インサイト(ホンダ)の青のクルマ
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ホンダ インサイト について
車種の特徴
「インサイト」は、ホンダが1999年に発表したハイブリッド専用車です。初代インサイトは2人乗りの小型クーペ。21世紀を目前に、「環境への配慮」、「更なる安全性能」を兼ね備えた新世代モデルとしてデビューしました。ホンダ独自開発のハイブリッドシステム「IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)」と排気量1.0LのVTEC直列3気筒エンジンを組み合わせ、35km/Lと、当時世界最高レベルのガソリンエンジン低燃費化を実現したモデルでした。スポーティなイメージが強く、車体重量は軽自動車並みの820kgと超軽量で、近未来的なデザインが特徴です。2006年の初代インサイト販売終了から約3年後の2009年には、2代目が5人乗り小型ハッチバックセダンとして発売されました。2代目インサイトは、ホンダ独自のIMAに加えて燃費、実用性、環境性能を兼ね備えた、排気量1.3Lのi-VTEC4気筒エンジンを組み合わせた仕様になっています。コンセプトは「新世代コンパクトスタンダード」。高効率なパッケージと軽快な走行性、環境性能に優れた車種デザインです。ロングドライブから市街地まで、ノンストレスの快適な走行と、静かで広々とした室内空間が人気を呼びました。2代目インサイトは2014年の販売終了までに、派生車種である「インサイトエクスクルーシブ」もラインナップされ、上位車種として人気があります。2018年から登場した現行の3代目インサイトは4ドア中型セダンです。インサイトはモデルチェンジの度に、時代の流れやニーズにあわせてコンセプトが大きく生まれ変わった歴史があります。また、初代から北米、欧州、アジアといった世界各国でも販売され、海外でも高い知名度と人気を誇る車です。
※記事の文章は、2021年10月時点の情報です。
車名の由来
「眼識」、「洞察力」といった意味を持つ「インサイト(Insight)」。初代からハイブリッド車としてホンダの未来をけん引する使命を担ったインサイトには、「ハイブリッドカーの本格的な普及という新しい時代の到来を洞察するクルマ」という思いが込められています。
最新モデル概要とその魅力
新型の3代目インサイトは、ZE4型として2018年に誕生しました。LXとEXの2タイプ展開で、4ドアのミドルクラスセダンとなっています。一貫して低燃費にこだわり、新開発の1.5L排気量i-VTECとホンダの誇る熱効率世界最高レベルのハイブリットシステム「e:HEV」を採用し、最大熱効率40.5%に成功。燃費は34.2km/L(LXモデル)と高水準を維持しています。2020年5月にはマイナーチェンジも施されました。e:HEVにより、発進時や市街地走行中の「EXモード」、加速時や坂道走行中の「HYBRIDモード」、高速道路走行時のクルージング中は「エンジンモード」と、走行環境によって3つのモードを瞬時に使い分けることができます。2030年度燃費基準を達成し、国土交通大臣によって「平成30年排出ガス基準75%低減レベル」に認定されています。ホンダの革新的な安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」を標準装備し、2018年の予防安全性能評価では最高ランクの「ASV+++」を獲得。政府の推奨するセーフティ・サポートカーS(ワイド)に該当し、国土交通省により衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)の認定を受けています。ボディカラーはEXタイプで「クリスタルブラック・パール」、「コスミックブルー・メタリック」、「スーパープラチナグレー・メタリック」、「プラチナホワイト・パール」、「プレミアムクリスタルブルー・メタリック」、「ブレミアムクリスタルレッド・メタリック」の6色、LXタイプで「クリスタルブラック・パール」、「コスミックブルー・メタリック」、「スーパープラチナグレー・メタリック」、「プラチナホワイト・パール」の4色展開となっており、いずれも重厚感ただよう色合いが特徴です。1999年の初代インサイト誕生から、コンセプトの変遷を経ながらも、一貫して燃費効率の向上という使命を持ってたどり着いた新型インサイト。優雅なセダンとして存在感を放っています。上質にこだわり、変わることのない本質とシンプルさを追求した、洗練された大人のためのセダンです。