Q5(アウディ)のピンクのクルマ

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アウディ Q5 について

車種の特徴

洗練されたデザインにパワフルな走行が魅力のアウディ「Q5」。アウディで人気を誇るSUVタイプのなかでは、ミドルサイズに位置します。
初代アウディQ5の日本での発売は、2009年5月。同じくアウディのSUVであるQ7をややコンパクト化し、よりオフロード走行に特化したモデルがQ5です。3列シートで、最大7人まで乗車可能な大型SUVのQ7よりもコンパクトであることから、Q5はQ7の弟分として人気を博しました。
初代Q5の特徴は、全長だけではなく、フロントオーバーハングも短く抑えた点。走行時のブレを軽減し、小回りが利くのがメリットです。さらに、横滑りを防止する機能であるESPには、オフロード走行モードやラフロード自動検出機能を採用しました。以上の点から、オフロード走行に適しているSUVだということがわかります。
初代アウディには、Q5 2.0 TFSI quattroとQ5 3.2 FSI quattroの2種類がラインナップされました。日本販売モデルにおけるエンジンは、Q5 2.0 TFSI quattroには直列4気筒直噴ターボエンジンを、Q5 3.2 FSI quattroにはV型6気筒直噴エンジンを搭載しました。TFSIのエンジンの性能から、Q5は燃費のよいSUVという印象を与えていたのです。
初代Q5が10年近くにわたり販売されると、2017年10月からはフルモデルチェンジした2代目Q5が販売されました。駆動については初代と同様に4WD方式ですが、新しいクワトロを採用し、平坦な道路では後輪駆動をオフにするなど、より走行性を高めたのが2代目です。
2代目Q5は安全装備にも注力。アウディプレセンスシティは、走行中に車や人に接触しそうな場合に、警告灯や警告音でドライバーに知らせてくれる安全装備です。アダプティブクルーズコントロールは、高速道路を走行時にあらかじめ設定しておいた速度を保ってくれます。
さらに、エクステリア、インテリアともにデザイン性もさらに追求。シングルフレームグリルをヘッドライトへ向けて繋がるように見せ、力強い印象にしました。インテリアは、水平を基調としたダッシュボードで解放感を演出。バーチャルコックピットは、走行距離などの車両情報や地図情報などが液晶画面に表示され、未来的でクールな印象です。Q5に限らず、アウディの新型車には採用されている仕様のひとつでもあります。
※記載の文章は2022年5月時点の情報です。

車名の由来

アウディの車名はアルファベットと数字の組み合わせが基本です。Q5の場合、「Q」はアウディが独自に開発した4輪駆動「quattro®」の頭文字でもあるQが由来です。
Qシリーズのラインナップの数字には、2、3、4、5、7、8が使われています。この数字が大きくなるにつれ、車体が大きくなる傾向にあるのです。

最新モデルの概要

2021年2月にモデルチェンジしたアウディQ5。今回のモデルチェンジの対象になっているグレードは、40 TDI quattro advanced、40 TDI quattro S line、45 TFSI quattro advanced、45 TFSI quattro S line、SQ5の5種類になります。
大幅にチェンジした点は、エクステリアです。LEDを搭載したヘッドライトは、よりシャープで先進的に。ライト上部にはデイタイムランニングライトが組み込まれています。
フロントのシングルフレームはよりフラットで幅広になり、よりクールに。洗練されたデザインになっています。
また、新たなグレードとして「advanced」と「S line」にも注目。従来のS lineをさらにスポーティーにしたadvancedは、アウディQ8にも採用のグリッド型のグリルになり、力強さを表現しています。さらに、Plusパッケージを付けると、マトリクスLEDヘッドライト・19インチアルミホイール・アコースティックサイドガラスのオプションが追加でき、より迫力のある車体になるのです。
S lineの特徴はチタンブラックのハニカムメッシュグリル。スポーティーさを際立てる仕様になっています。
インテリアもより洗練されたデザインとなり、「MIB3」という最新のインフォテインメントシステムを採用。10.1インチのセンタースクリーンにてさまざまな情報を得ることができます。タッチパネルで操作がしやすく、デザインもシンプルな点が魅力です。