スカイラインクロスオーバー(ニッサン)のピンクのクルマ

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ニッサン スカイラインクロスオーバー について

車種の特徴

日産のスカイラインクロスオーバーは、2009年に発売され、2016年に新車発売が終了したSUVです。日本で発売される以前は、日産の北米市場において高級ブランドである「インフィニティEX37」として2008年から販売されていました。エンジンには3.7L V型6気筒DOHCが搭載され、高スペックを保持していました。
日本で発売されたスカイラインクロスオーバーは、4種類のグレードを展開しています。ベーシックグレードの「370GT」、370GTのエクステリアが向上した「370GT type P」、4WDタイプの「370G FOUR」、最上位グレードの「370G FOUR type P」です。全長4,635×全幅1,800×全高1,600mm、搭載エンジンは、インフィニティと同様の3.7L V型6気筒DOHCを採用しており、最高出力は330ps/7,000rpm、最大トルク361Nm/5,200rpmを誇ります。スカイラインは、もともとセダンかクーペが主流の車種でしたが、そのスタイリッシュさと高級感は残しつつも、SUVの存在感を併せ持った車種として発売されました。車体には、FR-Lプラットフォームを採用しています。サスペンションにおいては、リヤマルチリンク式、フロントダブルウィッシュボーン式である4輪独立懸架を採用。これにより機敏に動くことのできる足回りと路面状態から影響を受けた不快な振動を抑制しています。その足回りの優れた性能が、スポーツカーのようなしなやかな走りとハンドリングを実現させました。また、マニュアルモード付フルレンジ電子制御7速オートマチックトランスミッションを搭載しています。スムーズな加速を可能とするうえ、加速をダイレクトに感じられるよう2速以上のギヤのロックアップ領域を大きく拡大。スポーティなドライビングとともにSUVのような力強い走りも可能にしています。このように日産のスカイラインクロスオーバーは、日産のうたっている「クーペとSUVを融合させた」ような車種です。
※記載の文章は2023年3月時点の情報です。

車名の由来

スカイラインの名前は「山並みと青空を区切る稜線」といった意味です。当時の石橋正二郎会長が、自身の創業したブリヂストン製品のゴルフボールと同様に、「空」を関連させた名前を命名案の中から選び、「スカイライン」に決定したとされています。後方のクロスオーバーとは、街乗りを重視したSUVという意味です。

モデル概要、その魅力は?

日産のスカイラインクロスオーバーは、スカイラインの高級感をしっかりと感じさせるSUVです。エクステリアでは、FR車を象徴するような、グリルから続くフードバルジとロングノーズを採用。クーペのような滑らかなアーチドキャビンは、スカイラインシリーズらしさを忘れないシャープかつリッチな印象を与えます。フロントフェンダーから後方へと波を打つウエストラインも、スタイリッシュさを引き立てています。ホディカラーは、クルスタルホワイトパール、スパークリングロゼシルバー、ブリリアントシルバー、ブレードシルバー、スーパーブラック、ビターショコラ、ストラフィアブルーの全7色展開です。
日産スカイラインクロスオーバーの高級感は、インテリアでも感じることができます。内装には、高級木材のカーリーメイプルを使用した本木目フィニッシャーのグラデーション塗装が華やかなブラウン、アルミフィニッシャーでスカイラインらしいスポーツテイストのエレガントなブラックを展開。また、高級感だけでなく快適性も重視しており、包み込むような柔らかな肌触りのシートに、操作しやすいセンターパネル、リラックスできるロングアームレストがくつろぎの空間を演出しています。
スカイラインクロスオーバーは見た目の高級感だけでなく、安全性能も充実。370GT Type Pと370GT FOUR Type Pにはアラウンドビューモニターが標準装備され、車の周囲の状況が上空からの映像により把握することができます。また、駐車手順を音声と画面表示でアシストしてくれる「駐車ガイド機能」が設定され、スムーズな駐車を可能としました。運転時においては、「フロント/リヤワイドビュー機能」の搭載により、前後それぞれで左右約180度確認でき、見通しの悪い場所でもしっかりと車両や歩行者を確認することができます。またLDW(車線逸脱警報)、LDP(車線逸脱防止支援システム)、FCW(前方車両接近警報)もメーカーオプションで設定されています。加えてスクールゾーンなどで、走行情報をもとに画面と音声ガイドで安全運転の注意喚起をしてくれる「小学校付近の安全運転ガイド」も装備。走る楽しさ感じつつも快適で安全なドライビングを可能としています。