【2022年最新版・全29】エンジンオイルのメーカー一覧「実はすごかった」マイナーなブランドも

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「エンジンオイルのメーカー、ブランドだけでも29もあるの?!」と思われた方も多いことでしょう。みんなが知っているブランドから、知らなくても実はすごかったという潤滑油メーカーまで一気にご覧ください!

※見出しの★が付与されているメーカー・ブランドは、日本国内で比較的メジャーなものとなります。

日本のエンジンオイル・メーカー/ブランド

日本のメーカー/ブランドを紹介していきます!

【日本】A.S.H(アッシュ)

千葉県松戸市に本拠地を置く、株式会社ジェイシープロダクツが開発・製造する。エンジンオイルのほか、ブレーキパッドやカムシャフトなどのパーツも開発・製造する。

★【日本】ENEOS(エネオス)

ガソリンスタンドでおなじみ。2001年に「NISSEKI(日本石油)」と「三菱石油」を統合した新ブランドとして登場。その後、エッソ、モービル、ゼネラルもENEOSに統合された。

★【日本】HKS(エイチケーエス)

日本が世界に誇る、老舗チューニングパーツメーカー。モータースポーツ界で厚い信頼を寄せる。1973年設立。

【日本】Zahren(ザーレン)

創業1958年の老舗ブランド。パリダカ参戦、フォーミュラ・ニッポンなどモータースポーツの分野に強い。

【日本】SPEED MASTER(スピードマスター)

1998年設立の新しいメーカー。モータースポーツで使うエンジンオイルを開発。品質は非常に高く、チューニングされた車に乗る走り好きのユーザーから高い人気を誇る。

【日本】ZERO SP(ゼロスポーツ)

スバリストならおなじみ。スバルの水平対向エンジン専用のエンジンオイルを開発する。

★【日本】TAKUMIモーターオイル

「頭文字D」とのタイアップで有名。高性能なエンジンオイル、添加剤をラインナップし、走り屋から高い人気を誇る。

【日本】BE-UP(ビーアップ)

「非ニュートン系粘弾性オイル」と呼ばれるエンジンオイルが垂れずにパーツに絡みつく新しい流体理論を製品に用いる。

★【日本】WAKO’S(ワコーズ)

創業1972年。潤滑油を中心にケミカル製品のメーカーとして確固たる地位を築いている。製品の性能が高く、モータースポーツ界から街の自動車整備工場まで幅広く使われている。

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アメリカのエンジンオイル・メーカー/ブランド

アメリカにも多くのエンジンオイルのメーカー/ブランドがあります。

★【アメリカ】Gulf(ガルフ)

創業は1903年のニューオーリンズ。灯油の販売からスタートしたそう。1971年のアメリカ映画「栄光のル・マン」に登場したブルーとオレンジのガルフカラーで彩られたポルシェ917で一躍有名に。

【アメリカ】Kendall(ケンドル)

1881年ペンシルバニア州で創業。ロングライフ・エンジンオイルに定評がある。

★【アメリカ】SUNOCO(スノコ)

ルーツをたどると1886年のオハイオ州で石油採掘をはじめている。アメリカでは有名なガソリンスタンドブランド。日本ではモータースポーツ界で有名。

【アメリカ】BARDAHL(バーダル)

ワシントン州で1939年に創業した潤滑油メーカー。日本での知名度はいまひとつだが、北米、南米、アフリカなどでは高い知名度を誇る世界有数のブランドである。

★【アメリカ】Valvoline(バルボリン)

1866年に、物理学者のジョン・エリスが初めて石油から純鉱物油を精製することに成功した。最も歴史のあるエンジンオイルブランド。

【アメリカ】POLO(ポロ)

1928年にロサンゼルスで創業。世界15ヵ国以上に展開する潤滑油メーカー。NASAで使用される潤滑剤の開発から、他メーカーへのOEM供給など高い実力を誇る。

★【アメリカ】Mobil(モービル)

世界的なエネルギー会社、エクソンモービル。かつて日本国内には多数のガソリンスタンドがあったが現在はENEOSに統合されている。エンジンオイルブランドは現在も残り、高い人気を維持している。

【アメリカ】RED LINE(レッドライン)

カリフォルニア州で1979年に設立された、フルシンセティック(100%化学合成油)のみにこだわり、ジェットエンジンへの使用にも耐えうる高性能なエンジンオイルを開発・生産している。

