ボルボの車検費用の相場はいくら?車検前にチェックしたい注意事項まとめ【2023年版】

カーライフを賢く楽しむ クルマの点検・車検

高い安全性、そして北欧の国ならではのインテリアのデザイン性から日本でも人気があるスウェーデンのブランド、ボルボ。そんなボルボの車検事情をモデルごとに20年ほど前のものから最新型までのモデルについて調べてみました。

ボルボのクルマの車検を受ける前に……

車検費用にはどんなものがある?

車検費用は、「法定費用」と「整備費用」のふたつがあります。法定費用は国が定めた自動車重量税と自賠責保険(自動車賠償責任保険)料と印紙代で、日本中どこで車検を受けても金額が変わりません。一方で整備費用は、車検を受ける店、工場によって金額が変わってきます。

「ボルボは維持費が高い」という話は本当か?

インターネットでは「ボルボは維持費が高い」という記事を見かけることがあります。これは事実なのでしょうか。

これは輸入車全般にいえることですが、整備をする際の部品代が国産車よりも高い傾向にあります。これは本国から部品を輸入するため、その運搬料が載せられているからです。また、正規ディーラーだと車検費用も高めの見積もりが出てくることが多くなります。これは人件費が車検専門店より高い、お客さんにいい状態でクルマ乗ってもらうために消耗部品の交換が車検専門店より多い、などが理由です。

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自賠責保険は25ヵ月分かけるケースもある

法定費用に属する自賠責保険は、次回車検までの期間分加入します。次回車検までなら24ヵ月の加入でいいのですが、実は車検の有効期限満了は夜24時までなのに対し、自賠責保険の有効満了は正午12時までと、12時間のズレがあります。そのため、車検をギリギリのタイミングで受ける場合、数時間の保険未加入期間が発生してしまいます。

自賠責保険に加入していないクルマは公道を走行できないだけでなく、車検を通すこともできません。このような事態を防ぐために自賠責保険を25ヵ月分かけるケースがあります。

※本企画では自賠責保険料を24ヵ月で計算しています。

「XC40」の車検費用の相場と注意事項

初代XC40(2018年3月〜)

「XC40」の法定費用

■初代XC40(2018年3月〜)の法定費用

自動車重量税 ¥24,600
プラグインハイブリッド:免税
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥21,610〜46,910

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

「XC40」の車検整備費用

XC40のEVモデルとなるXC40リチャージは2022年に日本導入されたばかりなので、まだ初回継続車検までは時間があります。初期のガソリンモデルだと乗り方によってはタイヤを始めとする消耗部品の交換が必要になるケースもあるでしょうが、初回継続車検を受ける年式のものならそこまで費用はかからないでしょう。

編集部がインターネットで調べたところでは、7〜20万円台が最も多い車検整備費用の価格帯でした。

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「XC60」の車検費用の相場と注意事項

2代目XC60(2017年10月〜)

初代XC60(2009年8月〜2017年9月)

「XC60」の法定費用

■2代目XC60(2017年10月〜)の法定費用

自動車重量税 ¥32,800
プラグインハイブリッド(初回継続車検):免税
プラグインハイブリッド(2度目の継続車検):¥25,000
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥21,610〜55,110

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

■初代XC60(2009年8月〜2017年9月)の法定費用

自動車重量税 ¥32,800
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥21,610〜55,110

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。
※自動車重量税が「13年経過」の重加算対象車は¥45,600になります。

「XC60」の車検整備費用

XC60の2代目は初期モデルが2度目の継続車検を受ける時期。新しいものだとまだ車検費用が高くなるケースは少ないですが、2度目の継続車検だと乗り方によってはさまざまな部品交換が発生する可能性があります。初代は自動車重量税の重加算対象車もある年式なので、車検時は整備費用がある程度必要になると思っておいたほうがいいでしょう。

編集部がインターネットで調べたところでは、2代目は7〜20万円台、初代は10〜30万円台が最も多い車検整備費用の価格帯でした。

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「XC90」の車検費用の相場と注意事項

2代目XC90(2016年1月〜)

初代XC90(2003年5月〜2015年12月)

「XC90」の法定費用

■2代目XC90(2016年1月〜)の法定費用

自動車重量税 ¥41,000
プラグインハイブリッド(初回継続車検):免税
プラグインハイブリッド(2度目の継続車検):¥25,000
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥21,610〜63,310

