CVTオイル/フルード交換の時期や費用について解説!

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CVTは近年の国産車に広く使われている無段変速機であり、そのサポートする役割をCVTオイル/フルードが担っています。また、CVTオイル/フルードは消耗品のため、定期的な交換が必要となります。

今回はCVTオイル/フルードの交換時期や費用について解説します。

CVTとは

近年の国産車はCVTと呼ばれる無段変速機が広く使われています。CVTはギアを持たず、ベルトやチェーンなどによって無段変速するのが特徴の変速機で、CVTオイル/フルードはこの変速機の動きをサポートする潤滑油としての役割を担っています。

クルマにとって欠かすことのできない変速機は、機構の違いでいくつかに分けられています。AT車の場合、4〜10段のギアの変速を自動で行うトルクコンバーター式ATが一般的でした。しかし、現在ではこのトルコン式ATは輸入車のほか、国産車では高級セダンやスポーツカーで使用されることが多くなっています。

CVTオイル/フルードの交換時期の目安

CVTオイル/フルードは長期間使用すると劣化して、発進時にショックが発生したり、燃費が悪化したりするため定期的な交換が必要です。ここからはCVTオイル/フルードの交換時期について解説します。

走行距離の目安

CTVオイル/フルードの劣化の度合いは使用状況やメーカー・車種によって変わりますが、走行距離が20000km程度または、2~3年に一度のペースでCVTオイル/フルードの交換を推奨される場合があります。しかし、メーカーによっては交換不要とされていることもあり、クルマの使用状況で交換を検討、判断する必要があります。

近年はクルマの性能が向上してきているため、10万キロ程度は交換せずに済む場合もありますが、メーカーが定める使用状況とは異なるシビアコンディションの場合、10万キロを走っていなくても交換が必要となるケースがあります。そのため、走行距離だけで判断するのではなく乗り心地や燃費に違和感があったら交換を検討するようにしましょう。

CVTオイル/フルードの交換時期を早める原因

上述のとおり、シビアコンディションといわれる過酷な状況での使用を繰り返すと、走行距離が少なくても不調が起きやすくなります。
代表的なシビアコンディションは、山道を多く走行すること、短距離を繰り返し走行することの2つです。
山道を多く走行する場合、上り坂と下り坂を繰り返してCVTが常に動いた状態になるため大きな負荷がかかり、CVTオイル/フルードの劣化も早まります。

また、短距離の走行を繰り返す場合も同様にCVTに負荷がかかります。本来CVTオイル/フルードはエンジンを始動し、暖まった状態で使用することを想定していますが、短距離の走行の場合は充分に暖まらないまま使用を繰り返すことが多く劣化が進んでしまうためです。
走行状況や使用環境によってCVTオイル/フルードの劣化度合いは異なるため、注意が必要です。

CVTオイル/フルードの交換費用が安くなる時期はある?

CVTオイル/フルードの交換は走行距離やオイルの劣化などによって費用が異なることはありません。費用は軽自動車の場合、おおよそ6,000~8,000円ですが、普通車は排気量によって費用が異なります。

以下の表では普通車の排気量ごとの相場について紹介しています。

排気量 〜1,600cc 1,601〜2,000cc 2,001〜3,000cc 3,001cc~
値段 8,000~10,000円 11,000~13,000円 14,000~16,000円 18,000円~

(※値段は税抜き価格)

排気量が大きくなると変速機が大きくなるため、オイル/フルードの量が増えて費用がかさむ傾向にあります。

CVTオイル/フルードやクルマの部品交換はカープレミアガレージで定期的に行おう

ここまでCVTオイル/フルードの役割や交換時期などについて紹介してきましたが、CVTオイル/フルードの交換は専門の業者に依頼するのが安心です。依頼先をお探しの方は、「カープレミアガレージ」にお任せください。

「カープレミアガレージ」とは、自動車に関する複合的なサービスを提供する「カープレミア」が連携する整備工場ネットワークです。

車検や法定12ヵ月点検はもちろん日々のメンテナンスも

「確かな技術」「納得の提案」「安心のサービス」をコンセプトにする「カープレミアガレージ」では国家資格を持った整備士が対応するため、安心して整備を受けることができます。また、CVTオイル/フルードの交換以外にも車検やそのほかの点検作業にも対応しています。

走行距離20000km程度、または2~3年でメーカーからCVTオイル/フルードの交換を推奨された場合、エンジンを冷却する役割を持つロングライフクーラントや、エンジン内の空気を取り込む場所に取り付けられているエアクリーナーも同じタイミングで交換することがおススメです。

他にも走行距離20000km程度、または2~3年で交換が必要なパーツは数多くあるため、それをすべて自分で把握することは困難です。しかし、「カープレミアガレージ」では整備記録をしっかりと残すことで、常にお客様の愛車を安心かつ安全な状態にいたします。

「カープレミアガレージ」ではお客様のご要望やご予算に合わせた最適な修理・メンテナンスをご提案いたします。クルマの専門的な知識を持ったスタッフが丁寧に対応するので、クルマに詳しくないお客様でも安心してご利用いただけます。

CVTオイル/フルードの交換を検討しているお客様も、あわせてそのほかの修理やメンテナンスを依頼したいお客様もまずはお気軽にご相談ください。

まとめ

今回はCVTオイル/フルードの交換について紹介しました。CVTオイル/フルードは走行距離や使用状況などによっても変わりますが、長期間交換しないと燃費の悪化や加速フィールの悪化などの症状が現れるため、定期的に交換をしましょう。安心安全な整備工場の「カープレミアガレージ」でCVTオイル/フルードの交換を検討してみてはいかがでしょうか。

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