A/Tオイルクーラー故障の症状・原因・修理内容

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記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

A/Tオイルクーラー故障とは?

ATオイルクーラー(ATFクーラーとも呼ばれます)は連続高速走行や渋滞時のATのオーバーヒート対策としてラジエター内部に装着され、エンジン冷却水でATオイル(ATフルード=ATF)を冷やします。構造はトランスミッションと接続するホース、取り付け基部、ATオイルクーラー本体で構成されています。ATオイルクーラーに不具合があると、異音が発生したり、ATの変速ショックが大きくなったりします。ATオイルクーラーの不具合によってATFの冷却能力が低下し劣化が進みます。そして油圧保持能力の低下を招くことで、ミッション系の様々なトラブルに繋がります。本体の寿命はおおよそ10年・10万km以上は保ちますが、ホースが経年劣化でそれより早く消耗します。

A/Tオイルクーラー故障の原因

ATオイルクーラーの不具合の原因はATF漏れです。もっとも多いのはゴム製のホースや取り付け部分のシールワッシャーやOリングの経年劣化によるフルード漏れです。ATオイルクーラー本体の不具合の場合は、金属製のパイプ部分の腐食や飛び石や接触などによる破損が原因となります。

A/Tオイルクーラー故障の修理内容と費用相場

ホース取り付け部分のシールワッシャーやOリングの劣化の場合は新品部品へ交換することで直ります。ATオイルクーラー本体の不具合の場合には、本体の一式交換で対応します。 (山崎 龍)

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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