【STEP 0】#2 中古車購入のときに必要なお金・諸費用「中古車購入ガイド」

クルマを賢く買う 中古車購入ガイド

日々のお買い物と違い、クルマを買う際は車両本体価格と消費税以外にさまざまな税金や保険、クルマを登録するための費用が必要です。また、購入時はローンを利用する人も多いでしょう。ここでは中古車を買う際に必要なお金について紹介します。

中古車は車両本体価格以外にも費用が必要

中古車を購入する際のお金といえばまず「車両本体価格」があります。これが中古車のいわゆる『値段』に当たるわけですが、中古車は「車両本体価格」だけ払っても手に入れることはできません。そのほかに「諸費用」が必要になるからです。この点が洋服や家電品を買うのとは大きく異なる点です。

諸費用はいくつか種類がありますが、大きく「法定費用」と「販売店手数料」の2種類にわけることができます。それぞれどんな費用があるのか、詳しく見ていきましょう。

「法定費用」とはおもに税金のことで、中古車によって費用が異なる

法定費用とはおもに税金です。クルマにはさまざまな税金があり、購入する中古車の排気量や車検残の有無、購入時期などによって金額が異なります。

法定費用には以下のような税金や、税金ではありませんが法的に必要になる費用があります。法定費用は仮に全く同じ中古車であれば、どこで購入しても同じです。

税金の名称 内容 支払うタイミング
自動車税種別割・軽自動車税種別割 いわゆる自動車税や軽自動車税のこと。自動車または軽自動車の所有者に対して課税される税金です。 毎年4月1日現在の所有者が5月末までに納めます。購入時は登録月の翌月から年度末までの額を納めます。

軽自動車は4月2日以降に届出した場合、その年の支払い義務はありません。

自動車重量税 車両重量に応じて課税される税金。軽自動車は一律の税額となります。 車検を取るときにその車検期間分を納付します。車検残のある中古車なら支払う必要はありません。
自動車税環境性能割・軽自動車税環境性能割 自動車の燃費性能等に応じて課税される税金。 クルマを購入するときに納めます。
消費税 商品・製品の販売やサービスの提供などの取引きに対して課税される税金。 クルマを購入するときに納めます。
法定預かり費用 検査登録時(車検時)、車庫証明取得時、名義変更時など各種申請手続きを行う際に必要になる費用で、販売店へ預けるためこう呼ばれています。申請書類に必要な印紙代等にあてられます。 クルマの購入時に支払います。
自賠責保険料 自賠責保険とは、交通事故による被害者を救済するため、加害者が負うべき補償の支払いの負担を補てんすることを目的とした保険。いわゆる強制保険で、すべての車に加入が義務付けられています。 車検時に次の車検までの期間分を支払います。車検残のある中古車なら本来新オーナーが支払う義務はありませんが、販売店が前オーナーに未経過分を支払い、その分を「自賠責保険未経過相当額」として新オーナーに請求することが多いです。
自動車リサイクル料金 リサイクル法に基づき、車の所有者が支払う費用。 新車は購入時に支払います。中古車の場合は、購入する中古車がリサイクル預託金をすでに払っているかどうかで異なります。

「販売店手数料」とは販売店に各種手続きを代行してもらうための費用

販売店手数料とは、購入したクルマの登録に関する手続きを、販売店に代行してもらうために支払う費用のことです。独占禁止法により、販売店ごとに料金は異なります。

またその名称や、種類も販売店によって異なるものもあります。

下記ではおもな販売店手数料について紹介します。

主な販売店手数料 内容
登録代行費用 購入したクルマに乗るためには運輸支局で登録する必要がありますが、それを販売店に代行してもらうための費用のこと。中古車では、登録に前オーナーの情報が必要になるため、個人情報保護の観点から、また手続き自体も複雑なため販売店に任せるのが一般的です。
納車費用 購入者の自宅などへ購入車両を運ぶための費用です。本来は販売店まで自分が取りに行けば不要ですが、販売店によっては車両保管場所から販売店へ輸送するための陸送費用などを納車準備費用として請求するケースもあります。
車庫証明代行費用 購入したクルマの車庫証明の申請を販売店に代行してもらう費用です。自分で申請・取得すれば支払う必要はありません。
整備点検費用 納車前に点検整備する費用です。販売店によって12ヵ月または24ヵ月の定期点検整備を指す場合と、販売店独自の整備を指す場合があります。
納車クリーニング費用 納車前に販売店が行ってくれる洗車や室内クリーニングにかかる費用です。
車検整備費用 車検が切れている中古車の場合、車検を取る必要がありますが、そのための費用のことです。この費用は、車両本体価格に含まれている場合と、含まれていない場合があります。
下取り費用 それまで乗っていたクルマを下取りに出した場合に、下取り車の名義を販売店に変更してもらうための費用です。また査定額が付かず、廃車にする場合は、廃車にするための費用(廃車費用)が必要になります。

上記以外にも、販売店によってさまざまな呼称や種類があります。その内容や金額について不明な点があれば、必ず契約する前に販売店に確認するようにしましょう。

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中古車を購入する際に、ローンを組む際の借り入れ先

中古車を購入する際に、現金一括での支払いではなくローンを組むことを検討している人も多いでしょう。一般的なのは販売店が信販会社と提携して用意している自動車ローンですが、ほかにも借り先はいくつかあります。

例えば給与の振込先や住宅ローンを借りている銀行なら、金利手数料を低く抑えやすくなります。ただし、一般的に銀行は審査が厳しく時間もかかるため、早めに検討するようにしましょう。

また信販会社は銀行とくらべて金利手数料は少し高い傾向がありますが、審査は通りやすいです。

ほかにも組合員なら農協や労金、公務員なら共済組合でも借りることができます。ローンを検討しているなら、まずどんなところから借りられるのか、あらかじめ調べておきましょう。

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このように購入する中古車次第で諸費用の金額が異なり、見積書をもらうまで、月々の支払い額がわかりにくいのが実情です。そうなると、自分が果たしてこのクルマを買って大丈夫か、見積書を見るまで不安ですよね。

しかしカープレミアなら、中古車の車両本体価格や支払い総額とともに、「カープレミアクレジット」の月々の支払い額が表示されています。表示される月々の支払い額も、一部繰り上げ返済など契約後に支払方法を変更できる長期支払い可能な「最安値プラン」や、ローン期間の最初は支払い額を抑えて、後半に多く納める「初め低額プラン」、オーソドックスな「均等払いプラン」があり、いずれも一目でわかります。

これなら中古車を探す段階で、月々の家計の中でやりくりが可能かどうかすぐわかります。ぜひ活用してみてください。

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(イラストレーション:桔川シン)
※この記事は、2022年11月時点での情報で執筆しています。

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