プジョーの車検費用の相場はいくら?車検前にチェックしたい注意事項まとめ【2023年版】

カーライフを賢く楽しむ クルマの点検・車検

高いデザイン性としなやかな走りで人気があるフランスのブランド、プジョー。日本ではもともとコンパクトカーやステーションワゴンを得意としていましたが、近年ではSUVもラインナップに加わっています。そんなプジョーの車検事情をモデルごとに20年ほど前のものから最新型までのモデルについて調べてみました。

プジョーのクルマの車検を受ける前に……

「フランス車は壊れやすい」という話は本当か?

日本では昔から「フランス車は壊れやすい」といわれてきました。果たして本当に壊れやすいのでしょうか。

確かに一昔前までのフランス車は日本車に比べると壊れやすい部分もありました。さまざまな理由がいわれますが、大きなものとしては「日本とヨーロッパの気候差による部品の耐久性の違い」「メンテナンスに対する考え方の違い」などが挙げられます。また、新機構が搭載されたときはそれに関連する部品の信頼性があまり高くなく、何年か経つと壊れてしまうことがあるという話もありました。

ただ、現在ではグローバルで利用されることを前提にした耐久性の向上のほか、日本製の部品が使われたりもしているので、信頼性はかつてよりかなり高くなっています。J.D.パワー社が2018年にドイツで行った『故障が少ないメーカー調査』で、プジョーは6位に入っていました(日本メーカーより上位にいます)。

クルマは機械製品なので「絶対に壊れない」とはいえませんが、新しいモデルならそこまで心配しなくてもいいはずです。

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車検費用にはどんなものがある?

車検費用は、「法定費用」と「整備費用」の2つがあります。法定費用は国が定めた自動車重量税と自賠責保険料(自動車賠償責任保険)と印紙代で、日本中どこで車検を受けても金額が変わりません。一方で整備費用は、車検を受ける店、工場によって金額が変わってきます。

自賠責保険は25ヵ月分かけるケースもある

自賠責保険は、次回車検までの期間分加入します。次回車検までなら24ヵ月の加入でいいのですが、実は車検の有効期限満了は夜24時までなのに対し、自賠責保険の有効満了は正午12時までと、12時間のズレがあります。そのため、車検をギリギリのタイミングで受ける場合、数時間の保険未加入期間が発生してしまいます。

自賠責保険に加入していないクルマは公道を走行できないだけでなく、車検を通すこともできません。このような事態を防ぐために自賠責保険を25ヵ月分かけるケースがあります。

※本企画では自賠責保険料を24ヵ月で計算しています。

「208」の車検費用の相場と注意事項

2代目208(2020年7月〜)

「208」の法定費用

■2代目208(2020年7月〜)の法定費用

自動車重量税 e-208:免税
ガソリンモデル:¥24,600
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥21,610〜¥46,910

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

■初代208(2012年11月〜2020年6月)の法定費用

自動車重量税 ¥24,600
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥46,210〜¥46,910

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

「208」の車検整備費用

2代目となる現行型208は、2023年7月から初回継続車検を迎えるクルマが出てきます。そのため本稿執筆時点ではサンプルがありませんが、まだ新しいモデルなので5〜10万円程度の整備費用を考えておけば大丈夫でしょう。初代208の車検整備費用をインターネットで調べたところ、ブレーキやタイヤなどの消耗部品の交換が必要になっているクルマもあり、5〜25万円台が最も多い車検整備費用の価格帯でした。

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「308」の車検費用の相場と注意事項

2代目308(2014年11月〜2022年3月)

初代308(2008年6月〜2014年10月)

「308」の法定費用

■2代目308(2014年11月〜2022年3月)の法定費用

自動車重量税 ¥24,600
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥46,210〜¥46,910

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

■初代308(2008年6月〜2014年10月)の法定費用

自動車重量税 ¥24,600
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥46,210〜¥46,910

