「マツダ アテンザ(3代目・2012〜2019年)」新世代のマツダを象徴するSKYACTIV技術と魂動デザインが採用されたフラッグシップモデル【人気モデル購入徹底ガイド】

クルマを選ぶ 車種ガイド

初代はマツダのスポーティセダンかつフラッグシップモデルとして登場したアテンザ。初代からワゴンも用意されています。2012年12月に登場した3代目はフラッグシップ色を強め、2019年8月に車名をマツダ6へ変更したものの、今も販売され続けているロングセラーとなっています。

【サマリー】新世代のマツダを象徴するフラッグシップモデル

2012年11月に登場した3代目となるマツダのフラッグシップモデル。新世代のマツダを象徴するスカイアクティブ技術と魂動デザインが採用されています。日本だけでなく海外でも販売されるグローバルモデルで、セダンとワゴンがあり、メルセデス・ベンツCクラスやBMW 3シリーズをライバルとしたDセグメントにカテゴライズされます。海外でも評価が高く、2019年には日本でも海外名の「マツダ6」に名称が統一されました。

【外観スタイル】フラッグシップモデルの品格と、エモーショナルで躍動感のある造形が融合

マツダの魂動デザインによって、フラッグシップモデルにふさわしい知性や品格と、エモーショナルで躍動感のある造形が融合されたデザインにまとめられました。現行型のセダンの3サイズは全長4,865mm×1,840mm×1,450mm、ワゴンが全長4,805mm×1,840mm×1,480mm。

【インテリア】見た目だけでなく触感にもこだわられた高い質感を備えた

素材の質感を感じられる上質なインテリア。視覚的な美しさだけでなく触感の心地よさにもこだわった仕上がりになっています。2014年11月から、スマートフォンと連携してインターネットに接続し、ナビ機能も利用できる「マツダコネクト」が採用されました。

【走り・燃費】ディーゼルと2種類のガソリン、ガソリンターボの4種類

デビュー時のエンジンは2.2Lディーゼルと2Lガソリン、2.5Lガソリンの3機種。いずれも6速ATのほか、ディーゼル車には6速MTも用意されました。2019年7月にマツダ6へと移行する際、2.5Lガソリンターボが追加されています。2020年1月時点のWLTCモード燃費は12.4km/L〜19.6km/L。

【安全装備】デビュー時から用意されているi-ACTIVSENSEは年々進化

デビュー時から衝突被害軽減ブレーキを含む「i-ACTIVSENSE」(アイ・アクティブセンス)を用意。2013年11月から衝突被害軽減ブレーキが全車標準装備となりました。その後i-ACTIVSENSEは度々機能が進化することになり、2017年8月には全車標準装備となりました。

【グレード構成】ラグジュアリー仕様や安全装備充実グレードが用意された

デビュー時のグレードは2.2Lディーゼルエンジン搭載のXD、2Lガソリンの20S、2.5Lガソリンの25S。XDと25Sにはラグジュアリー仕様のLパッケージも用意されました。車両本体価格は250〜340万円。

2014年11月にアダプティブLEDヘッドライト、ブラインドスポットモニタリング、レーンキープアシストシステムを標準装備した新グレード「PROACTIVE」が25SとXDに追加されました。

2019年7月にマツダ6へ移行した際に、2.5Lターボエンジン搭載車の25Tが追加されました。なお25Tはブラック基調のインテリアとした25T Sパッケージのモノグレードです。

【マイナーチェンジ&改良一覧】マイナーチェンジを繰り返しながら進化を続ける

燃費効率を大幅に高めたディーゼルとガソリンエンジン、高効率のトランスミッション等、当時のマツダの最新技術で、今も同社を象徴するスカイアクティブ技術を搭載する3代目アテンザ。デザイン面でも同年2月に登場したCX-5に続き、現在のマツダ車を象徴する魂動デザインが採用されています。

デビュー時から衝突被害軽減ブレーキを含む「i-ACTIVSENSE」が用意されていましたが、2013年11月から衝突被害軽減ブレーキが全車標準装備となりました。

2014年11月:マイナーチェンジ デザインを変更し、機能を向上

エクステリア・インテリアデザインが変更されたほか、新構造の前後ダンパーの採用などにより、乗り心地を高め、NVH性能の向上も図られています。

同時に先進安全運転支援機能であるi-ACTIVSENSEの機能も大きく向上。ハイビーム走行時に対向車等を眩惑させないよう、照射範囲を当該部分だけ避けるように自動制御するアダプティブLEDヘッドライトや、マツダ初のレーンキープアシストシステムなどが採用されています。

さらに2016年8月にはインテリアの質感を高める改良が施されたほか、G-ベクタリングコントロールが全車に採用されました。これはドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを緻密に変化させることで、横方向と前後方向の加速度を統合的にコントロールする技術で、走りの質を高めるのが狙いです。

併せて2.2Lディーゼルエンジンのレスポンスの向上や、NVH性能のさらなる向上、メーターの視認性向上、i-ACTIVSENSEの機能向上などが図られています。なおi-ACTIVSENSEは2017年8月に全車標準装備となりました。

