おすすめの軽自動車はこれだ!2022【編集長責任執筆】何を選んだらいいのかお悩みの方へ…

クルマを選ぶ テーマ別特集

軽自動車を買いたい・買い替えたいが「何を選んだらいいのかわからない」という方へ、カープレミアマガジン編集長が、おすすめの軽自動車をお伝えします.

まずはボディタイプを何にするのかを決めましょう

日本の新車販売総台数の40%以上を占める軽自動車。乗用タイプの軽自動車だけで見ても40車種以上がラインナップされています。何を選んだらいいのか、悩む方のお気持ちは大変よくわかります。そこで、まずは、ボディタイプを何にするのかを決めましょう。軽自動車のボディタイプは大きく分けると次の6種類となります。

➢スーパーハイトワゴン
➢トールワゴン(=ハイトワゴン)
➢SUV
➢ハッチバック・コンパクト
➢ワゴン・バン・1BOX・キャブバン
➢スポーツ・オープンカー

これらのボディタイプの中で、何を選べばよいのかを悩まれている方は、【軽自動車の選び方】ボディタイプ別の特徴と使い勝手編 の記事をご覧いただいてから、この記事をお読みください。

「おすすめの軽自動車これだ!」の選考基準

「編集長責任執筆」と銘打っておいて、この選考基準はズルい!という指摘は覚悟しております。その選考基準は「販売台数実績」です。売れているクルマは正義です。登録車(いわゆる普通車)の販売台数の多い・少ないには、販売ディーラーの数が大きく影響しますが、軽自動車の場合は、地元の自動車整備工場がサブディーラー(取次店)となって軽自動車を販売するという、日本中どこでも買えるシステムが構築されていますので、販売ディーラー(メーカー直系の)の数が多い・少ないの影響を受けにくいとされています。

というわけで、2022年1〜10月の軽自動車新車販売台数(出典:全軽自協)から、それぞれのボディタイプ(スポーツ・オープンは車種が限定されるので割愛)からの販売台数1位となったモデルを紹介します。が、編集長の面目がありますので、なぜ売れているのかなどの補足情報など、知見も交えてお伝えさせていただきます。

スーパーハイトワゴンのおすすめはこれだ!

ホンダ N-BOX

左:基準車(標準モデル)・右:カスタム

ホンダ N-BOXは、2022年上半期(4〜9月)の新車販売台数において、登録車(いわゆる普通車)と軽自動車を両方含めた総合で1位を獲得。過去にも総合1位を何度も獲得しています。

売れている理由は、なんといっても軽自動車のクラスを超えた上質な内外装と走り、乗り心地。もはや軽自動車ではないという自動車評論家は多くいます。筆者もそう思います。また、ホンダのライバルメーカーの開発担当者のほとんどがN-BOXをベンチマークにしており、とある開発担当者に「N-BOXには負ける。パーツの素材からして良い」と言わしめたほどです。

とにかくクルマが欲しいが何を買っていいかわからない、という方、ボディタイプもどれを選んだらいいのかわからない、という方、N-BOXを選んで損はしません。リセールバリュー(下取りに出すときの価値・価格)も高いので安心です。

普通のN-BOXとカスタム、どっちがいい?

悩むのであれば、カスタムを買いましょう。価格も劇的な差はありません2021年のデータですが、販売台数比率はカスタムのほうが多くなっています。装備面においては基準車よりもカスタムのほうが上級に設定されているため、買った後の満足度も高いでしょう。

「ホンダ N-BOX」が売れている理由とは?最新の売れ筋グレード・人気ボディカラーから誕生の歴史まで の記事ではさらに詳しい情報がご覧いただけます。

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トールワゴンのおすすめはこれだ!

