エクシーガ(スバル)の新車

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スバル エクシーガ について

車種の特徴

エクシーガは、2008年にスバルから発売されたミニバンです。今でこそミニバンと分類されているエクシーガですが、発売当初は「ミニバン」と謳わずに、7人の大人が乗れる居住性、優れた走行性能をアピールした「多人数乗り車」として誕生。低重心・低振動で静かな走りを実現する水平対向エンジン、気象や路面の状況に影響を受けない優れた走行安定性能を備えたAWD機構を搭載することで、万能なドライブができる車種として高い支持を得ていました。
インテリアは、床下のフレーム構造の最適化や薄型ガソリンタンクの採用によりフラットなフロアを実現しています。また、1列目から3列目のシートが徐々に高くなる映画館のようなシアターシートレイアウト、大きな開口部を持つサンルーフは採光性の高いパノラミックガラスルーフを採用。その結果、どこのシートに座っても見晴らしが良く開放的な居住性の提供が可能になりました。さらに、路面の凸凹を吸収するダブルウィッシュボーン式リヤサスペンション、疲れを感じにくい厚みのある掛け心地の良いシートの採用で、ダンピングの効いたしなやかな乗り心地が魅力の1つです。
エクステリアは、同世代のレガシィツーリングワゴンより高さを出したスタイルで、走行性能の高さを彷彿とさせるスポーティなデザインを採用しています。また、車幅はワイドでありながら、立ち気味の大きいガラスエリアによって視界性・操作性は抜群です。
エクシーガは、発売された翌年の2009年と2011年、2012年にマイナーチェンジが行われ、フルモデルチェンジを1度も行わず、2015年には生産が終了。しかし、同年の4月にはミニバンからSUVへと仕立てた「エクシーガ クロスオーバー7」が発売になりました。エクシーガ クロスオーバー7は、エクシーガよりも長さ・高さ・幅などすべてにおいて大きくなり、AWDミニバンのニーズとSUVブームを上手に掛け合わせたモデルです。フロントやリアなどにブラックのプロテクターを装備したことで、ワイルドさを出しつつ一目でクロスオーバー車とわかるようなエクステリアに仕上がっています。さらに車輪の位置を決めるサスペンションをクロスオーバー専用にし、最低地上高を170mmに上げることで、悪路での走行性を向上させました。人気を博したエクシーガ クロスオーバー7ですが、2018年には惜しまれつつも生産終了となったのです。
※2022年6月時点の情報です。

車名の由来

エクシーガ(EXIGA)は、心躍るという意味の「exciting」と活動的なという意味の「active」からなる造語です。その名の通り、エクシーガは優れた走行性能と機能性を備えており、かっこいい響きだ、車の性能にぴったりだといった声が上がっています。

モデル概要、その魅力は?

初期モデルが2015年、SUVモデルが2018年に生産終了となったエクシーガですが、今でも人気があります。エクシーガの人気のポイントは、走行性能・燃費・デザイン・積載性です。エクシーガは、水平対向エンジンを搭載しており安定して走行できるため、旅行やアウトドアが好きでよく高速道路を利用する方におすすめといえます。また、優れた燃費性能も魅力の1つです。同メーカーのインプレッサは約10km/Lでありながらエクシーガは13.2km/Lと燃費性能の高さが伺えます。そのため、走行性能と燃費性能どちらも欠かせないという方に向いているでしょう。さらに、エクシーガはデザインも魅力的。大人7人が乗れるミニバンでありながらSUVのアクティブな雰囲気が印象的です。加えて、エクシーガはたくさんの荷物を積めるだけでなく、あらゆるシートアレンジができます。例えば、スノーボードに行く際は片側の2列目と3列目を倒し、ゴルフに行く際は3列目を倒すなど、自由に快適な空間を作ることが魅力の1つです。そればかりか、エンジン性能が優れているエクシーガは10万kmを超えても需要の高さを保持しています。一般的には走行距離が10万km以上の中古車は故障リスクが高いとされていますが、走行距離が長い中古車でも人気があるのは、そのエンジン性能の高さ故なのでしょう。