【アメリカ】ROYAL PURPLE(ロイヤルパープル)

米カルメット社が展開するエンジンオイルブランド。独自の添加剤「シナーテック」がウリの100%化学合成油を生産販売している。アメリカでは、NASCARのタイトルスポンサーとして有名。

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ドイツのエンジンオイル・メーカー/ブランド

ドイツのメーカー/ブランド2社それぞれの特徴を紹介します。

【ドイツ】FCHS(フックス)

創業は1931年。創業以来、潤滑油一筋のメーカー。現在では、世界40ヵ国以上に拠点を展開するグローバル企業に成長。日本での一般的な認知は低いが、クルマ好きのあいだでは知っている人が多い実績あるブランド。

【ドイツ】LIQUIMOLY(リキモリ)

メルセデス・ベンツ、BMW、ポルシェの純正オイルメーカーとして指定されている。二硫化モリブデンの特許をもっていた。社名の由来は「liquified molybdenum(二硫化モリブデン)」の先頭数文字。1957年の創業。

イギリスのエンジンオイル・メーカー/ブランド

日本では聞き馴染みのないメーカー/ブランドでも他国では熱い支持を得ています。

★【イギリス】Castrol(カストロール)

エンジンオイルのトップブランドといって過言ではないカストロール。創業は1899年。モータースポーツ界から日常使いまで、幅広い層のユーザーが存在する。

【イギリス】NUTEC(ニューテック)

元トヨタのワークスと元elf(現トタル)の潤滑油開発者が共同設立したメーカー。マイナーなメーカーであるが、モータースポーツでは実績を残し、マニアから一定の認知がある。

★【イギリス】BP(ビーピー)

起源は1908年に油田を発見したこと。今では、世界最大級のエネルギー企業に。日本国内では、BPカストロール社が、カストロールブランドとともに輸入販売を行う。

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フランスのエンジンオイル・メーカー/ブランド

フランスのメーカー/ブランドを見ていきましょう。

★【フランス】elf(エルフ)

元はフランスの国営企業だったが、現在は民営化、トタル社と合併している。エンジンオイルをはじめとするブランド名としてエルフの名は残る。モータースポーツファンで知らない人がいない。

★【フランス】MOTUL(モチュール)

本社はフランスのエンジンオイル・カーメンテナンスケミカルメーカーだが、創業は1853年のアメリカ。二輪車のハイエンドユーザーからの人気が高い。モータースポーツへのサポートでも有名。

そのほかのエンジンオイル・メーカー/ブランド

世界には多くのエンジンオイルのメーカー/ブランドがあります。上記で挙げられなかった国のメーカー/ブランドを紹介します。

★【オランダ/イギリス】Shell Hellix(シェル ヒリックス)

シェルはオランダとイギリスの石油会社。かつては日本全国にシェルのガソリンスタンドがあったが、統廃合により今は出光に。エンジンオイルは「シェル ヒリックス」のブランドで販売している。

★【スペイン】REPSOL(レプソル)

本拠地はスペインだが、多国籍企業。28ヵ国に拠点を展開する世界有数のエネルギー会社。モータースポーツへの支援も活発で認知度が高い。

【マレーシア】PETRONAS(ペトロナス)

マレーシア国営のエネルギー会社。F1向けの燃料や潤滑油を供給し世界的に知名度が高いが、現在の日本ではいまひとつ。
自動車メーカーのエンジンオイル
国産自動車メーカー各社は、純正オイルを販売しています。

トヨタやそのほかの大手自動車メーカーはエンジンオイルを販売していないの?

トヨタは、トヨタのグループ会社、株式会社タクティ(現トヨタモビリティパーツ)の「キャッスル」をトヨタ純正エンジンオイルとして使用していました。現在販売されているトヨタ純正オイルは、キャッスルブランドの表示がなく、OEM元も不明となっています。

他メーカーも同様にOEM元が不明です。この背景に、エンジンオイルは、ベースオイルと添加剤の仕様が決まっていれば、どこの潤滑油メーカーでも製造ができる、ということがあります。

OEM元がどこでも、品質は一定ですし、車のメーカーが推奨するエンジンオイルですから、最も安心度が高いといえるでしょう。

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愛車のオイル交換は安心でお得な整備工場へ!〜「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。

※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です

カープレミアなら作業メニューから整備工場を探せる!

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※この記事の情報は、2021年11月時点のものです。

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