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マツダ アテンザワゴン について

車種の特徴

マツダから販売されている「アテンザワゴン」は、2012年デビューの3代目フラッグシップワゴンです。4800mm×1840mm×1480mm(全長×全幅×全高)で、後部座席よりも荷室を優先した仕様になっています。新世代における技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」と、マツダの「魂動(こどう)- Soul of Motion」をデザインテーマとしたモデルです。フロントフェイスに軸の強さを強調し、低重心も採用。風格ある美しさに磨きをかけて、フラッグシップモデルの品格に深みを持たせています。内装は、大人の感性を感じさせる豊かな空間で、心地よいなめらかな触感のナッパレザーを採用。アクセントとして、サテンクロームのメッキが所々にあしらわれているのも特徴です。シートは理想的な姿勢が保てるように設計され、シートヒーターも前後のシートに装備されています。アテンザワゴンの走行性能は、マツダの掲げる「人馬一体」を体現。グレードは「クリーンディーゼルエンジン」を使用したタイプで3種類のグレードと、「ガソリンエンジン」を使用したタイプで3種類のグレードの計6つあります。「クリーンディーゼルエンジン」はXD(クロスディー)と、XD PROACTIVE(クロスディープロアクティブ)、XD L Package(クロスディーLパッケージ)です。「ガソリンエンジン」は、20Sと、20S PROACTIVE(20Sプロアクティブ)、25S L Package(25S Lパッケージ)になっています。グレードごとに特徴をみてみましょう。アテンザワゴンのベースグレードになるのは、XDと20Sです。XDは2.2Lのディーゼルエンジン搭載車、20Sは2.0Lのガソリンエンジン車です。危険認知支援技術である「アダプティブ・フロントライティング・システム」と、前進時のAT誤発進抑制制御が標準で装備。他のグレードに比べて価格も抑えられ、最低限の安全装備が備わっています。XD PROACTIVEと20S PROACTIVEのグレードでは、ベースグレードと同じサイズのエンジンを搭載し、違いはホイールとフォグランプの有無です。マツダの先進安全技術である「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」の5つの機能がオプションで選択可能になります。必要なものだけを選択したい場合には、このグレードがよいでしょう。XD L Packageと、25S L Packageは、アテンザワゴンの中では最上級のグレードです。XD L Packageが2.2Lのディーゼルエンジンに対し、25S L Packageでは、2.5Lのガソリンエンジンを搭載しています。「i-ACTIVSENSE」がフル装備で、レザーシート仕様。BOSEサウンドシステムやリアシートヒーターも標準で装備されています。どのグレードも、ストレスフリーで運転ができるペダルレイアウトを採用していることや、運転に集中しながらでも必要な情報を逃さないよう、ヘッズアップコクピットのデザインになっているのも特徴です。走行時や発進後退時、夜間での安全運転をサポートしてくれる先進の機能も搭載されているので、安心して走行ができるでしょう。※記載の文章は、2022年9月時点の情報です。

車名の由来

アテンザの車名の由来は、イタリア語において「注目」という意味の「アテンツィオーネ」からきています。マツダの新世代における「Zoom-Zoomコンセプト」を明確にした車種で、人々から注目されるようにと願いを込めて命名しています。

モデル概要、その魅力は?

アテンザワゴンの特徴は燃費のよさです。アテンザワゴンの燃費は、22.2km/Lとなっており、一部の軽自動車やハイブリッド車よりも優秀な数字です。燃費や維持費を重視する人や、日常的に長距離を運転する人にはおすすめの車でしょう。また、一般的に加速が遅いといわれるディーゼルエンジンなのに、エンジンの最高出力は175ps/4500rpmで、加速力を示す最大トルクは420Nm/2000rpmとなっているのも特徴です。このエンジンは高回転数のときもバランスよく走行しますが、低回転から中回転に差しかかった際に、最高の性能を発揮します。この加速の良さは街乗りに最適なタイプといえるでしょう。アテンザワゴンは、2013年に世界のデザイン界でも権威のある「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞しています。他にも「ワールドカーデザインオブザイヤー」や「グッドデザイン賞」など名誉あるデザイン賞を獲得しており、国内外で広く認められている車のひとつです。マツダ車らしい美しくスポーティーなデザインも魅力となっています。