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。
※自動車重量税が「13年経過」の重加算対象車は¥34,200になります。

「308」の車検整備費用

308の現行型となる3代目は2022年4月に登場したため、初回継続車検はしばらく先になります。2代目は高年式車だとまだ大掛かりな部品交換は必要ないですが、デビュー時のものは車検時に消耗部品の交換が必要になるケースが増えてきます。初代も消耗部品の交換などが必要になると考えておいたほうがいいでしょう。

編集部がインターネットで調べたところでは、2代目で5〜20万円台でした。初代の車検費用の情報は見つけることができませんでしたが、10〜30万円程度見ておくといいでしょう。

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「508」の車検費用の相場と注意事項

2代目508(2018年11月〜)

初代508(2011年7月〜2018年10月)

「508」の法定費用

■2代目508(2018年11月〜)の法定費用

自動車重量税 GTハイブリッド:免税
アリュール(セダン):¥24,600
その他:¥32,800
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥21,610〜¥55,110

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

■初代508(2011年7月〜2018年10月)の法定費用

自動車重量税 ¥32,800
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥54,410〜¥55,110

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

「508」の車検整備費用

2代目はまだ初回継続車検を受けるタイミングで、2023年後半から2度目の継続車検がスタートします。このタイミングだとまだ大掛かりな整備は必要ないはず。初代は消耗部品の交換も考慮しておきましょう。

編集部がインターネットで調べたところでは、2代目で5〜20万円台でした。初代の車検費用の情報は見つけることができませんでしたが、10〜30万円程度見ておくといいでしょう。

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「2008」の車検費用の相場と注意事項

2代目2008(2020年9月〜)

初代2008(2014年2月〜2020年8月)

「2008」の法定費用

■2代目2008(2020年9月〜)の法定費用

自動車重量税 e-2008:免税
ガソリンモデル・ディーゼルモデル:¥24,600
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥21,610〜¥46,910

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

■初代2008(2014年2月〜2020年8月)の法定費用

自動車重量税 ¥24,600
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥46,210〜¥46,910

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

「2008」の車検整備費用

2008の2代目となる現行型は2023年9月頃から初回継続車検を受けるクルマが出てくるので、現段階では車検整備費用のサンプルはありません。初代は2016年8月までの前期型だと3〜4回目の継続車検になるため、消耗部品の交換などが多く発生する可能性が高くなります。

編集部がインターネットで調べたところでは、初代で10〜30万円台が最も多い車検整備費用の価格帯でした。

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「3008」の車検費用の相場と注意事項

2代目3008(2017年3月〜)

初代3008(2010年6月〜2017年2月)

「3008」の法定費用

■2代目3008(2017年3月〜)の法定費用

自動車重量税 GTハイブリッド(初回継続車検):免税
ガソリンモデル:¥24,600
ディーゼルモデル:¥32,800
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥21,610〜¥55,110

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

■初代3008(2010年6月〜2017年2月)の法定費用

自動車重量税 2014年3月以降のモデル:¥24,600
2014年2月までのモデル:¥32,800
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥21,610〜¥55,110

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。
※自動車重量税が「13年経過」の重加算対象車は¥45,600になります。

「3008」の車検整備費用

現行型となる2代目3008は初回継続車検だと最低限の消耗部品交換で済むはずですが、2度目の継続車検だと乗り方によってはタイヤなどの交換が必要になることも考えられます。初代は自動車重量税が「13年経過」の重加算対象になるものも出てくる時期。車検ではブレーキ、タイヤ、バッテリー、ゴム類などの消耗部品交換が必要になる可能性があります。

編集部がインターネットで調べたところでは、2代目で5〜20万円台が最も多い車検整備費用の価格帯でした。初代の車検費用の情報は見つけることができませんでしたが、10〜30万円程度見ておくといいでしょう。

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プジョーの車検費用を「安く・安心」に済ませる方法〜「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。

※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。

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※この記事は、2023年2月時点での情報を元に執筆しています。

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