ポルテ(トヨタ)のクルマ

総合評価
4.0
平均価格 61.8 万円(税込)
価格帯 19.8 ~ 159.6万円(税込)
74件 (1件〜20件表示)
並び替え

トヨタ ポルテ について

車種の特徴

「ポルテ」は、2004年7月にトヨタ自動車が発売したトールワゴンです。助手席側に大開口電動スライドドアやロングスライド、高さ300mmの低床性フロアの仕様などユニバーサルデザインを用いた設計になっており、老若男女問わず使いやすいデザイン仕様になっています。コンパクトカーでありながら、室内空間が広く感じられる工夫が施された、ユーザーの使いやすさを追求した車種です。ポルテのグレードにはX、Y、F、G、Fグランパーがあります。ポルテXはほかのグレードの中で販売価格がもっとも低く設定されたグレードです。装備を最低限に抑えるために、カーナビやパワーシートなどはつけず、装備を簡素化したシンプルな内装になっています。ポルテXでは、後席が一体可倒式のシートになっているため座席アレンジはほとんど出来ませんが、電動スライドドアやドリンク用ホルダーなど快適装備は一通り装備されています。シートにはカジュアルな質感が特徴のジャージ素材を採用。価格を抑えて購入したい方にお勧めのグレードです。ポルテYは、ほかのグレードが前席セパレートシートであるのに対して、唯一ベンチシートが装備されたグレードです。シート素材はトリコットを採用し、質感が向上しています。ポルテFは、明るく優しい雰囲気のフロマージュに、落ち着きがありシャープな雰囲気のプラムと、2色の内装色が用意されたグレードです。シートはポルテYと同じくトリコットですが、こちらは撥水加工が施されています。汚れや濡れに強く、お手入れしやすいシートのため、小さい子供がいるファミリーやアウトドア好きの方におすすめのグレードになります。ポルテの中でも最上級グレードのポルテGは、他のグレードではパッケージオプションの「ナノイー」やオートエアコン、「スーパーUVカットガラス」などが標準装備となっています。内装色はポルテFと同じく、フロマージュとプラムから選べます。シート素材は、起毛タイプのトリコットが採用され、最上級グレードに相応しい上質さを持った内装になっています。運転席には快適温熱シートがプラスされ、より快適装備が充実した車内です。ポルテFグランパーは、2019年に特別仕様車として誕生しました。キャンプなどのアウトドアに似合うモデルとして登場したFグランパーは、ドアミラーカバーやフロントグリル、ホイールキャップにブラックカラーを取り入れているところが特徴です。内装もブラックで統一し、シート素材にはツイード調ファブリックと合皮を使用した専用シートを採用し、これまでと違ったシャープでアクティブな雰囲気に仕上がっています。
※記載の文章は2021年12月時点の情報です。

車名の由来

「ポルテ(PORTE)」は、フランス語で「ドア」や「扉」という意味があります。この車の最大の特徴である、大開口のスライドドアにちなんでつけられた車名です。

最新モデル情報

ポルテの最新モデルは2020年7月に発売されました。最新モデルにはF、Gグレードをベースにした「F セーフティエディション」「G セーフティエディション」という特別仕様車も設定されており、安心安全機能をさらに充実させたモデルです。アクセルとブレーキの踏み間違いや、壁などの静止物を検知して、衝突したときの被害軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー」も特別装置として登場しています。さらに後退時に後方の視界を表示する「ナビレディパッケージ」や、夜間の運転を太陽光に近い色と大光量でアシストする「ディスチャーヘッドランプ」なども装備しています。カラーバリエーションもベーシックな4色を用意。これまで以上により安心で快適なドライブを楽しめるモデルです。ポルテは2020年12月上旬の生産で終了となり、16年の歴史に幕を閉じました。