アクティバン(ホンダ)の緑のクルマ

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ホンダ アクティバン について

車種の特徴

ホンダのアクティバンは、1963年に誕生した商用車用の軽バンです。2018年7月に生産終了となりましたが、約20年にわたって生産され、ロングセラーとなりました。商用車用のバンではありますが、使い勝手がいいため、アウトドア好きからも支持されている人気の高いモデルです。
アクティバンは、長い歴史のある車種ですが、初代と2代目のみでモデルチェンジの少ない車でした。1998年10月に行われた軽自動車規格改正後にあたる1999年に、2代目へフルモデルチェンジしました。年式がかなり古い初代モデルは、現在ほとんど出回っておりません。
走行性能においては、商用車として安心して乗れる設計となっています。特徴的なのは、運動性能を高めたスポーツカーなどに採用される、エンジンを後輪近くに配置したミッドシップリアドライブを採用している点。そのため、荷物を積み込んでいない状態でカーブを曲がっても後輪が空転することがなく、砂利道や悪路など道路状況に影響されることもありません。また、快適な乗り心地のために、前後のタイヤを四隅に置いたロングホイールベースを採用。ほかにも、ド・ディオン式リーフリジッドリアサスペンション構造により、空荷時だけでなく、荷物満載時も良好な操縦性が得られる工夫がされています。運転時の安定性だけでなく、小回りにも配慮。最小回転半径が2WD車では4.5m、4WD車では4.6mを実現しており、狭いところでの取り回しもスムーズです。
荷室は、商用車として申し分ない車内容量となっています。後部座席を畳めば、荷室フロア長1,940mm、荷室幅1,335mm、荷室長1,725mmのフルフラットの荷室が完成。大容量の積載スペースなので、荷物の多いときにも対応できます。また、一般的な車種とは異なり、広いフラット床面となるため、段ボールやかさばる荷物も無駄なく積むことが可能です。荷室高も1,200mmと高い天井のため、背の高い荷物も積み込みができます。夜間作業のための荷室ランプも完備し、商用車に必要な機能も備わっています。
インテリアは、乗り降りや運転に配慮した設計です。低い着座位置とワイドなドア開口部により、無理な姿勢になることなく楽に乗り降りできます。また長時間の運転も快適にできるよう厚みのあるフロントシートの設計です。
アクティバンは、2グレード展開。マルチに使える「SDX」は、2列シートの4人乗りです。積載容量もありながら、乗車定員も確保されています。「SDX」は、2WDと4WDから選択可能です。トランスミッションは、2WDの場合は5MTか3AT、4WDの場合は5MTか4ATから選びます。積むことに特化した「PRO-A」は、1列シートの2人乗り。運転席と助手席以外は、すべて荷室となるので、仕事で活躍する商業用の車です。「PRO-A」も2WDと4WDの選択が可能ですが、4WDを選んだ場合のトランスミッションは、5MTのみです。
気になる環境性能ですが、2WD/5MT車において17.6km/Lの燃費を実現。平成27年度の燃費基準達成車でもあります。
近年急速な発展を遂げている安全性能面においては、2018年で生産を終了したこともあり、最新車種と比較すると劣る部分もあります。しかし、ブレーキ操作を補助する「EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)」や衝突時の障害を軽減するホンダ独自の衝突安全技術「G-CON」などを搭載しています。
※記載の文章は、2022年9月時点の情報です。

車名の由来

アクティバンの「アクティ」は、「活動的な」を意味するアクティブ(Active)の造語です。仕事やレジャーなどさまざまな場面でキビキビと働いてくれる車という意味が込められて命名されました。

最新モデル情報

約20年愛されてきたアクティバンですが、20183年7月に販売終了しています。アクティバンは、N-BOXをベースにしているN-VANに発展しているようです。