【新型速報】「6代目ホンダ ステップワゴン エアー＆スパーダ」を徹底チェック！

2022年5月26日、ホンダの人気ミニバン「ステップワゴン」が6代目にフルモデルチェンジし発売されました。さっそくステップワゴンの内外装やボディカラー、グレードなどを徹底チェックします！

【エクステリア】顔つきが異なる2モデル体制を継承

先代ステップワゴンは無印の標準モデルと『スパーダ』の2モデル体制でした。新型6代目も2モデル体制を継承。新型ステップワゴンでは無印の標準モデルを「Air（エアー）」と命名しました。

エクステリアデザインはどちらもナチュラル・クリーン路線。ステップワゴンよりも先にフルモデルチェンジを受けた新型トヨタ ノア／ヴォクシーのオラオラ系に対して、真逆のナチュラル系のデザインでまとめてきました。

すっきり顔でアットホームな『ステップワゴン エアー』

控えめながらもしっかりと高級感を演出した『ステップワゴン スパーダ』

ボディサイズ

新型6代目ステップワゴンは全車3ナンバー車になりました。ボディサイズが少し大きくなりましたが、最小回転半径は5.4mと小回り性をしっかりと確保しています。

全長：4,800mm（エアー）・4,830mm（スパーダ）
全幅：1,750mm
全高：1,840〜1,855mm
ホイールベース：2,890mm
車両重量：
ガソリン 2WD：1,710〜1,740kg
ガソリン 4WD：1,790〜1,810kg
e：HEV：1,840〜1,845kg
※車椅子仕様車、サイドリフトアップシート車を除く

【ボディカラー】各モデル5色、うち専用カラー2色を設定

新型ステップワゴンはエアーとスパーダに各5色を設定、そのうち各2色がモデル専用カラーとなっています。

ステップワゴン エアー（全5色）

ステップワゴン エアーのボディカラーは次の5色（画像左上から順に表記）

● フィヨルドミスト・パール（エアー専用設定）
● プラチナホワイト・パール
● スーパープラチナグレー・メタリック
● クリスタルブラック・パール
● シーグラスブルー・パール（エアー専用設定）

エアーはクリーンでナチュラル、親しみやすいボディカラーラインナップとなっています。

ステップワゴン スパーダ（全5色）

ステップワゴン スパーダのボディカラーは次の5色（画像左上から順に表記）

● トワイライトミストブラック・パール（スパーダ専用設定）
● プラチナホワイト・パール
● スーパープラチナグレー・メタリック
● クリスタルブラック・パール
● ミッドナイトブルービーム・メタリック（スパーダ専用設定）

スパーダは濃い色を中心にラインナップし、高級感を演出した展開となっています。

【インテリア】アットホームなエアー、高級感あるスパーダ

ボディカラーラインナップと同様に、エアーはアットホームで明るい印象のインテリアカラー、スパーダがブラック基調の高級感ある演出をしたインテリアカラーとなっています。

ホッとできる空間を演出した『ステップワゴン エアー』

インテリアカラー：グレー

インテリアカラー：ブラック

エアーのシート表皮は汚れが目立ちにくいソファーのようなメランジ調のものを採用しています。ホンダは「よく触れる場所を中心に、ホッとできる風合いの素材で包み込んだインテリア」と謳っています。

インパネ

質感を追求した『ステップワゴン スパーダ』

スパーダはグレード別に素材の異なる2つのブラック基調のインテリアカラーをラインナップしています。

サイド部をプライススムース（合皮）・ファブリックのコンビシート

「スパーダ プレミアムライン」に装備される、メイン部：スエード調表皮・サイド部：プライススムース（合皮）のコンビシート

インパネ

スパーダ プレミアムライン

多彩なシートアレンジ

先代より広くなった室内空間

新型ステップワゴンは全車3ナンバーとなり、室内幅は1,545mm、室内長は2,845mmとホンダ史上最大の空間となりました。

乗車定員は2列目シートがキャプテンシートとなる7人乗りと、8人乗りを設定しています。

『エアー』7人乗り車

『スパーダ プレミアムライン』7人乗りのみの設定

【安全装備】ホンダセンシングを全車標準装備

2020年代の新型車ではもはや当たり前の装備となった先進安全装備。新型ステップワゴンもしっかりと全車に『ホンダセンシング』を装備。サポカーS＜ワイド＞に該当しています。

ホンダセンシングの機能一覧

● 衝突軽減ブレーキ＜CMBS＞
● 誤発進抑制機能
● 後方誤発進抑制機能
● 近距離衝突軽減ブレーキ
● 歩行者事故低減ステアリング
● 路外逸脱抑制機能
● 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール（ACC）
● 車線維持支援システム（LKAS）
● トラフィックジャムアシスト（渋滞運転支援機能）
● 先行車発進お知らせ機能
● 標識認識機能
● オートハイビーム
● アダプティブドライビングビーム

【パワートレイン】4WDはガソリン車のみの設定

新型ステップワゴンは1.5L直噴ガソリンターボと、2.0Lガソリンのハイブリッド『e：HEV』の2タイプをラインナップしています。

駆動方式はe：HEVが2WD（前輪駆動のみ）、ガソリン車が2WDと4WDを設定しています。4WDは滑りやすい路面でも安心して走行できる、インテリジェント・コントロールシステムがついたリアルタイム4WDを採用しています。

ハイブリッド『e：HEV』はバッテリーに蓄えられた電力だけで走行する「EVモード」と、エンジンは発電専用となり100％モーターで駆動する「ハイブリッドモード」、高速走行時などモーターでは非効率なる場合にエンジンだけの力で走行する「エンジンモード」の、3つのモードを走行条件に応じて適切に切り替える方式のものとなっています。

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スペック一覧

e：HEV

エンジン：直列4気筒2.0L直噴ガソリン i-VTEC
エンジン最高出力：107kW（145ps）／6,200rpm
エンジン最大トルク：175N･m／3,500rpm
モーター最高出力：135kW（184ps）／5,000〜6,000rpm
モーター最大トルク：315N･m／0〜2,000N･m
トランスミッション：電気式無段

ガソリン

エンジン：直列4気筒1.5L直噴ガソリンターボ・VTEC
最高出力：110kW（150ps）／6,200rpm
最大トルク：203N･m／1,600〜5,000rpm

燃費

e：HEV：19.5〜20.0km/L
ガソリン：13.1〜13.9km/L
※WLTCモード。車椅子仕様車、サイドリフトアップシート車を除く。

【グレード・価格】選びやすいシンプルなグレード構成

新型ステップワゴンにはヒエラルキーのある段階的なグレード構成ではありません。選び方は、まずはハイブリッドかガソリンかを選択。続いてエアーかスパーダか、プレミアムモデルの「スパーダ プレミアムライン」のどれにするかを選択。

あとは、乗車定員を2列目がキャプテンシートとなる7人乗りか、8人乗りにするのかを選択。駆動方式は4WDを選択した時点で、ガソリンエンジン車一択となります。

エアーにはプレミアムラインが設定されていないため、上質さを求めるならスパーダ プレミアムラインの一択となります。

新型ステップワゴンは装備の差でグレードを選ぶのではなく、エクステリア・インテリアの好みと、エンジン・駆動方式で選ぶクルマです。

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※この記事は2022年5月現在の情報に基づいています。