアット。近年では電気自動車もラインナップに加わりました。そんなフィアットの車検事情をモデルごとに20年ほど前のものから最新型までのモデルについて調べてみました。

フィアットのクルマの車検を受ける前に……

「イタリア車は壊れやすい」という話は本当か?

フィアットに限らず日本では「ラテン系」とも呼ばれるイタリア車やフランス車は、小さくても熱く楽しい走りが味わえるモデルとしてコアなクルマ好きから人気がある一方で、一般的には「すぐに壊れる」といわれてきました。これは事実なのでしょうか。

結論をいうと事実。理由としては「日本とヨーロッパの気候差による部品の耐久性の違い」「メンテナンスに対する考え方の違い」などが挙げられます。また、新機構が搭載されたときはそれに関連する部品の信頼性があまり高くなく、何年か経つと壊れてしまうことがあるという話もありました。

一方で、比較的新しいモデルだとみなさんが思うほど壊れないものです。筆者は8年ほどフィアット500Cに乗っていますが、数年に一度ABSの警告灯が点灯して修理する程度で、世間でいわれるほど「壊れる」という印象はありません。

ただ、ネットなどを見ていると2ペダルMTであるデュアロジックやオートエアコンの故障などを目にします。詳細は割愛しますが、このあたりは乗り方・使い方も影響するところがあるようです。クルマは機械なので「絶対に壊れない」とはいえませんが、そこまで臆病にならなくても大丈夫。不安な人は購入時に維持する際の注意点をお店から聞いておくといいでしょう。

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車検費用にはどんなものがある?

車検費用は、「法定費用」と「整備費用」の2つがあります。法定費用は国が定めた自動車重量税と自賠責保険料(自動車賠償責任保険)と印紙代で、日本中どこで車検を受けても金額が変わりません。一方で整備費用は、車検を受ける店、工場によって金額が変わってきます。

自賠責保険は25ヵ月分かけるケースもある

自賠責保険は、次回車検までの期間分加入します。次回車検までなら24ヵ月の加入でいいのですが、実は車検の有効期限満了は夜24時までなのに対し、自賠責保険の有効満了は正午12時までと、12時間のズレがあります。そのため、車検をギリギリのタイミングで受ける場合、数時間の保険未加入期間が発生してしまいます。

自賠責保険に加入していないクルマは公道を走行できないだけでなく、車検を通すこともできません。このような事態を防ぐために自賠責保険を25ヵ月分かけるケースがあります。

※本企画では自賠責保険料を24ヵ月で計算しています。

「500(チンクエチェント)」の車検費用の相場と注意事項

「500」の法定費用

■3代目500(2008年3月〜)の法定費用

自動車重量税 1.2Lモデル:¥16,400
ツインエアモデル・1.4Lモデル・1.2ラウンジ・500C:¥24,600
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥38,010〜¥46,910

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。
※自動車重量税が「13年経過」の重加算対象車は、1t以下が¥22,800、1.5t以下が¥34,200になります。

「500」の車検整備費用

現行型フィアット500はロングセラーモデルになっていて、初期モデルはすでに自動車重量税が「13年経過」の重加算対象になっています。そのため、車検時に消耗部品等の交換が必要になるケースが高くなります。ただ、大型SUVやドイツのプレミアムモデルに比べるとパーツ代はそこまで高くないはずです(同クラスの日本車よりは高いケースが多いですが)。

編集部がインターネットで調べたところでは、5〜20万円台が最も多い車検整備費用の価格帯でした。

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「パンダ」の車検費用の相場と注意事項

3代目パンダ(2013年6月〜)

2代目パンダ(2004年7月〜2012年4月)

「パンダ」の法定費用

■3代目パンダ(2013年6月〜)の法定費用

自動車重量税 ¥24,600
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥46,210〜¥46,910

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

■2代目パンダ(2004年7月〜2012年4月)の法定費用

自動車重量税 FFモデル:¥16,400
4WDモデル:¥24,600
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥38,010〜¥46,910

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。
※自動車重量税が「13年経過」の重加算対象車は、FFモデルが¥22,800、4WDモデルが¥34,200になります。
※自動車重量税が「18年経過」の重加算対象車は、FFモデルが¥25,200、4WDモデルが¥37,800になります。

「パンダ」の車検整備費用

現行型となる3代目もデビューから10年、2代目のニューパンダは後少しでデビューから20年経つモデルです。3代目の高年式車は車検時の消耗部品交換は少ないでしょうが、ある程度年式が経ったものはタイヤ、バッテリー、ブレーキ、ワイパーなどのゴム類などを交換するケースも出てきます。

編集部がインターネットで調べたところでは、3代目パンダで5〜20万円台が最も多い車検整備費用の価格帯でした。2代目パンダの車検費用はインターネットで調べても出てきませんでしたが、3代目より多めと見ておいたほうがいいでしょう。

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「500X」の車検費用の相場と注意事項

「500X」の法定費用

■初代500X(2015年10月〜)の法定費用

自動車重量税 ¥24,600
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥46,210〜¥46,910

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

「500X」の車検整備費用

デビュー時のものは3度目の継続車検の時期なので、消耗部品の交換を頭に入れておきたいところ。コンパクトSUVの500Xはタイヤサイズが大きいため、500やパンダに比べると交換費用は高めになります。

編集部がインターネットで調べたところでは、5〜20万円台が最も多い車検整備費用の価格帯でした。

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フィアットの車検費用を「安く・安心」に済ませる方法〜「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。

※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。

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※この記事は、2023年2月時点での情報を元に執筆しています。

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