【軽自動車のカスタム 最新情報 】今年の人気トレンドと注意点は?最新情報

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現代日本は軽自動車大国。ここ数年の販売台数ランキングは上位が軽自動車で占められるほど、多く売れています。となると、街は同じクルマであふれてしまい、どこに行っても自分と同じクルマに出会ってしまうということも……。そんな状況を打開したいのなら、愛車のカスタムが一番の近道かもしれません。ちょこっとカスタムから個性的なフルカスタムまで、最新のトレンドを追いながら軽自動車のカスタム事情を見ていきましょう。

2022年の軽自動車カスタムの人気トレンド動向

アウトドア系カスタムが主流

世の中のアウトドアブームは、クルマ業界も巻き込んで大きなトレンドとなっています。軽自動車もそこは然りで、2022年のカスタム市場は完全にアウトドア系カスタムが主流になりました。

アウトドアと一口にいっても、なにもキャンプや登山ばかりではありません。釣りや自転車などアウトドアで楽しむ趣味は多数あります。それらの幅広い趣味を楽しむ人たちの需要に応えられるよう、現代の軽自動車は動力性能も積載性も十分考えて作られています。

元々持っている性能を、もうちょっとだけ自分好みにしたい。そんな考えを持ったユーザーが多くなり、カスタマイズ市場が今勢いづいて加速的に伸びているのです。

生活に必要な道具から、趣味に必要なギアへと用途が変わりつつある昨今の軽自動車。カスタムメーカーもそれに合わせたパーツを矢継ぎ早に投入していっています。車中泊需要が高まっている傾向もあり、室内をDIYで好みの仕様にする人も増えています。そんな彼らの助けとなるのが、大きなパーツではなく、カスタムメーカーが発売している小さな部品だったりします。

軽ワンボックスや軽トラもベース車として人気

外装では一時期流行ったローライダーのような、車高を落としてエアロパーツをつけたカスタマイズはすでに少数派です。逆にどんな悪路でも入っていけそうな、走破性を高めるためのリフトアップや、オフロード風タイヤが爆発的な人気を博しています。それに合わせ外装もタフなイメージになる装備や、ルーフキャリヤのような実用的なものが定番化してきました。

SUVブームに乗じた軽自動車のSUV化やクロスオーバー化も、そういったカスタムの流行る一因となりました。スズキ ジムニーを筆頭に、スズキ ハスラー、ダイハツ タフトなどのSUV系だけではなく、スズキ スペーシアギアのようなクロスオーバータイプにも対応したパーツのリリースが相次いでいます。

そして、スズキ エブリイやダイハツ アトレーなどのワンボックスタイプも人気はますます上がる一方です。エブリイのリフトアップ仕様などは、新車からのコンプリートカーとして販売されるほど需要があります。

軽ワンボックスの人気が高まると、同じシャシー構造の軽トラックもカスタムベースとて見られるようになりました。軽キャンピングカーはその最たる例ともいえますが、リフトアップして楽しむ人もいれば、アウトドア系カスタムとはまったく別方向ですが、最近は軽トラでドリフト競技をする人も増えています。

多種多様のニーズに応えるように、カスタム市場も多彩なジャンルへと進化しているのです。

軽自動車をレトロ風・クラシックカー風にカスタムするのはもはや定番?

https://www.damd.co.jp/products/suzuki/jimny_little-d/

レトロ風カスタムは、トヨタ ランドクルーザーやトヨタ ハイエースなどにも最近は出てきていますが、軽自動車用の方が種類は豊富です。例えばジムニーなら、初代や2代目風のフロントマスクキットだけでなく、メルセデス・ベンツのGクラス風やランドローバーの初代ディフェンダー風のキットまで発売されています。これはジムニーのボディ形状が、スクエアに近くなり昔ながらのデザインへ回帰したことが要因です。同じ理由で、ディフェンダー風マスクはタフト用も発売されました。

レトロカスタム系の走りともいわれる、定番のワーゲンバス仕様も人気があります。しかしながらベースとなるスバル サンバーの生産が終了してしまっているので、コンプリートカーとしては手に入りづらくなっているのが現状です。最近では、新車人気が高いホンダのN-VANをベースにした、レトロ系カスタム仕様も多く登場しています。

カスタムのジャンルとしてはすでに定番化していますし、レトロ風・クラシックカー風カスタムは見た目のインパクトがありますので根強い人気があります。個性的なスタイリングを求めている人にとっては、この上ない選択肢になるでしょう。

軽自動車のアメ車カスタムも根強い人気?

かつて流行っていたビレットグリルやスムージングなどのローライダーカスタムは、さすがに最近では減りました。その代わりに、前項でも触れているレトロ系・クラシック系のアメ車カスタムの方が、今は主流になっています。ホンダ N-VANなどを昔のアメリカンミニバン風に仕上げるカスタムで、元の車種がわからないほど個性的になることが特徴です。

ワンボックス(箱バン)のリフトアップの人気は?

