5シリーズツーリング(BMW)のピンクのクルマ

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BMW 5シリーズツーリング について

車種の特徴

BMWの「5シリーズツーリング」はクラスを牽引する存在の車で、5代目となる現行モデルは2017年から販売されています。初代は1992年に発売された、使い勝手に重きを置いたステーションワゴン。2代目は1997年に発表され、人だけでなく荷物にも優しい乗り心地を実現しました。その後2004年に発売された3代目は、アルミを使用することで軽量ながらラゲージスペースを大きく確保し、4代目はセダンらしい走りと使い勝手の良さを両立。そして現行モデルは、高い機能性と快適性、5シリーズを象徴するようなダイナミックな外観をバランスよく融合させています。安全性能面では、日々の運転中にリスクを事前に察知して危険を避けるほか、万が一のときでもシステムが自動ブレーキをかける、「衝突回避・被害軽減ブレーキ」がついています。車線からはみ出しそうなときには振動でドライバーに注意を促す「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」機能もあります。高出力なモーターと効率の高いエンジンを組み合わせた「PHEV」が搭載されたモデルも用意。近い距離の運転であれば電気モーターのみで走行できるなど、優れた運動性能と環境性能を併せ持っています。さらに、自動車メーカーとしては初のiPhoneが車のキーになる「BMWデジタル・キー」機能を搭載。対応する端末であれば、簡単にキーロックの解除ができます。室内空間にもこだわっており、高級感あるレザーシートをはじめ、上質な雰囲気のインテリアが車内の隅々に広がります。外観は、伸びやかさを感じるボンネットと長いホイールベースで風格を感じさせ、細やかなラインと面の大胆な構成で、モダンな雰囲気も感じさせる作りです。グレードはベーシックな「Standard」、さらに気品をプラスした「Luxury」、よりスポーティーな「M Sport」の3種類。グレード内には、クリーンエネルギー自動車の新ラインナップ「Edition Joy+」モデル、エンジンの最大出力によって分けられた「523d」、「530i」、「540i」モデルなどがあります。カラーはアルビン・ホワイトやブラック・サファイア、ファイトニック・ブルーをはじめ、9種類のカラーが用意されています。
※記事の文章は、2021年11月時点の情報です。

車名の由来

BMWにおいて、「ツーリング」はステーションワゴンモデルを示しています。そもそもステーションワゴンは街中での利用を中心とした車種です。一方でBMWの「ツーリング」は、景色の良い場所を巡るツーリングに由来しており、旅に出たくなるような機能を取り揃えたロングドライブに適した車種です。「5シリーズ」は、1972年に発売開始した中型の高級車を指します。3シリーズと並ぶ歴史と人気を持つ、BMWの中核を担う存在のモデルです。

モデル概要、その魅力は?

「5シリーズツーリング」は、日常生活にはもちろん、旅行などのロングドライブまで、どんな場面でも活躍するオールラウンダーな車種であることが大きな魅力です。その魅力を実現しているポイントの1つは、スポーティーかつ快適な走行性能にあります。「5シリーズツーリング」のほとんどのモデルに採用されている「xDrive」は、どんな路面や走行状況でも最大の駆動力を保つBMW独自の4輪駆動システムです。また、ホイールの動きを速度によって調節することで走行の安定性を実現する「インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング」などの機能で、走行性能を高めています。高い機能性も魅力を実現しているポイントの1つです。後部座席を完全に折りたたむと最大限にスペースを確保でき、荷物を固定できるフックやストラップも備えた「ラゲージ・コンパートメント・パッケージ」。最長650mまで照射可能な「BMWレーザー・ライト」や、12.3インチとワイドなコントロールディスプレイ。そして車内を囲む間接照明で、夜間でも居心地の良い空間を作り出す「アンビエントライト」など、上質な機能を取り揃えています。優雅さを際立たせるデザインもまた、魅力を感じるポイントです。BMWの象徴でもあるフロントの「キドニー・グリル」や、ブルーのデザインアクセントとロゴがあしらわれたヘッドライト。そして立体的なL字型が特徴的なテールライトなど、こだわりのデザインが随所に散りばめられています。ドライバーの運転をアシストしてくれる機能が満載で、使用場所を選ばない上質なデザインをもつ車種が、「5シリーズツーリング」なのです。