ダイハツ ムーヴ

左:基準車(標準モデル)・右:カスタム

1993年に現在のトールワゴンの始祖となった「スズキ ワゴンR」がデビューするとたちまち大ヒットを記録、そのライバルとして登場したのが「ダイハツ ムーヴ」でした。それ以降は両者デッドヒートを繰り広げるのですが、最近はムーヴキャンバスによる底上げ効果もあってムーブに軍配が上がっています(ムーヴにはキャンバス、ワゴンRにはスマイルの台数も含まれています)。その理由は、デザインではないかと筆者は分析しています。ワゴン Rのデザインはアバンギャルドで、万人受けするデザインはムーヴでしょう。後発隊では、ホンダ N-WGN、日産 デイズがありますが、販売台数ランキングの上位には入ってきていません。いいクルマなんですけどね。

ムーヴの現行モデルは6代目で、2014年にフルモデルチェンジを受けています。そろそろモデル末期で次期新型のうわさがちらほら出てきています。基本設計はどうしても後発隊のほうが有利ですので、モデル末期というところが気になる方は、ホンダ N-WGN、日産 デイズをおすすめします。ワゴンRは、2017年2月のフルモデルチェンジで、先日も一部変更をしていますから、次期新型はもう少し先でしょう。ワゴンRより新しいのは、N-WGN、デイズです。

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ハッチバック・コンパクトのおすすめはこれだ!

スズキ アルト

2022年1〜10月期の販売台数は、56,383台。ライバルのダイハツ ミラ イースが肉薄の54,590台。ひょっとすると年末に逆転する可能性を秘めていますが、筆者はアルトが勝ち抜けるのではないかと予想しています。なぜなら、アルトは2021年12月にフルモデルチェンジを受けた新型、ミラ イースは2017年5月のフルモデルチェンジというアドバンテージがあるからです。また「2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の10ベストにも選出された、評価の高いモデルです。両車の販売台数にはアルトラパン、ミラトコットという派生モデルもカウントされているのですが、ラパンが先日マイナーチェンジを受けたことも、アルトに追い風です。

現在の日本の軽自動車の基本は初代アルトが作ったといって過言ではありません。日本のモータリゼーションの立役”車”にもなったアルトは1978年にデビュー。当時は「アルト45万円」という衝撃的な価格で一世を風靡しました。新型は原点回帰で設計したとスズキはいいます。実際に乗ってみると、現代のベーシック軽自動車の新機軸はこれか、という印象を受けることでしょう。

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軽ワゴン・軽バンのおすすめはこれだ!

ダイハツ アトレー

軽ワゴンと軽バンは、5ナンバーの乗用車届出か4ナンバーの貨物車届出の商用車という大きな違いがありますが、ボティ形状は同一で4ナンバーでもパーソナルユースが多く、5ナンバーでも商用利用されることが少なくないという事情があります。さらに、2021年12月のハイゼットシリーズのフルモデルチェンジで、先代までは乗用車だったアトレーが4ナンバー届出に変わったという事情もあります。全軽自協の販売台数では、新型アトレーが4ナンバーの「ハイゼット カーゴ」に集約されているようで、アトレーのみの販売台数は不明です。ちなみに、ライバルのスズキ エブリイワゴンの販売台数は、12,676台、ハイゼットカーゴの販売台数は、77,167台となっています。

仮にエブリイワゴン軽ワゴンでトップの販売台数だったとしても、基本設計の新しさと、軽ワゴン・軽バンで初となるCVT(無段変速機)の採用、ユーティリティの高さ(例えば、スクエアな荷室空間になり積載可能な体積を増やすなど)、さすがはダイハツの新型と思わせるクルマに仕上がっていました。

しかし、スズキも黙ってはいないはず。エブリイワゴン/エブリイのフルモデルチェンジは2015年でしたので、そう遠くない未来に次期新型が登場するはずです。ただ、先代”64エブリイ”のモデルライフは9年半ほどと長く、ボディタイプ的にもモデルライフが長いタイプとなりますので、次期新型はあと2、3年先になるかもですね。

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【軽自動車の選び方】ボディタイプ別の特徴と使い勝手編|編集長直伝!【軽自動車の選び方】2WD or 4WD?ターボ or ノンターボ?パワートレイン編|編集長直伝!と本記事併せて3記事を編集長責任執筆にて書かせていただきました。「軽自動車、何を買えばいいの?」このお悩みを持つ方向けに熱量多めでキーボードを叩いてみたのですが、いかがでしたでしょうか?筆者は、記事の結びに「いかがでしょうか?」と記されるキュレーションタイプを嫌うタチですが、今回は使いました。

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(文:宇野 智 画像:スズキ・ダイハツ・ホンダ)
※この記事は2022年11月現在の情報に基づいています。

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