モコ(ニッサン)の新車

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ニッサン モコ について

車種の特徴

2002年に日産自動車の「モコ」は、スズキの「MRワゴン」のOEM車の軽ハイトワゴンとして誕生しました。「若いアクティブなママが子どもと一緒にどこへ行ってもジャストフィットできるベストパートナー」というコンセプトを元にデザインされました。子育てママをメインターゲットにし、広々とした使いやすい室内空間、エレガントなエクステリア、軽快でアクティブな走行性能が魅力です。日産車共通の「ウィンクグリル」を採用しており、シンプルながら上品な佇まいが特徴的です。ボディサイズは3395×1475×1590mm(全長×全幅×全高)で、主なグレードは「B」「Q」「T」。カラーは、カシスレッドやミントグリーン、スノーパールホワイトなど11色展開です。ターボエンジン搭載車には、アルミロードホイール、ルーフスポイラー、エキゾーストフィニッシャなどが備わっています。内装は、前後の席も十分な広さが確保されていて空間効率が高いです。モコは、「おしゃれな軽自動車」として販売され、自分の部屋をそのまま移動する感覚が受け、女性からの支持が高い車となりました。
2006年に2代目モコはフルモデルチェンジしました。キャッチコピーは「SHIFT_ mini style」。生活に彩りを与えて、新たなスタイルを提案する軽自動車としてリリース。初代の丸みを帯びたエクステリアから、少しスクエアなフォルムへ変身し、ボディの四隅は丸みを感じられるフォルムとなりました。ボディカラーは8色、インテリアカラーは2色の展開です。内装では、リクライニング、シートスライド、ダブルフォールディングシートなどの凝ったシートアレンジが魅力的。多彩な荷物を収納できる「座るとシート、開けるとBOX」などの収納スペースもあります。軽自動車で初めてのアッパーベントが標準化され、直接風が当たるのを防ぎ、森の空気を浴びているかのような快適なエアコンが装備されたことも特徴的でした。このように、女性の声に配慮したきめ細やかな装備が用意されています。
2011年2月に3代目がデビューしました。コンセプトは、「上質で心地よい私のための新しい空間」です。新プラットフォームを採用したことにより、室内空間が180mm拡大され大人がゆったりと座れる広さを確保しました。インテリアは、ピアノブラック調センタークラスターフィニッシャーを備えた上質な内装です。パワートレインが10・15モードに一新され、燃費はクラストップレベルです。「R06A」型のターボエンジンを搭載した車種は、高速道路などのロングドライブにも最適の走りとなっています。ほかにも、タッチパネル操作やiPodの接続、4.3インチのカラーディスプレイ付きCD一体AM/FMラジオ、LEDサイドターンランプ内蔵電動格納式リモコンカラードドアミラーやLED式ハイマウントストップランプなど充実の機能や装備が採用されました。2013年にマイナーチェンジされ、大人の女性向けに「ドルチェ」を販売しましたが、2016年5月に販売終了しました。※記載の文章は、2022年9月時点の情報です。

車名の由来

車名の「モコ」の由来は、擬態語の「モコモコ」からきており、どこか可愛らしくあたたかな印象です。OEM供給を受けながらも、エンブレムやウインググリルなど丸みを帯びた飽きのこないデザインは、女性ユーザーから親しみやすく、使いやすい軽ハイトワゴンに相応しいネーミングですね。

モデルの概要、その魅力は?

モコはMRワゴンのOEM車なので、性能はほとんど変わりませんが、エクステリアやインテリアに違いがあります。2代目のモデルチェンジでは、車内シートやヘッドライト、ボンネット、フロントグリル、フロントワイパーなど、日産のオリジナル部品を採用。カラーも、MRワゴンのはっきりしたカラーに対して、モコは淡いカラーが多くなっています。3代目になると、低燃費技術やアイドリングストップの技術が向上し、JC08モードでトップクラスの30.0km/Lを実現しました。エコ運転時にはECOインジケーターが点灯し、燃費を意識したエコドライブをサポートしてくれるのも魅力です。運転が苦手な方でも、狭いスペースでのすれ違いや駐車、Uターンなどの小回りが効くので安心です。