パレット(スズキ)のクルマ

平均価格 39.1 万円(税込)
価格帯 16.8 ~ 84.8万円(税込)
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スズキ パレット について

車種の特徴

スズキのパレットは「ゆとりのある室内空間」をコンセプトに、2008年1月に発売され2013年に生産を終了した軽ハイトワゴンです。軽自動車の経済性と使いやすさはそのままに革新的なパッケージングの導入で生まれた広々とした室内空間が特徴的で、開放感や軽快さなどを生み出した軽ハイトワゴンの先駆け的存在です。パレットは新開発低床プラットフォームの採用によりロングルーフやハイルーフを実現し、小さい車でも室内高1,365mmの広くて明るい快適な室内空間を作り出しました。さらに2,400mmのロングホイールベースを可能にしたことで、ボンネット型軽乗用車で初の「後席両側スライドドア」を全グレードに標準装備しています。ロングルーフやハイルーフ、スライドドアによって生まれた大開口ドアは乗降性の良さはもちろん、電動開閉機構を導入しているため開閉操作が携帯リモコンで行える使い勝手の良さも自慢です。後席には「ダイブダウンシート」が採用されており、後席を収納するとほぼフラットな状態になり、一般的な27インチ型自転車でも積載可能な大容量のラゲッジルームが装備されています。また「I.T.L.式リヤサスペンション」や「フロントスタビライザー」を採用しているため、これまで以上に操縦安定性や揺れの少ない乗り心地を追求しているのも特徴的です。2009年9月には初代パレットに改良を加えた「スズキ パレットSW」が登場し、市販車として世界初の「副変速機構付きCVT」を搭載しました。燃費性能や俊敏性、走行性の向上はもちろん、シャープさや精悍さが印象的なエクステリアデザインを起用するなど個性重視の若者を意識した圧倒的な存在感を持つ車です。さらに専用デザインのホイールやスケルトン構造のグリル、クロームメッキを加飾したインテリアを装備するなどスポーティな仕上りが特徴です。2013年3月、パレットは新世代エコロジー技術を搭載した後継車種「スペーシア」が発売されたことにより、フルモデルチェンジを1度も行うことなく生産を終了しました。パレットは1代限りのモデルとなりましたが、コンセプトや優れた特徴は、スペーシアに継承されています。
※記載の文章は、2022年4月時点の情報です。

車名の由来

スズキが生産販売する軽自動車や小型車などの四輪車の車名には、それぞれの車に託された願いやイメージを表現しているのが特徴的です。パレットの車名は英語で「PALETTE」と表記され、絵の具のパレット(調色板)に由来しています。絵の具がパレットの上で色とりどりの色彩を生み出すように、パレットユーザーの様々なライフスタイルに対応し楽しめる車という意味を含んでいます。ユーザーが求める多様性に応えながら、無限の可能性や広がりが想像できる車名です。

子育てカーとしての魅力

スズキのパレットは、広々とした居心地や使い勝手の良さなどから、子育て中のファミリーを中心に人気が高いモデルです。パレットは軽自動車でありながら、ハイルーフやロングホイールベースを採用したことで広々とした車内空間を実現しています。広々とした車内では、子どものおむつ替えはもちろん、小学生の中学年くらいまでなら立ったままの着替えや移動も可能です。また、後席両側スライドドアにより、両側が狭い駐車場でも子どもの乗り降りがスムーズにでき、ドアをぶつける心配も解消されています。スライドドアは電動リモコンを採用しているので、荷物で両手がふさがっていたり、子どもを抱えたりしていてもスムーズな乗降をサポートします。さらに「保冷機能付助手席アッパーボックス」を利用して赤ちゃん用のミルクを冷ませるなど、機能的なポケットが車内の隅々に配置されており、子どもの世話に便利な機能が備わっている点も魅力です。小回りが利くパレットは、狭い道路や路地にも対応できる運転のしやすさも自慢であり、子育て世代以外にも運転初心者の方や運転に自信がない方にも選びやすい車です。