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

■初代XC90(2003年5月〜2015年12月)の法定費用

自動車重量税 ¥41,000
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥21,610〜63,310

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。
※自動車重量税が「13年経過」の重加算対象車は¥57,000、「18年経過」の重加算対象車は\63,000になります。

「XC90」の車検整備費用

2代目でもXC90の初期モデルは3度目の継続車検の時期を迎えます。このタイミングだと定期交換部品に加えて消耗部品の交換が必要になってきます。そのため、車検費用はある程度予算をみておきたいところ。初代は自動車重量税の重加算対象車が増えているモデルです。2代目以上に車検の予算をとっておいたほうがいいでしょう。

編集部がインターネットで調べたところでは、2代目は7〜25万円台が最も多い車検整備費用の価格帯でした。初代の情報は見つかりませんでしたが、20〜40万円ほど見ておいたほうがよさそうです。

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「V40」の車検費用の相場と注意事項

2代目V40(2013年2月〜2020年12月)

「V40」の法定費用

■2代目V40(2013年2月〜2020年12月)の法定費用

自動車重量税 T2・T3・T4:¥24,600
T5・D4:¥32,800
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥46,210〜55,110

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

「V40」の車検整備費用

V40の2代目初期モデルはデビューから10年が経過。4度目の車検を迎えるクルマが増えている時期です。高年式の後期型は車検整備費用をそこまで心配する必要はないですが、前期型だと消耗部品の交換などを頭に入れておいたほうがいいでしょう。

ただ、編集部がインターネットで調べたところでは正規ディーラーでの車検でも高額な車検費用になっているものは見当たらず、5〜20万円台が最も多い車検整備費用の価格帯でした。

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「V60」の車検費用の相場と注意事項

2代目V60(2018年9月〜)

初代V60(2011年6月〜2018年8月)

「V60」の法定費用

■2代目V60(2018年9月〜)の法定費用

自動車重量税 ¥32,800
プラグインハイブリッド(初回継続車検):免税
プラグインハイブリッド(2度目の継続車検):¥25,000
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥21,610〜55,110

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

■初代V60(2011年6月〜2018年8月)の法定費用

自動車重量税 ¥32,800
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥54,410〜55,110

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

「V60」の車検整備費用

2代目V60はこれから2度目の継続車検を受けるクルマが出てくる時期。乗り方によっては消耗部品の交換が出てきます。ただ、インターネットを見てみると、そこまで高額な車検整備費用にはなっていないようです。初代はもうすぐ自動車重量税の重加算が始まるころということもあり、ある程度車検整備費用がかかると思っておいたほうがいいでしょう。

編集部がインターネットで調べたところでは、2代目は7〜20万円台、初代は10〜25万円台が最も多い車検整備費用の価格帯でした。

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「S60」の車検費用の相場と注意事項

3代目S60(2019年11月〜)

2代目S60(2011年3月〜2019年9月)

2代目S60(2011年3月〜2019年9月)

「S60」の法定費用

■3代目S60(2019年11月〜)の法定費用

自動車重量税 ¥32,800
プラグインハイブリッド(初回継続車検):免税
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥21,610〜55,110

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

■2代目S60(2011年3月〜2019年9月)の法定費用

自動車重量税 ¥32,800
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥54,410〜55,110

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

■初代S60(2001年1月〜2011年2月)の法定費用

自動車重量税 ¥32,800
2.4L NAモデル:24600
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600)
認証工場:¥2,300
合計 ¥54,410〜55,110

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。
※自動車重量税が「13年経過」の重加算対象車は、¥45,600、2.4L NAモデルが¥34,200になります。
※自動車重量税が「18年経過」の重加算対象車は\50,400、2.4L NAモデルが¥37,800になります。

「S60」の車検整備費用

S60の車検整備は、基本的にエステートのV60と同じ相場と思っていいでしょう。3代目で初回継続車検を受ける場合は消耗部品の交換はシビアに考えなくても大丈夫。2代目と初代は部品交換などが必要になるケースが増えてくると考えておいた方がよさそうです。

編集部がインターネットで調べたところでは、3代目は7〜20万円台、2代目は10〜25万円台が最も多い車検整備費用の価格帯でした。初代の情報はインターネットで見つかりませんでしたが、20〜40万円程度必要になると考えておきたいところです。

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ボルボの車検費用を「安く・安心」に済ませる方法〜「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。

※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。

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※この記事は、2023年2月時点での情報を元に執筆しています。

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