カローラアクシオ(トヨタ)の紫のクルマ

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トヨタ カローラアクシオ について

車種の特徴

トヨタの「カローラアクシオ」は、国内外問わず高い知名度を誇る「カローラ」のセダンタイプにつけられた車種名で、2006年に発売されました。「カローラアクシオ」の元となった「カローラ」は、1966年に販売開始。2017年には世界で最も販売された車となるなど、長年愛され続ける車となっています。初代の「カローラアクシオ」は、スタイリッシュで若者世代からも好評だった9代目の「カローラ」をブラッシュアップしたものです。「カローラアクシオ」の現行モデルは2012年から販売。車の骨格はヴィッツ系でコンパクトなボディながらも大人4人が快適に長距離乗れる車を目指し、大衆向けの車としての原点に立ち返りました。その後は2015年に衝突回避支援システム「トヨタセーフティセンスC」が採用され、2017年には安全運転支援システムを充実。2019年にはラインナップを簡素化し、2020年には燃費や型式の変更を行うなど、細やかな改良を重ねてきました。また、ワイドかつ鋭く、たくましさを感じさせる顔つきがメッキによって強調されたフロントに、低く幅の広いリヤランプが重厚感を与え、より洗練されモダンな外観となっています。内装は、コンパクトボディでありながらゆとりと安心感のあるシックな空間です。安全面では、どのような速度であってもレーダーとカメラで進路の歩行者や車両を検知し、衝突回避を促す「プリクラッシュセーフティー」を搭載。また踏み間違え時の衝突を軽減する「パーキングサポートブレーキ」や、車線を踏み出さないよう喚起する「レーンディパーチャーアラート」も搭載しています。走行性能では、モーターとエンジンの良い部分をフルに活かしたパワフルな走りと共に、低燃費を実現。ハイブリッド車ならではの高い静音性も特徴的です。コンパクトな車体でありながらも、カローラシリーズのワゴン車「カローラフィールダー」と同じ461Lのラゲッジスペースを確保。収納にもこだわり、スッキリ納められて使いやすい工夫が見られます。グレードでは、2WDのハイブリッド車と2WDと4WDのガソリン車をラインナップ。ボディカラーは全てのグレードで「スーパーホワイトⅡ」、「シルバーメタリック」、「ブラックマイカ」、「アバンギャルドブロンズメタリック」の4色展開です。
※記事の文章は、2021年11月時点の情報です。

車名の由来

「カローラ」は英語で花の中で最も美しい、花びらの集合体である「花の冠」を表します。美しいスタイルが人目を引く、ハイ・コンパクトカーをイメージしてつけられました。サブネームとしてつけられた「アクシオ」は、「価値のあるもの、品質」を表すギリシャ語「AXIA」を由来とした造語です。

モデル概要、その魅力は?

長年愛され続けている「カローラ」のセダンタイプの後継車として発売された「カローラアクシオ」。変哲のない見た目から、車好きからは敬遠されがちな車種と言われることもありますが、その中には隠された魅力が詰まっています。その魅力の1つが、スムーズな操作性を可能にし、燃費性能を高めたエンジン。モーターとエンジンのいいとこどりをしたようなハイブリッドシステムにより、パワフルかつ低燃費な走りを実現しています。またコンパクトな中でも窮屈にならないつくりも魅力。トランク部分は広く取られ、後部座席まで乗り心地が良くなるよう設計されています。予防・衝突安全性能において高い評価を得ている、充実した安全機能も大きなポイントです。衝突を回避するためのブレーキアシストや、ブレーキが踏めなかった場合でも自動でブレーキが作動する機能を標準装備。ウインカーを出していないのに車線をはみ出しそうになったときは、ブザーとディスプレイ表示で知らせてくれます。さまざまな面で手を抜かない、良い車であろうとする姿勢が随所に感じられる車、それが「カローラアクシオ」なのです。