CX-30(マツダ)の緑のクルマ

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マツダ CX-30 について

車種の特徴

マツダの「CX-30」は2019年3月に発表され、同年10月に販売が開始されました。新型のコンパクトクロスオーバーSUV車で、マツダの新世代商品の第二弾です。2021年には、エンジンの新機種や特別仕様車の追加、燃費や装備といった改良が行われました。現行モデルのグレードは、ガソリンエンジン車は5タイプ、ディーゼルエンジン車は4タイプ、ハイブリッド車は3タイプを展開しています。グレードにもよりますが、さらに細かく2WDや4WD、6EC-ATまたは6MTが選択できます。エンジンは、マツダが開発したSKYACTIVエンジンを搭載。燃費やパワー、排ガス性能において高い効果を発揮します。中でも注目なのが、マツダの新世代ガソリンエンジンの「e-SKYACTIV X」です。火花点火制御圧縮着火の燃焼系技術「SPCCI」を採用し、力強いトルクやスムーズな加速感などを実現しました。CX-30にも一部グレードに搭載されています。SKYACTIV技術はエンジンだけでなく、コントロール性能や乗り心地にも反映されています。CX-30では、マツダオリジナルの車両構造技術である「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を採用。この技術は人間の歩行バランスに着目して生み出され、シートに座ったときに頭部の安定や骨盤を立てて脊柱のバランスがとれるシート構造になっています。さらに、路面からの力をスムーズに伝達する車両全体の構造によって、人馬一体を感じられる走りが実現されています。ほかにも、進化した「G-ベクタリング コントロール プラス」も採用しており、これはハンドル操作に応じて、エンジントルクの低減や復元、ダイヤの制動といった車両を安定させる制御を行ってくれる技術です。この技術によって、ハンドルを修正する動作や乗員の揺れを低減させ、高速道路や悪路での安定した走行が向上しました。加えて、4WD車にはスタックからの脱出を支援する「オフロード・トラクション・アシスト」が搭載されています。SKYACTIV技術との相乗効果で、どんな路面状況でも思い通りの走りが可能です。また、CX-30は安全性能にも優れています。車両のカメラとレーダーセンサーで歩行者や自転車、車両を検知。衝突被害軽減ブレーキが作動し、衝突回避が難しいと判断すると、ブレーキ操作のサポートや制御を行います。AT車には、ペダルの踏み間違いによる事故を防止する「AT誤発進抑制制御」機能も搭載されています。運転性能はもちろん、デザインも印象的です。外観は、マツダがこだわりを持っている「魂動デザイン」で、エレガントで無駄のないシンプルなフォルムが特徴的です。マツダの塗装技術である「匠塗 TAKUMINURI」で、鮮やかさや深み、艶を表現したボディカラーも目を惹きます。「プラチナクォーツメタリック」が新しいボディカラーに加わり、全部で8色展開されています。
※記載の文章は、2021年11月時点の情報です。

車名の由来

CX-30の車名には、アルファベットと数字のそれぞれに意味が込められています。Cは「クロスオーバー」、Xは「スポーツカー」を指します。数字は車体サイズを表しているのですが、これまでは1桁の数字でした。CX-30では、ダイナミック性能やデザインの飛躍的な向上という意味を込めて、2桁の数字を採用しています。

モデル概要、その魅力は?

CX-30は、ファミリーユースやレジャーでも活躍する、室内空間と走行性能が魅力です。コンパクトなSUVでありながら、運転席や後部座席の広さを確保。車高は最低地上高が175mmで、子どもも乗り降りしやすい高さに設計されています。ラゲッジルームも、幅が約1,000mm、高さが約520mm、奥行が約810mmと、飛行機内持ち込みサイズのスーツケースが4つ入る広さがあります。後部座席をたたむことで、ラゲッジスペースとフラットにして使用することが可能です。荷物の乗せ降ろしがしやすい高さに緻密に計算され、腰に負担がかかりにくい設計になっています。利便性の高い室内空間に、SKYACTIV技術が注ぎ込まれた走行性能が加わり、日常使いはもちろん、家族旅行にもおすすめの車です。

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