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ニッサン キックス について
車種の特徴
「駆け上がるチカラを人生に。」をコンセプトとして2020年に発売されたのが、日産の電動SUV「キックス」です。同名の車種が2008年~2012年に販売されていましたが、こちらは軽自動車。以前発売されていたものは「KIX」、新型は「KICKS」でつづりも異なることから直接の関係はありませんが、コンパクトボディであるという点は共通しています。またキックスは、海外向けのモデルとして2016年から販売されていました。このモデルを日本向けとして大幅に改良したものが、最新型のキックスです。キックスの大きな特徴が、ガソリンで発電して電気で走行するパワートレイン、「e-POWER」を採用していること。ハイブリッド車でありながら電気自動車さながらの加速性とレスポンスを味わえます。e-POWERに加えて多様な燃費向上技術を備えている低燃費なモデルでもあるため、日常生活だけでなく、週末の遠出にも適しています。アクセルペダルのみで速度をコントロールできるので、カーブの多い道や渋滞時、雪道などの滑りやすい道でもワンペダルの運転が可能です。高速道路での運転サポート機能や、下り坂でも設定速度をキープする「プロパイロット」。さらにアラウンドビューモニターや衝突回避アシスト、踏み間違い防止機能など、先進技術を使用した安全装備も標準搭載されています。フロントには日産のアイコンとも言える「Vモーショングリル」を進化させた「ダブルVモーショングリル」を採用。LEDのヘッドランプやフォグランプも標準装備させることで、未来的でありながら精悍さのある外観となっています。グレードは標準モデルの「X」とツートーンカラーの内装の「X ツートーンインテリアエディション」、台数限定で販売されている「コロンビアエディション」、よりスポーティーで上質な「AUTECH」が用意されています。ボディカラーは「プレミアムホライズンオレンジ/ピュアブラック」「ラディアントレッド/ピュアブラック」などの2トーンボディカラー4色をはじめ、「ブリリアントホワイトパール」「チタニウムカーキ」など単色を加えた全13種類です。
※記事の文章は、2021年12月時点の情報です。
車名の由来
「キックス」は、蹴るという意味の「KICK」から派生して、新しい物事に向かって蹴りだしていくような力強さを表現した車名です。「これまでよりも、もっともっと遠くに行きたくなるクルマ」という想いも込められています。
モデル概要、その魅力は?
近年日本国内で販売台数が増加しているSUVの中でも、人気の中心となっているコンパクトSUVであるキックス。日産において軽自動車以外では久しぶりの新型車となったキックスは、魅力あふれる車種です。まずはそのゆとりある室内空間。ボディのサイズはそれほど大きくないにも関わらず、荷室の容量は423㎜とトップクラスです。後ろの座席も広く、コンパクトでありながらゆとりある空間を実現しています。外観では、ダイナミックな若々しさと先進的な装いを両立させたフロントマスクが大きな魅力。グリルには、伝統工芸の組み木から着想を得たデザインを採用しています。電気自動車のような走りを実現する日産独自のハイブリッド技術、「e-POWER」のみを動力源としたのも魅力の1つ。スムーズな走りと力強い加速とレスポンス、静かな走行などでドライブを楽しくさせてくれます。先進技術がふんだんに使われた安全装備も魅力的。ブレーキを作動して衝突を避ける「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」をはじめ、車線を越えた車を戻すアシストをする「インテリジェントLI/LDW」、安定感あるコーナリングを実現する「インテリジェント トレースコントロール」など、うれしい機能が満載です。コンパクトなボディの中にどんなシーンでも対応できる機能がつまったSUV、それがキックスなのです。