アストロ(シボレー)の茶のクルマ

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シボレー アストロ について

車種の特徴

「アストロ」は、アメリカに本社を構える自動車メーカー「ゼネラルモーターズ」のブランドである「シボレー」から1985年に販売されました。当時アメリカで大ヒットしていたクライスラーのミニバンに対抗するためにつくられたのが「アストロ」です。 姉妹車に「GMC」の「サファリ」があります。
初代モデルは1985年から1995年時のフルモデルチェンジまでを指し、2代目は1995年から2005年まで製造販売されました。日本では、1990年代前半にアメ車の並行輸入が盛んになり、人気が高まりました。当時日本で正規販売されていた「アストロ」は、角型の上下2灯式ヘッドライトが採用されたため人気が低く、並行輸入車のほうが人気を博していました。初代モデルは素朴な雰囲気でしたが、1995年のフルモデルチェンジからは並行輸入車と同じヘッドライトを採用。2代目のモデルチェンジより人気が高まり、中古市場で出回っているのは2代目がほとんどです。
アストロの特徴は、アメ車らしい大きな車体です。おおよそのサイズは全長4.8m、全幅1.9m、全高1.9m。車体が大きいため排気量も多く、燃費は街中で3~5km/L、高速道路で7~8km/Lとなっています。しかし、エンジンはV型6気筒でパワーが強いため、重量のあるアストロでも軽々発進できます。大きな見た目とは反対に、ハンドリングも軽く小回りがきくことも人気の理由です。実際に乗ってみると視界が広く、安定感抜群で機械を操縦している感覚に近いかもしれません。ビッグなボディですが、日本車のミニバンとは違う乗り心地を体感できるのもファンを引き付ける魅力の一つです。
アストロの特徴はスペックだけではなく、天井が高く広々とした空間が魅力です。内装も豪華仕様となっており、全長が長くゆったり座れるシートのため、2列目と3列目でも同じ感覚で座ることができます。アストロのシートはカスタムが豊富にでき、シートの変更やテーブルの設置などさまざまなアレンジが楽しめます。当時は内装にこだわった車が多く、アストロもスイッチ周りはダイヤル式で統一されており好印象です。またリア部分にもクーラーが設置されているため、高級仕様といえます。
外観に関していえば、「ダッチドア」と呼ばれる個性的なリアドアも特徴的です。1992年発売のモデルから採用された上下別々の仕様の装備で、上は跳ね上げて開き、下は観音開きという他にはない特別なドアになっています。観音開きだけの場合、ドア枠が窓の真ん中に来ることで視界が確保できないという問題がありましたが、バックミラーを見やすくするために個性的なダッチドアを採用。また、フロントマスクもユニークで、1995年に大きくデザインが変わりました。上下2灯式のヘッドライトにラジエータグリルという、なんともアメ車らしい見た目が人気の一つです。
※記載の文章は、2023年1月時点の情報です。

車名の由来

「アストロ」とは、ギリシャ語で「宇宙」「星」を意味しています。宇宙というだけあって、大きなボディに相応しいネーミングです。また「アメ車といえばアストロ」といっていいほど、一大ブームを起こしたこともあります。まさに、アメリカが生んだ「大きな星」ではないでしょうか。

最新モデル情報と魅力

スズキが米ゼネラルモーターズ社の「アストロ」2005年モデルを2005年1月11日に発売しました。全長4.8mとアメリカンなボディが魅力で、2WDと4WDがあります。2~3列目がベンチシート仕様で8人乗りの「LS」と、2列目がキャプテンシート仕様で7人乗りの「LT」の2タイプに加え、ボディカラーに黒と金メタリックの2トーンが採用されました。現在は販売終了となっているため、中古車しか手に入れることはできませんが、アメ車好きにはまだまだ人気が高いようです。中古車の参考販売価格は平均で約70万円、価格帯は約10~370万円と幅が広く、状態によっても価格は変わります。グリルやエアロなどのパーツを自分好みにカスタムするユーザーも多く、キャンピングカー仕様などさまざまな使い方ができるのも魅力です。