車のメンテナンス方法を紹介!必要な点検項目とは?

クルマの点検・車検

定期的なメンテナンスは車を長く使う上で欠かせません。事故やトラブルの予防となるだけではなく、整備記録が部品の交換時期における目安となることもあります。また、費用を抑えるために自分でメンテナンスをしたいと考えている方もいるでしょう。どこからプロに任せるべきかの基準も併せて、車のメンテナンスの項目と方法について解説します。

車のメンテナンスの必要性

先述のとおり、車に乗る上でメンテナンスは欠かせません。メンテナンスを怠ることで車に不具合が生じたり、燃費や乗り心地に影響が出たりすることもあります。定期的にメンテナンスを行うことで車の状態を把握し、事前にトラブルを防ぐことが可能です。

車のおもなメンテナンス項目

どの車にも車検が義務付けられており、日本では車検に通っていない車の公道走行は認められていません。したがって、車に乗るためには車検を行わなければなりませんが、車検を受ければ必ず走行できるのかといえばそうではありません。
車検を行ってから期間が空いた車の場合、部品が正常に動いていない可能性もあるためです。事故を未然に防ぐために定期的なメンテナンスは欠かせません。定期的にチェックしておきたいメンテナンス項目を4つ紹介します。

エンジンオイル

エンジンオイルはエンジンの潤滑油です。エンジンオイルのメンテナンスを怠ると車本来の性能が出せなくなり、燃費が悪くなるほか、放置しておくと最悪の場合、車が動かなくなることもあります。

さらに、使えば使うほど金属粉やスラッジ(オイルの燃えカス・カーボン)が溜まり、潤滑油としての機能も低下します。車のメンテナンスの中でも特に重要な項目のため、最優先でチェックをするようにしましょう。

また、エンジンオイルの交換は半年ごとか走行距離5000km〜10000km程度を目安に行います。走行距離や使用期間を考慮して交換時期を判断しましょう。

タイヤ

タイヤは車のパーツの中で唯一地面と接し、走る、曲がる、止まるを語る上で欠かせない部品です。経年劣化がしやすく、極端にすり減ったタイヤは雨天のときにスリップしたり、最悪の場合は走行中にバーストやパンクをする可能性があるため、4年を目処に交換することがおすすめです。

なお、タイヤがすり減っていないか、空気圧は適切かどうかなど1ヵ月に1回は確認しましょう。

「タイヤがすり減っていないからまだ使える」と思っていても古いタイヤは本来の役割を果たすことができません。定期的にメンテナンスを行い、事故を未然に防ぐことが大切です。

クーラント(冷却水)

クーラントは冷却水とも呼ばれ、エンジンを冷やす役割を担っています。クーラントが減ってていたり、古くなっていたりするとエンジンがオーバーヒートを起こす可能性が高くなり、車の走行ができなくなります。また、メンテナンスの際にはボンネットを開けて確認しましょう。

クーラントリザーバータンクのFull-Lowの間に液面があれば問題はなく、交換は2~3年に1回が目安とされることが多いですが、クルマによっては7年に1回など長期間交換が必要のないクーラントもある為、確認してから交換するようにしましょう。

バッテリー

車を動かすために必要なバッテリーもメンテナンスの重要性が高い部品です。一般的にいわれる「バッテリーが上がっている状態」とは、バッテリーの電圧が下がりセルモーターを回す電力を供給できないためにエンジンがかからないことをいいます。

冷房のためにエアコンを使用する夏はもちろん、秋や冬などの寒くなる季節にもバッテリーの性能が落ちる傾向にあり、バッテリーが上がりやすくなっています。

3年以上継続して使用している場合は点検するようにしましょう。またその際、必要に応じてバッテリーを交換することで、ドライブ先でもバッテリー上がりを気にせず車の走行ができるようになります。

車のメンテナンス方法

ひと口に車のメンテナンスといっても、自分でできるメンテナンスからプロに依頼しないといけないメンテナンスまで様々です。

ここでは、自分でできるメンテナンスとプロに任せるべきメンテナンスの項目をご紹介します。

自分でできるメンテナンス

自分でメンテナンスをすることで、メンテナンス費用を抑えることができる以外に、即時に車の状態を把握することが可能です。ここでは、車に詳しくない方でもわかる自分でできるメンテナンス方法と注意点を解説します。

