オーディオ異常(TV、DVD、音声) 原因を解決する方法
POINT
- オーディオの異常(TV、DVD、音声)はHDDナビゲーション、DVDナビゲーション、スピーカー、TVチューナー、アンテナなどの不具合が原因となる
- カーナビの不具合が原因の場合はメーカー修理となる
- スピーカー、TVチューナー、アンテナの不具合が原因の場合は故障した機器やパーツを新品に交換して修理する
【原因】オーディオ(TV、DVD、音声)の異常の原因は?
TVやDVD、音声などのオーディオの異常は、HDDナビゲーション、DVDナビゲーション、スピーカー、TVチューナー、アンテナの不具合によって発生します。
HDDナビゲーションとは、記録メディアにパソコンでも使用されるハードディスクドライブ(HDD)を使用するカーナビで、2DINとワイド2DINが現在主流のサイズとなっています。
DVDナビゲーションとは、地図データにDVDを採用したカーナビで、現在主流のHDナビやメモリーナビと比べると一世代前のカーナビとなりますが、古いクルマではまだまだ見かけることが多いようです。DVDナビゲーションにはディスプレイ別体式もしくは折りたたみモニターを採用した1DINタイプとモニター本体一体式の2DINタイプがあります。
スピーカーとは、電気信号を音へと変換する装置のことで、ヘッドユニット(デッキ)から音を増幅するアンプを介してケーブルで接続され、音を鳴らします。スピーカーの仕組みは、フレームの基部にあるボイスコイルに通電すると周囲のマグネットに反応して振動が発生し、その振動をコーン紙が増幅して、さらに空気を振動させることで音を鳴らします。スピーカーには純正スピーカーに採用例の多いツィーター一体型のコアキシャルスピーカーと、アフターマーケット品に多いツィーターを分離したセパレートスピーカーがあり、低音の力強さが欲しい場合はさらにウーファーを追加する場合もあります。
TVチューナーとは、カーナビで地デジ放送を見るための受信装置で、簡易映像受信のワンセグ対応と、家庭用放送と同じ鮮明な映像が受信できるフルセグ対応の製品があります。
アンテナとは、ラジオやテレビを車内で視聴するための電波受信装置のことです。アンテナには古いクルマや商用車などに採用例の多いロッド式、軽自動車やコンパクトカーに多い非伸縮式でアンテナ部分が短いコンパクトポールアンテナ、地デジ放送を見るためにフロントガラスに貼り付けるフィルムアンテナ、高級車のルーフ後端に備わるドルフィンアンテナ(シャークアンテナ)などがあります。
【解決方法】カーナビの故障はメーカー修理、スピーカー、TVチューナー、アンテナの故障は新品に交換
HDDナビゲーションやDVDナビゲーションが原因で、TVやDVD、音声などのオーディオの異常が発生した場合は、カーナビ本体を車両から取り外し、製造メーカー(メーカーオプションのカーナビの場合はディーラー)に修理を依頼することになります。その場合、メーカーが修理不能と判断した場合は、新しいカーナビへの買い替えが必要となります。
スピーカーの不具合はコーン紙などの内部構造物の破損やフレームの錆、配線の場合は断線やショートが原因となり、配線やカプラーの不具合は修理が可能ですが、スピーカーの故障は新品交換で対応します。
TVチューナーの不具合は、配線や接続カプラーの断線や接触不良、チューナー内部の基板や機器の経年劣化が原因となります。配線や接続カプラーの断線や接触不良は、接続カプラーの掃除や交換、断線箇所の修理で直りますが、チューナー本体の故障はメーカー修理か、新品への買い替えで対応します。
アンテナの不具合は破損や配線の断線などが主な原因で、故障の場合は新品のアンテナに交換することになります。
(山崎 龍)
ナビ・オーディオの不具合は重大事故の要因にも!?
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