2018年5月:マイナーチェンジ デザインや性能、質感を向上

エクステリアではフロントグリルデザインが変更され、新デザインのアルミホイールが採用されました。インテリアではインパネとドアトリムのデザインが変わり、Lパッケージにナッパレザーシートや本杢パネル、ウルトラスエードヌーなどが採用されています。

前後サスペンションも一新され、ボディ剛性の向上も図られるなどして、よりリニアな挙動と高い質感の乗り心地が目指されました。

そのほか衝突被害軽減ブレーキに夜間歩行者検知機能が備わり、アダプティブクルーズコントロール(マツダレーダークルーズコントロール)にストップ&ゴー機能が追加されるなど、広範囲にわたり改良が施されています。

2019年8月:マイナーチェンジ 名称を「マツダ6」に変え、機能を向上

2.5Lガソリンターボエンジンが追加されたほか、GベクタリングコントロールがGベクタリングコントロールプラスに進化。また全車AppleCarplay、AndroidAutoに対応するようになりました。なおデザイン面での変更はありません。

【アテンザのおすすめモデル#1】2018年5月以降のセダンXD Lパッケージ

初代アテンザはスポーティなマツダスピードモデルが用意されましたが、3代目ではフラッグシップモデルとしてのクオリティが高められたものへと進化。特にインテリアの質感はライバルと比べても遜色のない仕上がりです。

そんな3代目を選ぶのであれば、やはり最も質感の高いLパッケージがおすすめでしょう。特に2018年5月以降なら本杢パネルやナッパレザーといった高品質な素材が使用されています。

一方パワートレインはどれを選ぶかですが、やはり新生マツダを象徴し、他の国産セダンにはないディーゼルエンジンではないでしょうか。トルクフルで低速からの加速力が十分あり、燃費もいいだけでなく、海外勢と違って排気ガスを浄化するアドブルーが必要ない点も魅力です。

【アテンザのおすすめモデル#2】2016年8月以降のワゴンXD

今や希少な国産ワゴンのうちの一台ですが、使い勝手もいいのがアテンザワゴンの魅力です。例えばバックドアを開けると一緒にトノカバーが上がるので、荷物の載せ降ろしが便利ですし、ラゲッジ内に後席を倒すレバーも備わります。

多くの荷物を積めるワゴンですから、やはり遠出したくなるのは当然。となれば燃費がいいディーゼルエンジンを搭載したXDがベストではないでしょうか。

2016年8月以降なら先行車に自動で追従するアダプティブクルーズコントロール(マツダレーダークルーズコントロール)も用意されるなど、i-ACTIVSENSEがグッと進化したので、安心&ラクにロングドライブを楽しめます。同時にスマートフォンの音楽を楽しみやすくなっていますから、道中も快適です。

▼カープレミアなら月々の支払額でクルマを探せる▼
カープレミアで「マツダ アテンザ」を探す

「カープレミア」で愛車を探そう!

「カープレミア」は提携している全国の中古車販売店から自分に合ったクルマを見つけることができるサイトです。車種やメーカーだけでなく、月々の予算からも探すことができます。

「カープレミアディーラー」は厳選された優良販売店

カープレミアに掲載の中古車販売店は、東証プライム上場のプレミアグループが提携している全国の厳選された優良な販売店です。

オートローンやカーリースのファイナンスサービスの提供を始め、買った後も安心できるアフター保証も取り揃えています。支払いや維持費が心配でも、柔軟に対応してくれるので安心して車を購入できます。

「カープレミアクレジット」なら自分に合った支払いプランが選べる

「カープレミア」のオートクレジットは、新車・中古車問わず、分割払い、ボーナス併用払いや一部繰上返済などの豊富な支払いプランを用意しています。さらに故障保証に加入すれば無料で修理対応が可能です。

「カープレミア故障保証」など充実したアフターサービスで安心のカーライフを

「カープレミア」は購入後のカーライフを支えるサービスも多数提供しています。例えば「カープレミア故障保証」では最長3年間、最大437ヵ所の自然故障を修理費0円で対応可能です。様々なプランの中から自分好みにカスタマイズできるため、余分な保証費用がかからず、必要最低限の支出で万が一に備えることができます。

また、365日24時間対応のロードサービスも利用可能で、全国9,500ヵ所の拠点からすぐに駆けつけることができます。そのほか、困ったときの相談役になるコンシェルジュサービスを整えており、安心のカーライフをお過ごしいただけます。

【まとめ】人馬一体感のあるマツダらしい走りも楽しめる

フラッグシップモデルらしい質感の高いセダン&ワゴンですが、やはりマツダ車ですから、人馬一体感のある気持ち良い走りも味わえます。特にG-ベクタリングコントロールが備わった2016年8月以降のモデルなら、見た目や触感、走りにも満足できるのではないでしょうか。

カープレミアなら月々の支払額でクルマを探せる

関連記事

カテゴリ週間ランキング

中古車検索は月額比較のカープレミアがおすすめ!