Q7(アウディ)の銀のクルマ

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アウディ Q7 について

車種の特徴

アウディQ7 は2006年にアウディから販売されたSUV車です。小型SUVであるQ3、中型SUVであるQ5などと異なり、Q7は3列シート搭載で全長は5,000mm を超え、全幅1,970mm、全高は1,700mmの大型SUVとして発売されました。発売開始時のQ7 4.2FSIクワトロは、4.2LV型8気筒FSIガソリン直噴エンジンを搭載し、最高出力257kW、最大トルクは440Nm とSUVらしい力強い走行を実現しています。2007年には、5人乗り仕様の3.6L V型6気筒FSIガソリン直噴エンジンを搭載した3.6FSIクワトロを追加。車体の大きさはほぼ変わらないままの5人乗り仕様のため、広々とした車内空間で高級感を演出 しています。2010年 には、高出力で低燃費の3L V型6気筒FSIガソリン直噴とスーパーチャージャーエンジンを搭載した3.0TFSIクワトロを発売開始します。制動時などの運動エネルギーから電気エネルギーを発生させ、加速時にその力を使用できるブレーキエネルギー回生システムを採用。これにより発売当初のエンジンと同等の動力性能でありながら、燃費はこれまでのQ7の中で最も良い8.6km/Lへと向上。2016年のフルモデルチェンジでは、車両重量を初代から最 大300kg削減し、運動性能や燃費効率を改善しました。2018年には、2L 直列4気筒DOHCターボチャージャーエンジン搭載の45TFSIクワトロ、3L V型6気筒DOHCスーパーチャージャーエンジン搭載の55TFSIクワトロを発表。55TFSIクワトロの最高出力は245kW、最大トルクは440Nmと燃費を向上させながらも、たくましさ を維持したモデルとなりました。2020年には、さらなる大幅改良を行い、55TFSIクワトロは5人乗りと7人乗りが選択可能に。ツインスクロールターボの3L V6エンジンと48V電源とマイルドハイブリッドドライブシステムの搭載で高効率化し、最高出力250kW、最大トルク500Nmを実現しました。このようにアウディQ7は、燃費を向上させながらも大型SUVで勇ましい走りを追求しています。
※記載の文章は、2023年2月時点の情報です。

車名の由来

アウディQ7のQは、Quattroという意味を表し、アウディ自慢の4WDテクロノジー「quattro」から由来しています。Qシリーズは、この四輪駆動搭載のSUVを指しています。数字はボディサイズの大きさを表しています。

モデル概要、その魅力は?

アウディQ7の勇ましさだけでなく、繊細さや機能性をエクステリアやインテリアから感じることができます。高さ調整や車体の強度をつかさどるサイドシルは、オフロードでも 力強く走行可能であることを体現し、ロントグリルが大きく変わり存在感が際立つデザインです。それに加え、マトリクスLEDヘッドライトが搭載され、力強さの中にもスタイリッシュかつスマートな印象を与えます。インテリアでは、30色から選択可能なマルチカラーアンビエントライティングが高級感のある車内空間を演出。さらに座席は、7人乗りの電動格納式3列シートを採用し、窮屈になりがちな3列目シートでも大人がくつろげるような車内環境で、実用性も兼ね備えています。
またアウディQ7は、安全性能も充実しているのが特徴です。見通しが悪い交差点を通過する際、前方センサーで対象物を確認、前方に対象物がいた場合は、光や音、ブレーキの振動で通知してくれるフロントクロストラフィックアシストを搭載。同様の検知方法であるターンアシストも備わっています。さらに、センサーが衝突事故の危険を検知すると、前方の座席のシートベルトがきつく締まったり、ハザードランプを点灯し危険を知らせたりするアウディプレセンス360などが備わっています。これにより事故を防いだり、事故発生時の被害を軽減したりすることが可能です。そのほかにも、車間距離を自動で維持してくれるアダプティブクルーズコントロールや、駐車する際、上空からの映像を確認可能なサラウンドビューカメラなど、運転支援機能も充実しています。
このようにアウディQ7は、威厳さえ感じる風格の中に、ドライバーへの心配りも併せ持った車です。