トヨタ パッソの車検費用の相場はいくら?車検前にチェックしたい注意事項まとめ【2023年版】

カーライフを賢く楽しむ クルマの点検・車検

ダイハツからブーンのOEM供給を受けてトヨタブランドで販売されるリッターカー・コンパクトカー「パッソ」。本記事では、初代から3代目までの車検についてお伝えします。

トヨタ パッソの車検を受ける前に…交換部品に注意!

年式が新しくないパッソにお乗りの方は、車検時に交換部品がいくつか必要になることを念頭に置いておきましょう。例えば、走行距離10万kmはタイミングベルトやウォーターポンプの交換時期です。車検を申し込むときに、部品交換が必要なのかを聞いておきましょう。

【現行モデル 3代目】 トヨタ パッソ(2016年4月〜)

パッソ 標準モデル(基準車)現行モデル

パッソ モーダ 現行モデル

パッソ 標準モデル(基準車)前期型

パッソ モーダ 前期型

2016年4月にフルモデルチェンジ。3代目で初めてトヨタのエンブレムが装着された。エンジンは新しい直列3気筒1.0Lガソリンのみとなった。女性をターゲットとしたフロントデザインが異なる「MODA(モーダ)」がラインナップされた。2018年10月にマイナーチェンジが実施されている。

【2代目】トヨタ パッソ(2010年2月〜2016年4月)

パッソ 2代目 前期型

パッソ 2代目 後期型

2代目の企画開発は女性スタッフも加わって、女性をターゲットにして進められた。初のフルモデルチェンジは2010年3月。CMキャッチフレーズは「Newプチトヨタ」。1.0Lガソリンエンジンは先代のものをキャリーオーバー、1.3Lは新しいものに変えた。ボディサイズも先代とほぼ同じ。2014年にマイナーチェンジ、このときのCMにドラえもんが採用された。

【初代】トヨタ パッソ(2004年6月〜2010年2月)

パッソ 初代 前期型

パッソ 初代 後期型

初代 トヨタ ヴィッツより約3,600mmという短い全長で2004年6月にデビュー。トヨタがダイハツのコンパクトカー「ブーン」のOEM供給を受けて販売。CMキャッチフレーズは「プチトヨタ」。直列3気筒1.0Lと直列4気筒1.3Lのガソリンエンジンをラインナップ。ヴィッツよりコンパクトなボディサイズながら、室内はヴィッツよりパッソのほうが広く、安価な価格設定もあいまって人気を博した。

トヨタ パッソの車検費用の相場はいくら?

車検費用には「法定費用」と「整備費用」の2つが含まれています。このうち、法定費用は国が定めた自動車重量税と自賠責保険料(自動車賠償責任保険)と検査手数料(印紙代・証紙代)で、どこで車検を受けても金額は変わりません(検査手数料は指定工場かそれ以外で600〜800円異なります)。整備費用は、車検を受ける店、工場によって金額が変わってきます。

なお、車検整備費用の相場は、インターネット上にある情報を広く収集し、標準化したもので掲載しています。

自動車重量税税率

【乗用車(3・5ナンバー)・2年・自家用・継続検査】単位:円
エコカー

(本則税率)

非エコカー
車両重量 12年まで 13〜17年 18年以上
500〜1,000kg 10,000 16,400 22,800 25,200
※乗用車は車検証記載の「車両総重量」ではなく「車両重量」

歴代パッソの車両重量は1,000kg未満。現行モデルはエコカーですが、2代目、初代は非エコカーの扱いとなります。また、新車新規登録等で免税を受けた「令和12年度燃費基準」を120%以上達成している乗用車は初回継続検査(車検)の自動車重量税が免税となりますが、パッソは達成していません。

【現行3代目】トヨタ パッソの車検費用の相場

パッソは登録車(いわゆる普通車)中では維持費が最も安い部類となります。年式が古いクルマは、交換部品が多くなり車検費用が高くなる傾向があるほか、自動車重量税の課税もありますので注意してください。

トヨタ パッソの車検費用の相場は、年式・走行距離で大きく変わりますが、5〜10万円となるでしょう。

【現行3代目】トヨタ パッソの法定費用

自動車重量税 ¥10,000
自賠責保険料 ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) ¥1,600〜¥2,300
合計 ¥31,610〜¥32,310

【現行3代目】トヨタ パッソの車検整備費用の相場

どこで車検を受けるかによって差が開くのと、走行距離・年式により交換部品等の費用がかさむことから、安いところで1万円台後半、相場は2〜6万円ほどとなっていました。

【2代目】トヨタ パッソの車検費用の相場

【2代目】トヨタ パッソの法定費用

自動車重量税 ¥16,400
自賠責保険料 ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) ¥1,600〜¥2,300
合計 ¥38,010〜¥38,710

【2代目】トヨタ パッソの車検整備費用の相場

2代目も現行モデルと大差ない車検整備費用の相場となっていました。安いところで1万円台後半から、6万円くらいのレンジとなっていました。

【初代】トヨタ パッソの車検費用の相場

【初代】トヨタ パッソの法定費用

自動車重量税 ¥16,400
自賠責保険料 ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) ¥1,600〜¥2,300
合計 ¥38,010〜¥38,710

※自動車重量税は、新車登録後12年までの非エコカーの税率。非エコカーは新車登録後13年・18年で税率が加算、13〜17年では22,800円、18年以上で25,200円となります。

【初代】トヨタ パッソの車検整備費用の相場

初代は年式が古く、走行距離も長くなりがちです。車検時の交換部品代は2代目、現行モデルより高くなって当然です。相場としては、3〜10万円が中心です。

トヨタ パッソの車検費用を「安く・安心」に済ませる方法〜「カープレミアガレージ」とは?

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。

※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。

カープレミアならクルマの検索や故障の症状検索ができる

※この記事は、2022年12月時点での情報を元に執筆しています。

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