初めての中古キャンピングカー選び 5つのチェックポイント

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憧れのキャンピングカー。新車は高いけれど中古車なら手が届きそう……ということでキャンピングカーならではのチェックポイントをピックアップしてみました。

キャンピングカーはいわば「動く家」であり、エンジンや駆動系といった走りに関わる部分だけでなく、水まわりや電気、家具の建て付けや内装のヤレ、ヘタリなど、見るべき部分は多岐にわたります。

【サマリー】中古キャンピングカーの魅力とは

新車ではなく中古車でキャンピングカーを選ぶメリットとしては、「1.価格」、「2.納期」が挙げられます。1の価格はトラックをベースにしたキャブコンや輸入車など、新車だと1,000万円近くする高額車も中古車ならグッと安くなります。

もちろん、「高年式・低走行」といった物件になると販売価格は新車とさほど変わらず、メリットは「すぐに乗れる」ことぐらいですが、5年落ち、10年落ちぐらいの低年式車になると、走行距離にもよりますが、新車価格の半額ぐらいから探せます。2の納期については次項で詳しく解説します。

【中古車キャンピングカーの魅力#1】待たずに乗れるのが中古車のメリット

新車はベース車の生産が滞っていることから納期が長く(9月20日現在ハイエースバンが4ヵ月)、キャンピングカーブームの影響で「需要過多」の状態が続いています。

キャンピングカーはビルダー(架装を行う工場)にベース車が入庫してから内装を作り込んでいくため、完成までに数ヵ月を要します。そのため、人気モデルになると半年から1年以上と、納期がとても長くなります。

中古車は欲しいと思ったら「すぐに乗れる」のがメリットで、今からでも秋の行楽シーズンや冬キャンプに余裕で間に合います。

【中古キャンピングカーの魅力#2】バンコンの予算でキャブコンが狙える

ハイエースやキャラバンなどワンボックス車をベースにした新車のバンコンバージョン(バンコン)の平均は500万円台なのに対し、カムロードベースのキャブコンバージョン(キャブコン)は安いものでも600万円台後半から、ハイエンドモデルになると1,000万円近い高額車になります。中古車なら新車のバンコンが買える予算で中古のキャブコンや、憧れの輸入車にも手が届きます。

【中古キャンピングカー選びのポイント#1】下まわりのサビ、腐食に注意

キャンピングカーはレジャービークルという性格上、ウインターシーズンに融雪剤がまかれた雪道を走る、あるいは海の近くのキャンプ場で潮風にさらされるといったことが想定されます。

特に雪国で乗られていたクルマは錆や腐食の原因となる塩分がクルマの下まわりに付着し、それを洗い流さないことでマフラーやブレーキ、フレーム、足まわりが錆つき、最悪の場合は腐食が進んでいる場合もあります。

面倒でも展示車の下まわりを覗き込んで状態を確認しましょう。

【中古キャンピングカー選びのポイント#2】タイヤ溝の減り方に注意

キャンピングカーで多いトラブルがタイヤバースト。特に許容限度荷重ギリギリで作られているモデルの場合、定員乗車してキャンプ道具をフル積載にすると車重がかさみ、タイヤに過度な負荷が掛かるためにバーストが起こりやすくなります。

空気圧が適切に管理されていない場合、タイヤの溝が偏って減っていることがあるので、タイヤ溝の減り方も入念にチェックしましょう。

【中古キャンピングカー選びのポイント#3】シートのヤレ、ヘタリ

経年車ほど目立ってくるのがシートのヘタリやヤレ。クリーニングでも汚れが落とせない場合はシート表皮の貼り換えやシートカバーを被せるといった方法で解決できます。

気を付けたいのは前のオーナーがペットを同乗させていたケース。ペットの毛が繊維に絡みつくとなかなか取れず、独特のニオイも気になります。ペットアレルギーの原因にもなるので、気になる人は敬遠しましょう。

写真はシート生地のサンプル。もともとファブリックだったシートをレザー調の生地で貼り換えれば汚れや飲みこぼしを拭き取りやすなり、自分好みの色、柄でイメージチェンジできます。

【中古キャンピングカー選びのポイント#4】電装品の作動状態を確認

キャンピングカーには走行用のメインバッテリーとは別に、サブバッテリーと呼ばれるキャンピング設備用のバッテリーが備わっています。ここに蓄電するのが「走行充電器」や「外部充電器」で、インバーターはバッテリーのDC(直流)を家庭のコンセントと同じAC(交流)に変換する装置です。

こうした電装品が正確に作動するか、電源を入れて確認しましょう。ちなみに、サブバッテリーは一般的な鉛タイプだと寿命は2~3年ぐらい。こちらも前オーナーの使い方で寿命が大きく左右されるので、新品に入れ替えたほうが安心できます。

【中古キャンピングカー選びのポイント#5】水まわりとガスをチェック

キャンピングカーならではの装備が、シンク(流し台)やシャワーといった水まわりと、コンロやボイラーなどのガス機器。水の出が悪い場合は給水ポンプの不調などが考えられます。ガス機器の燃料はLPガスやカセットガスで、日本ではコンビニでも入手できるカセットガスがスタンダードになっています。こちらも点火させてガス機器の状態を確認しましょう。

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【まとめ】信頼できるお店で充実の中古キャンピングカーライフを

普通の乗用車に比べて「チェックするべきポイント」が多いのが中古キャンピングカー。売りっ放しのお店だと購入後のアフターサービスは期待できず、持て余してしまう可能性があります。やはり「信頼できる店選び」が満足のゆくキャンピングカーライフを送るためには欠かせません。

その判断材料になるのが、ビルダー直営の販売店や、整備工場を自社内に備えたキャンピングカー専門店。キャンピングカービルダーと販売店で構成されるJRVA(日本RV協会)加盟店なら、購入後のメンテナンスやカスタマイズも安心して委ねられます。

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この記事は2022年9月の情現在報に基づいています。

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