5シリーズグランツーリスモ(BMW)の中古車
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BMW 5シリーズグランツーリスモ について
車種の特徴
BMWは、2009年11月にミドルサイズである5シリーズにBMW「5シリーズグランツーリスモ」を発表しました。BMW初の「グランツーリスモ」となるこの車は、5シリーズならではの高級セダンの豪華さ、ステーションワゴンの高い機能性、そしてX5などのSAV（スポーツ・アクティビティ・ビークル）の多様性、それぞれの長所を併せ持ったモデルです。発売当初のモデルは、535iと550iの2種類でしたが、2013年には、モデルチェンジに伴い535iに代わり、528iが登場しました。
「5シリーズグランツーリスモ」のガソリンエンジンの種類は、2009年発売当初は2種類の展開でした。535iモデルには、直列6気筒 DOHC ツインスクロールターボエンジンを採用、2トンもの車重にもかかわらず、最大出力225kW、最大トルクにおいては400Nmと力強い走りを実現しています。550iモデルは4.4LV型8気筒ツインターボ・エンジンが搭載され、、0-100km/h加速5.0秒の抜群の瞬発力を可能としました。また2014年には528iを発表し、2L直列4気筒ツインパワーターボエンジンが搭載され、最高出力は180kW、最大トルクは350Nm。528iに搭載されたこのエンジンは、直接燃焼室内に高圧の燃料を噴射する「高精度ダイレクト・インジェクション・システム」や効率良く排出ガスをエネルギーに変換可能なツイン・スクロール・ターボなどのBMW独自の技術が使われ、燃料消費率JC08モード（国土交通省審査値）が12.7km/Lとされ、エコカー減税対象となる低燃費を達成しました。BMW「5シリーズグランツーリスモ」は、贅沢な車内空間、機能性とともにBMW独自技術で高出力と低燃費を誇る車です。
※記載の文章は、2022年12月時点の情報です。
車名の由来
BMWの名前は 、「バイエルン州のエンジン工場」という意味を待つドイツ語「Bayerische Motoren Werke GmbH（バイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ）」の頭文字に由来します。BMW車 は、車種名が数字やアルファベットで構成され、数字が上がるにつれ、車体価格や性能が高くシステムになっています。5シリーズは、人気の3シリーズより大きさや機能性もグレードがワンランク上の車です。
グランツーリスモは、一般的に長距離を快適に運転出来る操縦安定性、動力性能が優れた車のこと指します。BMWのグランツーリスモは、ラゲッジ・スペースと後部座席が一体になっている「ハッチバック・モデル」を意味しています。
モデル概要、その魅力は？
BMW「5シリーズグランツーリスモ」 は、性能性だけでなくエクステリアやインテリアにも個性を発揮しています。エクステリア では、キドニーグリルやロングノーズのフォルムなどBMWスタイリング要素を維持しつつ、セダン特有の高級感さとクーペのスポーティさ、両方の魅力を兼ね備えたシルエットを特徴としています。全長5,000mm×全幅1,900mm×全高1,565mm と5シリーズで最も大きなボディサイズで、ホイールベースを3,070mmにしたことで、7シリーズに並ぶ贅沢な後部座席の広さを実現しています。ラゲージルームは5人乗車時で500L、後部座席 を折りたたむことで最大1,700Lにまで拡大することが可能で、機能性にも優れています。また、テールゲートは開口部を荷物の大きさによって選択可能なツイン・テールゲートを採用しています。 普段の買い物程度であれば、リアガラス下の小さな開口部から出し入れし、自転車等の大きな荷物を載せる際は電動でトランクを大きく開閉することが可能なため、非常に利便性が高いです。
ボディカラーは、ブラック・サファイアメタリック、アルピン・ホワイトIIIなど全11色をラインナップ。インテリアトリムは2色が用意され、エレガントで高級感あふれるデザインや配色など細部にまでこだわっています。大きな車体を生かした室内は、運転席だけでなく、リアスペースにも余裕をもたせています。BMW7シリーズのような広々とした足元スペースで、左右独立したバックレストは、リクライニングの調整だけなく、最大10cm前後のスライドが可能です。走行性能も走行安定性が重視されているため、ローリングやピッチングが非常に抑えられており、コーナリングの遠心力や加減速時の車体の傾きにストレスを感じません。そのうえ静粛性も高いため、ドライバーだけでなく後方の搭乗者も快適にドライブが楽しめます。「グランツーリスモ」の名の通り、ロングドライブにくつろぎの時間と空間をもたらしてくれるデザインです。