項目 メンテナンス方法と注意点
洗車 定期的に洗車をして車をきれいにしましょう。長期間洗車を怠ると塗装劣化の原因となる可能性があります。

雪道の走行の後などに車の下回りに付着した凍結防止剤を落とすこともサビ防止に有効です。

ワイパーゴムの交換 ワイパーは悪天候時にフロントガラスを吹き上げ、きれいな視界を保つ役割があります。しかし、ゴムが摩耗することでワイパーの吹き残しができてしまい、フロントガラスが見えにくくなってしまいます。

1年に1回程度点検をし、交換をするようにしましょう。

ウォッシャー液の補充 悪天候時の走行に欠かせないウォッシャー液は、フロントガラスが汚れたときにきれいにしてくれます。

不足している場合、視界が悪いまま走行しなければならないリスクがあるため、洗車をするタイミングでチェックして補充をするようにしましょう。また冬季は凍結防止のために濃度を上げるか凍結防止に配慮したウォッシャー液に切り替えましょう。

エンジンオイルの確認 エンジンの潤滑や清浄の役割を担っており、徐々に量が減っていき、汚れてくるので定期的な交換が必要です。規定の油量があるかどうかの確認以外に、色が黒や濁った茶色になっていないかもチェックしましょう。交換を要する場合はプロに依頼してください。
エアコンフィルターの交換 一般的なエアコンと同じように、車のエアコンにもエアコンフィルターがついています。

エアコンフィルターは、エアコンを使っているときに花粉や汚れ、ホコリをガードしてくれるパーツです。エアコンの風量が落ちてきたり、エアコンを使っているときに、においが気になりだしたら確認、交換をするようにしましょう。

プロに任せるべきメンテナンス

自分でメンテナンスや状態の確認ができるパーツがある一方、プロに任せるべきパーツもあります。特に交換に関してはプロに任せたほうが良いものが多いです。交換時期の目安や注意点をそれぞれ解説していきます。

項目 交換時期や注意点
エンジンオイルの交換 メーカーによって異なりますが、一般的には半年ごとか走行距離5000km〜10000kmが交換の目安とされています。費用はおよそ1,000円/Lです。
バッテリーの交換 交換時期は2〜5年ほどといわれていますが、寒い時期になると性能は落ちてしまいます。エンジンがかかりにくくなることがあれば業者にバッテリーを点検してもらい、必要に応じて交換しましょう。
タイヤの交換 タイヤの交換は4年もしくは残溝が4mm以下が基準です。タイヤの位置によって摩耗状況が変わるため、位置交換(ローテーション)も有効です。
ブレーキパッドの交換 ブレーキパッドは、走行距離に応じて消耗してしまいます。30000〜50000kmの走行距離が交換の目安とされています。

法定点検

法定点検とは、事故を防ぐために義務付けられている点検のことで、車検とは別に行います。プロに任せるメンテナンスのひとつであり、点検の時期や項目は車種によって異なります。

こうした法定点検や車検、定期的なメンテナンスは別々の業者に依頼するより1ヵ所でまとめて行うほうが整備記録を管理しやすく、車の状況も把握しやすいため、長期的に依頼できる業者を探しましょう。

車のメンテナンスはカープレミアガレージへ

「カープレミアガレージ」は対応車種の多さと高い技術が魅力的な整備工場で、メンテナンスから車検や法定点検までまとめて依頼できる業者を探している方におすすめです。「カープレミアガレージ」の特徴をご紹介します。

豊富な種類の車種に対応

「カープレミアガレージ」は整備体制が整っているため、全国産車メーカーの車種、新車に対応でき、スムーズにメンテナンスを行うことが可能です。

また、部品は純正品以外も取り扱っているため、交換の際には費用を抑えて施工することができます。

安全で正確なメンテナンス

「カープレミアガレージ」はお客様にとって最も良いサービスを提供することを心掛けており、各項目で正確なメンテナンスを行っています。

まとめ

自分でメンテナンスを行うことも可能ですが、工具や専用の道具をそろえる必要があり、想像以上に費用や時間がかかることがあるでしょう。そのため、設備の整った「カープレミアガレージ」への依頼を検討してみてはいかがでしょうか。

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