ドライブレコーダーの取り付け工賃はどこが安い?

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万が一の事故の際などに、その瞬間の映像を記録してくれるドライブレコーダー。いざというときは証拠として映像を提出できるものだけに、しっかりしたものを正しく取り付けておきたいところ。そこでここでは、これからドライブレコーダーを付けたいという方なら知っておきたいポイントを紹介していきましょう。

現在のクルマ社会になくてはならない装備がドライブレコーダー

あおり運転による痛ましい事故をきっかけに、ドライブレコーダーの装着率が急激に高まっていることは、テレビなどでもよく報道されているので、皆さんご存じだと思います。

あおり運転対策となるのはもちろんですが、本来の役割ともいえる交通事故発生の瞬間を記録してくれるほか、交通違反の摘発に納得できない場合や、駐車中のいたずらや車上荒らし対策にも有用なので、愛車に必ず付けておきたいアイテムとなっています。

ドライブレコーダーは、DIYで簡単に装着できるタイプもある

最も手軽に導入できるドライブレコーダーが、ワンボディタイプで電源を電源ソケット(シガーライターソケット)から取るタイプとなります。このタイプは取り付けの手軽さが最大のウリというドライブレコーダーになり、テレビ通販などで売られているものは、このタイプが多いですね。

実際に取り付けは非常に簡単で、カメラの取り付けステー部をフロントウィンドウに貼り付け、あとは視界を妨げないように配線を取り回しながら、電源ソケットにドライブレコーダーの配線の先に備わるプラグを差し込むだけ。これだけでドライブレコーダーは機能してくれるようになります。

DIYが好きな人であれば、楽しみながら1時間もかからず装着できてしまうはずです。作業のポイントは、まずカメラを貼り付ける内窓の脱脂(確実に貼り付けるために、ガラス面に付着している油分や汚れを拭き取る作業のことです)をしっかりやりましょう。それを怠ると走行中にカメラが脱落してしまう可能性がありますし、万が一の事故の際、衝撃でドライブレコーダーが外れてしまうことも考えられます。事故の際にドライブレコーダーが外れると、設定してあった画角の動画を残せないことになります。

ドライブレコーダーの取り付け位置は法規で決まっている

またドライブレコーダー本体を固定する場所には、フロントガラスの上部から20%以内の場所、もしくはルームミラーの裏側という法規があります。つまりドライバーの視野の妨げを最小にする位置。その法規を満たす上で、可能な限り多くの情報が残せる画角に固定するのもポイントといえます。

そのほかに、ドライブレコーダーから電源ソケットまでの配線を見えるままにしておくと、車内の見た目を崩してしまいます。配線は内張りを外してその中に隠すとすっきりします。

このポイントを読んでいて、「そんなの自分には無理」と思った方も少なくないかもしれません。そんな方は迷わず、プロに任せるのが賢明でしょう。

気になるドライブレコーダーの取り付け工賃は?

取り付けの手軽さがウリとなるワンボディタイプのドライブレコーダーでも、しっかりと取り付けを行おうと思えば、クルマに詳しくない方にとって難しい作業。これがあおり運転対策として人気の高い後方カメラも備わるタイプだったり、配線の加工が必須なタイプだったりすればなおさらでしょう。多機能なハイスペックモデルには、これらのタイプが多いので、そういったドライブレコーダーを装着したいのであれば、取り付けはプロに頼むしかありません。

プロに依頼するとなると、気になるのが工賃です。ドライブレコーダーの取り付け工賃はいくらぐらいなのでしょうか?

ディーラー:1万円前後~
整備工場:8,000円前後~
カー用品店:4,000円前後~

これはワンボディタイプ(ルームミラータイプも含む)ドライブレコーダーの取り付けを依頼した場合の大まかな工賃の目安となります。作業自体はそれほど面倒ではないので、「意外と高くない」と思われる方も多いかもしれません。

「~」となるのは、まずドライブレコーダーのタイプにより工賃が変動するからです。電源の配線接続方法や、カメラの数(1つか、後方用と合わせて2台なのか)などの違いで、工賃は変化します。

ほかにも車種により作業内容も異なるため、作業が複雑(もしくは面倒)な場合は、工賃は高くなります。工賃が高くなる可能性があるのが高級車系。これは内装が重厚に作り込まれていることが多く、配線を隠すために内張りなどを脱着する手間がかかるからです。また最近流行っているキャンピングカーなど内装に改造が施してある車両も、工賃が高くなります。

最も安くドライブレコーダーを取り付けられるのは?

さて、ドライブレコーダーの取り付けをどこで行うのが最もリーズナブルなのでしょうか? 上記の工賃だけを見ればカー用品店となりそうですが、これにはカラクリがあります。カー用品店はカー用品、つまり今回の場合であればドライブレコーダーを販売することが本業。ドライブレコーダーを販売するだけでも利益があり、取り付けは購入したお客さんへのサービスの一環として行われています。そのため工賃も低めに設定されているのです。

ディーラーもそれに近いものがあります。純正オプションとして用意されているドライブレコーダーの販売が目的。それでいて工賃が高いのはメーカーが設定した工賃を定価としているからだと推測できます。

またカー用品店やディーラーは、他で購入したドライブレコーダーの持ち込みをあまり歓迎してくれない、もしくは対応してくれないことも知っておきましょう。

カー用品店の場合は持ち込みでの作業を請け負ってくれる場合もありますが、工賃は上記のものよりも高くなります。ディーラーの場合は、まず請け負ってくれません。これは商売的な理由とともに、純正オプションなどとは違い、取り付けや作動に関する保証ができないという理由もあるようです。

昨今では様々なネット通販を利用すれば実店舗で購入するよりも安価になんでも手に入るようになっています。ドライブレコーダーも同様で、有名ブランド品もカー用品店で購入するよりも安く手に入ることが多いです。ドライブレコーダーを愛車に導入する総額を考えた場合、本体の価格のウエイトも見逃すことはできません。しかしネット通販で購入した場合、それをどこで取り付けるかが問題となってきます。

前出の取り付け工賃で、ディーラーよりは安いものの、カー用品店と比べるとまだまだ高そうな整備工場ですが、多くの場合、整備工場のドライブレコーダー取り付け工賃は持ち込みでもそうでない場合でも同じです。

もちろんカー用品の販売に力を入れているような整備工場の場合は、工賃に差をつけている場合もあります。しかし多くの整備工場は持ち込みのドライブレコーダーの取り付けに対応してくれるはずです。

ただし有名ブランド製以外のドライブレコーダー(格安品など)や中古品の場合は、取り付けを断られることもあるかもしれません。これは持ち込まれたドライブレコーダーに問題があり、取り付けたはいいが、しっかり機能せず、作業依頼者とのトラブルの原因となることが多いからです。

以上のことから、有名ブランドの新品ドライブレコーダーをネット通販で購入し、整備工場で取り付けてもらうのが、最もリーズナブルで確実に装着できる、間違いのない手段といえるのではないでしょうか。

「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。

※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。

カープレミアならクルマの検索や故障の症状検索ができる

【まとめ】ドライブレコーダーは信頼できる場所で取り付けを

ドライブレコーダーはいざというときに証拠となる映像を記録するもの。製品はもちろん、取り付けも信頼できる場所に依頼するのがおすすめです。もちろん自分で取り付けることができる人はそれでも構いませんが、自信がない人は整備工場などに依頼しましょう。

※この記事は、2022年5月時点での情報を元に執筆しています。

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