オッティ(ニッサン)のクルマ

総合評価
4.0
平均価格 29.3 万円(税込)
価格帯 16.0 ~ 60.2万円(税込)
33件 (1件〜20件表示)
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ニッサン オッティ について

車種の特徴

オッティは、三菱のekワゴンとekスポーツのOEM(Original Equipment Manufacturing)供給を受け、2005年~2013年まで販売された軽自動車です。ちょうどいいサイズ感が特徴で、街乗りとして気軽に出かけられる軽ワゴンとなっています。
エクステリアは、シンプルな四角い形が特徴的で、老若男女問わず親しめるデザインです。四角いデザインは、頭上や足元空間の広さを確保できるだけでなく、四方がよく見えて解放感もあるため、車両感覚もつかみやすく運転がラクなのも魅力の一つとなっています。
オッティの基本スペックの特徴は、全高が1550mでほとんどの立体駐車場に入る高さです。そのため、駐車場に困ることもなく、買い物などの街乗りにちょうどいいサイズとなっています。また、乗り降りのしやすさに配慮したリモコンオートスライドドアを選ぶことも可能です。
インテリアは、見た目以上に広々した居住空間となっています。シートは、前席左右がくっついたベンチタイプシートを採用し、フルフラット化もできるため、車内でゆったりと休憩することも可能。また、後席も左右独立でリクライニングでき、くつろげる空間です。収納スペースも豊富で、普段の買い物には十分すぎるほどの積載容量です。ラゲッジルームは、開口部が広く、高さも確保されているため、ベビーカーを立てて積み込め、大きな荷物もスムーズに出し入れできます。また、荷物に応じて3通りのシートアレンジができるので、荷室の有効活用が可能です。また、小物入れが豊富なのも魅力の一つ。カップホルダーやマルチホルダーのほかに、着脱式ボックスや車検証ボックスなども完備し、物が散らからないアイデアが盛り込まれています。
ドライバーに優しい配慮としては、視線移動が少ないセンターメーターを採用。フロントだけでなくリヤやサイドからも周囲を見渡せるルーフとなっており、安心してドライブできるよう工夫されています。
走行性能もほかに引けを取りません。普段使いしやすい自然吸気の3G83エンジンの搭載により、加速力と静寂性を両立し、無駄な揺れを抑えた乗り心地を実現しています。
気になる燃費に関しては、17~21km/Lでの走行が可能です。この当時の軽自動車の中では、かなり優秀な燃費といえます。
オッティは、2代にわたり販売された車種です。2005年6月に発売された初代グレードは、標準の「S」、充実した装備を完備した「E」、スポーティな外観の「RS」、ターボ搭載の「RX」の4つです。「RX」グレードのみインタークーラーターボエンジンを導入し、他は自然吸気エンジンとなっています。初代モデルは、わずか1年ほどで役目を終え、2006年10月にフルモデルチェンジし2代目となりました。そのため、中古市場で出回っているのは主に2代目モデルです。
2代目の基本設計は初代を踏襲しており、ゆとりある車内空間や視界の良さなどオッティの長所を引き継いだ設計となっています。大きく変更された点は、ヘッドライト・グリル・バンパー・リアコンビランプです。特にリアコンビランプは、軽自動車初のLEDストップランプを全グレードで搭載しました。グレード展開も初代同様ですが、左側後部にパワースライド式を導入した「M」を追加。さらに同年12月には、専用フロントグリルや専用フロントバンパーを採用する特別仕様車「ライダー」を設定。翌年2007年10月には、スライドドアを採用したスポーティグレード「RM」「RZ」を追加し、それと当時に「ライダー」にもスライドドアが追加されました。
2代目にフルモデルチェンジした際には、「アンシャンテ助手席スライドアップシート」を設定したライフケアビーグル(福祉車両)も販売。こちらは、助手席が車両の外側への回転・昇降を自動で行うことで、乗り降りが容易にできる車両となっています。※記載の文章は、2022年9月時点の情報です。

車名の由来

オッティは、イタリア語で最高を意味する「OTTIMO」から発想された造語です。コンパクトながらも全ての要素がベストバランスで詰め込まれている商品の特徴が表現されています。

最新情報

2005年~2013年までに2代にわたり販売されていたオッティですが、現在では廃盤となっており生産されておりません。