ビュート(ミツオカ)の赤のクルマ

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ミツオカ ビュート について

車種の特徴

「車が好き」という気持ちを形にする光岡自動車。チャレンジ&ドリーム精神を胸に誕生した数々の車種のひとつが「ビュート(Viewt)」です。初代モデルが発売されて25年以上経過した中、ビュートは今でもそのフォルムはほとんど変わることなく生産継続されています。 
光岡自動車は1968年創業の歴史ある自動車メーカーです。現在でも新規開発事業のほか、輸入車や中古車ディーラー業など幅広い分野で活躍しています。
ビュートの初代モデルがデビューしたのが1993年です。モデルの基本は日産「マーチ」をベース車両とすること。そしてジャガー「Mk.2(マーク2)」をモチーフとして車体の前後と内装をハンドメイドで作り上げるというコンセプトで作られています。
見た目がレトロでクラシカルなフォルムと、マーチの高いメカニズムを組み合わせた初代モデルは、その個性と美しさで約9100台を売り上げたといわれています。
個性を活かしたビュートは、日産の工場で完成した車を一度分解し、改めて職人の手によって組み立てるという生産方法。そのため、2代目モデルはK12型、3代目モデルはK13型とそれぞれベースとなる車種も変更していることが特徴です。
2ボックスの「マーチ」から3ボックスに変更したビュートは、名残としてハッチバックの開口部に10cm段差が残っています。少し小さめのトランクの開口部ではあるものの、リアシートが可倒式となっているので、大きな荷物や長さのある荷物も収納可能となるのは注目ポイントです。また、グレードとしては2WDか4WDかといった、メカニズム面で選択が可能となります。街乗りなどには十分な乗り心地を感じる車種です。
重視するところは走りよりもフォルムの美しさ、おしゃれで個性的なフォルムにあるのではないでしょうか。フロントには大型の縦格子グリルが装着され、丸目のヘッドライトやフォグランプ、丸目のブレーキやウインカーなど、レトロ感漂う統一されたエクステリアがおしゃれ感を増します。
現行型となる3代目ビュートが登場したのが2012年です。全長4,515mm×全幅1,680mm×全高1,550mm~1,560mmと、5ナンバーに収まるコンパクトサイズ。独立トランクルームやクロームメッキバンパー装着などにより全長が長くなったものの、最小旋回半径4.5mの小回り性能はそのままに、ベースとなる車両のメリットがうまくひきだされたカスタム車です。また、ビュートの強みのひとつである「ハンドメイド」の良さが一番光るのが内外装などの豊富なオプションになります。インパネやシートの種類、ボディの色にあわせたホイールなど組み合わせはさまざま。より個性的で自分好みの一台を作りあげることが可能なビュートは、購入希望するオーナーが絶えない理由のひとつではないでしょうか。
※記載の文章は、2022年10月時点の情報です。

車名の由来

光岡の「ビュート(Viewt)」は、「美しく・遊ぶ・人」の漢字を組み合わせた美遊人(
びゆうと)そして、風景を意味する「view」から由来された車名です。クラシカルなフォルムと美しい曲線美。その個性的で魅力あるビュートは長年多くの愛好家に親しまれています。

最新モデル情報

3代目となる「ビュート」は、ハッチバックボディと独立したトランク設計のセダンタイプです。
1.2Lエンジンを搭載し、ミッションは変速比の幅を大きく拡大したエクストロニックCVTとの組み合わせとなっています。
また、5ドアハッチバックタイプに「ビュートなでしこ(Viewt nadeshiko)」などを設定。車種のコンセプトは「やまとなでしこ」です。これまでのビュートよりさらに安全性を向上させ、先進安全装置が全車標準装備となっています。
なでしこシリーズのこだわりは全長3,980mmと4,000mm以内におさえたコンパクトボディです。ビュート本来のクラシカルなフォルムはそのままに、リア回りをハッチバックスタイルにすることで実現したジャストサイズが人気を集めています。さらに、オプションでクラッシックインパネなどが装着可能となり、よりシンプルな内装デザインを実現できることも魅力です。ボディカラーは4つを基準に、30色のメーカーオプションまで選べる豊富なラインナップとなっています。
2021年10月には、現行モデル「ビュート」と「ビュートなでしこ」にトランクダンパーを標準装備にするなどのマイナーチェンジを施したものが発売されています。