リフトアップはカスタム市場の中でも注目のカテゴリーで、人気が高いカスタムです。最近ではスズキ ジムニーなどのSUVタイプだけでなく、軽ワンボックスバンのスズキ エブリイにまで波及していて、もはや定番カスタムといえるくらいにまで広まっています。

3〜4cmアップくらいはまだ序の口で、中には10cm以上リフトアップするものもあります。これはフレーム構造体を残した堅牢なシャシーを使用しているからで、エブリイのほかに同じ構造を持つ軽トラックのキャリイをリフトアップするケースも増えています。ただ注意したいのは、車検の時に構造変更が必要となる場合があることです。違法改造車にならないよう、申請は確実にしておきましょう。

アウトドア・車中泊仕様へのカスタムは軽自動車でも人気!

今のカスタム市場の主流がアウトドア系カスタムです。使い勝手が良く、かつカッコイイSUVやクロスオーバーのカスタム人気が異常なほど盛り上がっています。ホイールとタイヤをワイルドなデザインのものに変更するのが定番で、リフトアップや外装のパーツ交換、ルーフへのキャリア装着などが人気のカスタムとなっています。

アウトドア系が流行ると同時に、車中泊も需要が伸びました。リアシートを倒すとラゲッジと合わせて平らなフロアができる車種も増え、車中泊がしやすくなった点も大きな理由です。

もちろんカスタムメーカーも車中泊仕様をリリースしているのですが、車中泊をするユーザーはDIYで自分好みに仕上げていく場合が多く、メーカー側もより快適に過ごすためのグッズを取り扱うようになってきました。今ではいろいろな種類が登場していて、迷ってしまうほどです。

軽自動車の内装のカスタムの人気トレンドは?

内装を自分の好きな色や素材にカスタムすることがかつては流行っていましたが、今はアウトドアブーム。内装そのものをカスタムするよりも、車中泊仕様やキャンプ仕様、釣りやそのほかの趣味を楽しむための仕様にする人が増えています。生活に欠かせない道具というよりも、趣味を楽しむためのギアとしての軽自動車ニーズが高まってきているからです。

車中泊時の荷物をうまく収める収納だったり、釣竿用のロッドホルダーを天井に取り付けたり、限られたスペースを活かすため様々な工夫を凝らしたアイデア商品も登場しています。

人気の軽自動車カスタムショップ3店

JAOS

https://www.jaos.co.jp/

1985年創業の4WD用パーツ専門ブランド。国産SUVのほぼすべてを網羅する豊富なパーツ開発力、そして自動車メーカーへも納入している確かな品質から、信頼できるアフターパーツブランドとして絶大なる人気を誇っています。

軽自動車用は、ジムニーを筆頭にハスラーやタフトなどのパーツもラインナップ。車高を上げるリフトアップサスキットは全種類車検対応となっていますので、構造変更をする必要なく取り付けできるところもうれしいポイントです。

モデストカーズ

https://www.modest.jp/

レトロ系のカスタムを考える人なら必ずチェックする、老舗カスタムショップ。軽自動車のレトロカスタムを専門に、さまざまな車種に適したメニューが用意されています。

ワーゲンバス仕様が一番有名ではありますが、最近ではホンダの往年の名車ステップバン仕様にするカスタムも人気があるようで、ウェブサイトでは納車された実際のオーナー車が見られます。

外装だけでなく、内装もシートカバーや塗装などのカスタマイズを受け付けてくれ、すべてをお任せできるカスタムショップです。

DAMD(ダムド)

https://www.damd.co.jp/

エアロパーツの老舗ブランドで、1982年創業。メーカーのディーラー装着オプションも手掛けるほど品質の高いパーツで、なおかつデザイン性も優れるため人気のアフターパーツブランドです。

軽自動車用のパーツも豊富で、エアロ系からレトロ系まで対応車種とデザインがほかと比べても圧倒的に多くそろっています。公式サイトではすべてのデザインが見られますので、好みの仕様をウェブ上で見つけることもできます。パーツの購入から取り付け作業の予約まで、オンライン上で済ませられることも便利なメリットです。

軽自動車ホイールのカスタムトレンドを知りたい方はこちらから

「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事

2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。

3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。

※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。

【まとめ】自分なりのカスタムが気軽に楽しめる存在

軽自動車を選ぶメリットは、経済的であること。維持費や燃費が登録車に比べれば安く済みます。それはカスタムする前提としても同じことがいえ、カスタマイズを含めた車両の総額が抑えられる点は大いに魅力的といえるでしょう。

最近はアウトドアや車中泊が盛り上がっていて、DIYでカスタムする人も増えてきました。特に内装に関しては、自分の好みにDIYで仕上げるという人が多く見られます。そんな思い思いのカスタムが気軽に楽しめるのも、軽自動車カスタムの魅力です。

そして、アウトドア派にとっては軽キャンパーという道も選択肢として存在します。カスタムとしてはある意味究極の存在ともいえるキャンピングカーですが、軽自動車なら手が届きやすく身近に感じるでしょう。

カスタムカーに乗る楽しみ方は、千差万別。多くの選択肢が用意されている軽自動車のカスタムを、自分なりに気軽に楽しみましょう。

カープレミアならクルマの検索や故障の症状検索ができる

※この記事は、2022年9月時点での情報を元に執筆しています。

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