エンジンオイルの確認の仕方

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クルマのメンテナンスと聞くと、「メカに詳しくないから無理……」と思うかもしれないですね。でもクルマの基本的なメンテナンスであるエンジンオイルのチェックは誰でも簡単にできるよう設計されています。ここではエンジンオイルの状態を確認する方法を解説します。

エンジンオイルを確認したことはありますか?

エンジンオイルには適量があるのをご存じですか?愛車の取扱説明書を見ると、オイル交換時に新たに注入するオイルの量が記してあります。例えば「オイルのみ交換なら3.8L、フィルター同時交換なら4L」というように、愛車のエンジンに入っている必要があるオイルの量が記してあります。しかしその量というのは、あくまでオイルを注ぐ量の目安となります。

オイルが適正量入っているかどうかを確認するには、エンジンに備わるオイルレベルゲージを使うことになります。オイルレベルゲージはオイルパンに溜まったエンジンオイルの油面が、正常な範囲にあるかを確認するためのゲージ。

ちなみに油面とは、水面と同様に溜まったオイルの表面を表しています。オイルの量が多ければ油面は高くなり、少なければ油面は低くなります。オイルレベルゲージにはオイル量の適正範囲が記されており、その範囲内であれば正常なオイル量となります。

オイル量の定期的な確認のすすめ

オイルレベルゲージの使い方はそれほど難しいものではありません。自分で定期的にエンジンオイルの量が適切かどうか確認してあげましょう。

なぜ定期的に確認するのをおすすめするかというと、昨今はエンジンオイルを確認してもらえる機会が、以前と比べ圧倒的に減ってしまっているからです。

現代のクルマはオイル交換サイクルがとても長くなっています。2000年初頭ぐらいまでの車種であれば、長くても5000kmでオイル交換するように自動車メーカーが推奨していましたが、現代のクルマは長いものだと1万5000kmオイル交換をする必要がなくなっています。つまりオイル交換の機会が圧倒的に少なくなっているのです。

オイル交換の機会が減るということは、オイル量の確認をする機会も減ってしまっているということになります。

またかつてはガソリンスタンドでオイル量の確認をサービスで行ってくれていましたが、現在ではセルフ式のスタンドが多く、オイル量のチェックをしてもらえることが少なくなってしまいました。

オイルはエンジンにとって非常に重要なもので、オイルの量が適正に入っていることで、しっかり機能するとともに、耐久性も高く保つことができるのです。

整備士さんやガソリンスタンドのスタッフさんなど、クルマのメカニズムに詳しい方にオイル量を確認してもらえる機会が減ってしまった今、オイル量は定期的に自分で確認しておきましょう。

オイルレベルゲージの使い方

自分でオイルの確認を行うには、オイルレベルゲージの使い方を知っておく必要があります。レベルゲージの使い方は難しいことはなく、誰でも行えるようになっています。

レベルゲージでオイル量を確認する際は、クルマを傾きのない平らな場所に止めておく必要があります。これは先ほど記したように、油面の位置でオイルの量を確認するからです。クルマが傾いている場合は、エンジンに対して油面が傾いてしまいます。この状態ではオイルの正確な量を確認することができません。

それから走行直後はエンジンが高温になっているので、オイル量を確認するのに適していません。地面が傾いていない場所にちょっと動かすぐらいであれば、やけどをするほど高温になることはありませんが、どこかに出かけて帰ってきた直後などにオイル量を確認するのは避けるべきです。

この2つの注意点を踏まえた上で、ボンネットを開け、レベルゲージをエンジンから引き抜きます。レベルゲージがどこにあるかわからない場合は、取扱説明書で確認してください。レベルゲージの先端には、黄色やオレンジ、白などの目立つ色のツマミが付いています。トランスミッション(変速機)のATF(オートマチック・トランスミッション・フルード)用のレベルゲージもあるので、それと間違えないように注意する必要があります。

引き抜く際は、エンジンによってはレベルゲージが入る穴の位置がわかりづらいものもあるので、あらかじめ穴の位置、レベルゲージの根元は確認しておくといいでしょう。

レベルゲージはツマミの先に金属製の長い板状、もしくは棒状の物が付いています。この金属部の先端がオイルパンに溜まったオイルに沈むようになっているのです。適正なオイル量となる位置には、例えば穴が開けられているなどの印が設けられています。その印は2ヵ所、もしくは帯状に付けられていて、ツマミから遠いほうが油面の下限、近いほうが上限を表しています。

引き抜いたレベルゲージは、先端に付着するオイルをウエスなどで拭き取ってから、エンジンの装着されていた穴に差し込み、そして再び抜き取ります。このとき、レベルゲージの先端は、オイルが付着している部分と付着していない部分にはっきりと分かれているはず。その境目が、下限と上限の印の間にあれば、適量のオイルがエンジンに入っていることになります。

確認するのはオイルの量と色

オイルが適量入っているかとともに、オイルの色も確認しましょう。色というよりも透明度の確認といったほうがいいかもしれません。

新品のオイルの色は、オイルのブランドにより様々ですが、どれも新品時は透き通っています。そんなオイルがエンジン内の汚れを落としていくことで汚れと混じり合い、透明度が低い状態を経て真っ黒になっていきます。

レベルゲージの先端についたオイルがある程度透明度が落ちているレベルであれば問題ありません。しかし真っ黒で透き通った感じがまったくなくなっている場合は、オイルがかなり汚れた状態です。そんな場合は、まだオイル交換時期に達していなくても、オイルを交換したほうがいいでしょう。

ちなみに整備士さんなどは、量や色のほか、オイルの粘度(粘り具合)なども、オイルレベルゲージに付いたオイルを指で触るなどして判別します。粘度の判断は経験がモノを言うので、素人の我々は、そこまでチェックする必要はないでしょう。

異常だったときの対処方法

レベルゲージによるオイルの確認を行った際に、オイル量がレベルゲージ下限よりも下だったり、異常と判断できる場合は、最終的には整備工場に相談することをおすすめします。

レベルゲージの使い方に誤りがあり、整備士さんがオイル量を確認したら、正常だったなんていうこともなくはないですが、実際にオイルが減っていたとしたら早めの対処が必要となります。

オイルが減る原因の多くはオイル漏れです。駐車スペースにオイルが垂れたあとが残っていないかなど、まずは自分で確認してみましょう。

オイル交換を怠っていたり、10万キロ以上を走行したクルマであれば、ピストンリングやバルブオイルシールの摩耗により、燃焼室内にオイルが流れこみ燃焼していたり、クランクシャフトやカムシャフトのオイルシールが摩耗したことによる深刻なオイル漏れなども考えられます。整備士さんにしっかり原因を確認してもらい、対処方法をアドバイスしてもらいましょう。

「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古車(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
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中古・リビルト部品のメリット

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※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です

【まとめ】エンジンのコンディションを保つためにもオイルの状態はしっかりチェック

エンジンオイルは、エンジンを正常に働かせるために大切なもの。愛車のコンディションを保つ上でも定期的に状態を確認してください。そして、エンジンオイルは指定された走行距離または期間で定期的に交換するようにしましょう。

エンジンオイルをきちんと管理すれば、長く気持ちいい走りを楽しめるとともに、燃費性能を維持することもできます。

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