トヨタ プロボックス/サクシードの車検費用の相場はいくら?車検前にチェックしたい注意事項まとめ【2023年版】

カーライフを賢く楽しむ クルマの点検・車検

日本を代表するビジネスライトバン「プロボックス」。本記事では生産終了になった姉妹車「サクシード」と併せて最新の車検費用についてお伝えします。

プロボックス/サクシードの車検を受ける前に…予防交換を検討!

プロボックス/サクシードは過酷な使われ方をする商用バンとして設計されているため、耐久性・対故障性に優れています。この点は、さすがトヨタ。このため、車検時に交換する部品が少なくなるなどのメリットがありますが、走行距離や年数に応じて、壊れていなくても予防交換をしたほうがいい部品があります。車検を受ける前に自動車整備士に確認することをおすすめします。

【現行モデル 初代】 プロボックス(2002年7月〜)

初期型(2002年7月〜2014年8月)

打倒日産ADバンを掲げて開発されたという逸話を持つ。圧倒的な使いやすさと耐久性でビジネスライトバンではトップセールス。長時間運転しても疲れないという評価は多い。プラットフォームは初代ヴィッツを流用。デビュー当時は、1.5L・1.3Lガソリン、1.4Lディーゼル、1.5LCNGのエンジンに、4AT・5MTが組み合わされていた(ディーゼルは5MTのみ)。また、4ナンバー(貨物車登録)のバンと5ナンバー(乗用車登録)のワゴンがラインナップしていた。のちの2007年9月末でディーゼルエンジンが販売終了、2013年10月にワゴンが販売終了した。

現行モデル(2014年8月マイナーチェンジ)

2014年8月にビッグマイナーチェンジ、プラットフォームは新しい3代目ヴィッツのものが使われ、フェイスリフトが行われたほか、エンジンとトランスミッションも一新。型式も変わったため実質はフルモデルチェンジ。全車CVT化され、エンジンは1.3L・1.5Lガソリンのみとなり、エコカー減税対象車になった。後の2018年11月にはハイブリッド車が追加された。

【絶版】サクシード(2002年8月〜2020年5月)

前期型

後期型

プロボックスと同じ、2002年7月に発売。プロボックスがカローラバンの後継車としてデビューしたのに対して、サクシードはカルディナバンの後継車としてデビューした。プロボックスとは、前後バンパー、ヘッドライト、テールゲートなどが異なり、全長はプロボックスより105mm長かったが、2014年8月のマイナーチェンジでプロボックスと共通化され相違点は車名のステッカーぐらいになった。2020年5月のトヨタ全ディーラー全車種併売化のタイミングでサクシードは販売終了した。

プロボックス/サクシードの車検費用の相場はいくら?

車検費用には「法定費用」と「整備費用」の2つが含まれています。このうち、法定費用は国が定めた自動車重量税と自賠責保険料(自動車賠償責任保険)と検査手数料(印紙代・証紙代)で、どこで車検を受けても金額は変わりません(検査手数料は指定工場かそれ以外で600〜800円異なります)。整備費用は、車検を受ける店、工場によって金額が変わってきます。

なお、車検整備費用の相場は、インターネット上にある情報を広く収集し、標準化したもので掲載しています。

プロボックス/サクシードの車検費用の相場

4ナンバー(貨物車登録)の車検は1年ごと(自家用の場合。新車登録から初回は2年)、5ナンバーは2年ごと(自家用の場合。新車登録から初回は3年)です。

プロボックス/サクシードの車検費用合計の相場は、4〜11万円となっていました。

プロボックス/サクシードの法定費用

法定費用のうち、自動車重量税は新車登録時からの年数(車検証記載の初度登録年月から)が13年および18年を超えると税額が加算されます。新車新規登録等で免税を受けた「令和12年度燃費基準」を120%以上を達成している乗用車は初回継続検査(車検)の自動車重量税が免税となります(ハイブリッド車が対象となります)。

▼バン(4ナンバー・貨物車)

自動車重量税 ¥0〜¥34,200
自賠責保険料 ¥19,120
検査手数料(印紙代・証紙代) ¥1,600〜¥2,300
合計 ¥20,720〜¥55,620

▼ワゴン(5ナンバー・乗用車)2年

自動車重量税 ¥24,600〜¥34,200
自賠責保険料 ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) ¥1,600〜¥2,300
合計 ¥46,210〜¥56,510

▼自動車重量税一覧表
プロボックス/サクシード 4ナンバー(貨物車)の車両総重量は、1,430〜1,695kg、ワゴン 5ナンバー(乗用車)の車両重量は1,030〜1,120kg。

【乗用車(3・5ナンバー)・2年・自家用・継続検査】単位:円
エコカー

(本則税率)

非エコカー
車両重量 12年まで 13〜17年 18年以上
1,000〜1,500kg 15,000 24,600 34,200 37,800
〜2,000kg 20,000 32,800 45,600 50,400
※乗用車は車検証記載の「車両総重量」ではなく「車両重量」
【貨物車(4・1ナンバー)・1年・自家用・継続検査】単位:円
エコカー

(本則税率)

非エコカー
車両総重量 12年まで 13〜17年 18年以上
〜1,000kg 2,500 3,300 4,100 4,400
〜2,000kg 5,000 6,600 8,200 8,800
〜2,500kg 7,500 9,900 12,300 13,200
※貨物車は車検証記載の「車両重量」ではなく「車両総重量」

プロボックス/サクシードの車検整備費用の相場

車検を受ける店、工場により、車検整備費用に違いがありますが、年式が古くなく過走行になっていなければ、基本的な料金で済む経済的なクルマです。交換部品がない場合での車検費用は安いところで2万円台、相場は3〜6万円となっていました。

プロボックス/サクシードの車検費用を「安く・安心」に済ませる方法〜「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。

※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。

カープレミアならクルマの検索や故障の症状検索ができる

※この記事は、2022年12月時点での情報を元に執筆しています。

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