5008(プジョー)のピンクのクルマ

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プジョー 5008 について

車種の特徴

量産自動車メーカーの中では世界的にも古い歴史があり、立ち上がったライオンが威嚇しているかのようなエンブレムが印象的なプジョー。5008は7人乗りのミニバンとして2009年に初代を発表し、当初はガソリン搭載車Allureとディーゼルエンジンを搭載したGT BlueHDiの2つのモデルがラインアップされていました。2016年に一旦生産がストップした後、2017年に2代目プジョー5008がSUVとしてフルモデルチェンジし生まれ変わっています。デザインはフレームレスグリルとライオンの牙をイメージしたようなデイライトが付いてモダンな顔つきになり、3列7人乗りのシートは全て独立型です。車体は3008をベースとした派生的な成り立ちで、3008からプラス190mm伸長した4640mmと実用的な車格ながら乗員や荷物に合わせ自在にアレンジできることが特徴的です。また、猫脚とも呼ばれているしなやかで小回りの利く足回りによって操作性もあり、かつ小径スポーツステアリングホイールという小径のハンドルで両腕が開きすぎないため、リラックスできるドライビングポジションを維持できます。四駆の設定はないものの、雪や砂、ぬかるみといった走行条件に合わせ、トラクションとブレーキを適切にコントロールし優れたグリップを生み出すアドバンスドグリップコントロールを搭載し、四駆でなくても高い走破性を誇っています。屈強なだけではない、フランス車らしいふんわりとした乗り心地から「柔らかな機械」と感じられるSUVです。
※記載の文章は、2023年2月時点の情報です。

車名の由来

1929年より、プジョーでは3桁の数字を車名に付けるようになりました。真ん中に「0」を入れた3桁数字の車名は商標登録もされています。2004年以降のルールでは最初の数字は車の大きさを、真ん中は0もしくは00、右側の数字は1もしくは8です。00が付いて4桁の時は、MPVやSUV系の車となっています。また右側の数字では、「1」であれば新興国対象、「8」であればプジョーが力を入れている車種であることを表します。数字の並びでどのような車か分かるようにしているのです。

最新モデル情報

2017年にフルモデルチェンジしてから4年後、2021年1月にマイナーチェンジが発表された5008。より洗練されたエクステリアにカラーやデザインを刷新したインテリア、また、最新の先進運転支援システムが全車標準で装備されている点が主な変更箇所といえるでしょう。エンジンはクリーンディーゼルのBlueHDiを搭載し、プジョー独自のクリーン技術でNOx(窒素酸化物)とCO2の排出量を約90%も低減することに成功しています。トランスミッションには8速ATとEAT8を採用。エンジン性能を最大限に引き出すことで、なめらかで軽快な走りと優れた燃費を実現しました。なお、ハイグレードモデルとして5008 GT BlueHDiとGTの2タイプも出ています。
エクステリアでは、新世代プジョーで使用されているデザインのセイバーと呼ばれる牙状部分のLEDデイタイムランニングライトを、そしてリアライトもフルLEDを採用。さらにGTには、ウインカー点灯時には光が流れるように光るシーケンシャルインジケーターが取り入れられています。インテリアではフレームレスのフロントフェイスに、直感的に操作できるタッチパネルのUI/UXを搭載。シートにおいてはよりモダンなデザインとなり、体感的な快適さもアップしています。特にGTでは、シート地にテップレザー/アルカンタラ®素材で触り心地よく、Allureはテップレザーやファブリックで軽やかな印象です。2列目のシートでは前後のスライドと5段階のリクライニングが可能になりました。オプションではありますが、より快適さが増すナッパレザーシートや開放感あふれるパノラミックサンルーフなどもあります。
ラインアップはガソリンエンジンの5008 Allureと、クリーンディーゼルエンジンの5008 GT BlueHDi、 GT Line BlueHDi、 CROSSCITY BlueHDi3種の計4つ。ボディカラーはパールホワイト・プラチナグレー・ペルラネラブラック・セレベスブルー・メタリックコッパーの5色展開となっています。