スカイラインクーペ(ニッサン)の中古車
条件を絞り込んで探す
ニッサン スカイラインクーペ について
車種の特徴
日産スカイラインシリーズの中で、2ドアタイプのスカイラインと言えば「スカイラインクーペ」です。
1986年5月、2ドアスポーツクーペ「GTSシリーズ」が誕生しました。当時のハイソカーブームに乗り、4ドアのハードトップとセダンとともに追加で設定された「スポーツクーペGTS」には、新開発となる2.0L直6 DOHC 24Vエンジンを搭載。タイヤを205/60R15に小さく変更させることで、コーナリングが穏やかになりました。
1987年には800台限定となるホモロゲーションモデル(競技に参戦するために開発・販売された車)として2ドアスポーツクーペRTS-Rが追加されています。
1989年5月には、「2ドアクーペ5グレード」が発売されました。特徴として、4輪操舵システム「スーパーハイキャス」などの豪快なメカニズムを投入することで、走りにこだわったモデルに仕上がっています。先代よりも車内空間が狭くなったものの、全車丸型4灯テールランプとフォルムに変更したことで、新たなスカイラインの形を見出したモデルとなっています。
2000年1月には2ドアスポーツクーペに「25GT-V」が追加され、4ドアスポーツセダンとともに登場しました。3種類のターボエンジンに加え、駆動方式もFRと4WDの2種類のラインナップです。特徴としてはターボ用の足回りをより理想に近づけた「通」好みの仕上がりとなっています。25GT ターボに負けないコーナリング性能とブレーキ性能を持ち合わせています。
スカイラインクーペがフルモデルチェンジされたのは2003年1月。「Stylish and Performance」をコンセプトに、デザインと性能を一新したプレミアムスポーツクーペは、「2003年カー・オブ・ザ・イヤー」に選出されるほどの高評価を受ける車種となっています。特徴としては、V35型スカイラインのデザインを活かしながらよりスポーティな仕上がりとなっているフォルム。そして走行性能を向上させるワイドトレッドなどを採用した高性能な走りとなっています。
スカイラインクーペは、2007年10月に更なるエンジンの改良を加えられて発売。G35クーペの後継モデルとして、ロングノーズのフォルムに小回りが利くショートオーバーハングをもちあわせたFRクーペらしいデザインとなっています。スポーティな見た目とオシャレなインテリアは、まさに「かっこいい」を形にした美しさです。搭載される3.7Lエンジンは高回転まで滑らかに回り、採用された7速ATを組み合わせることで先進の加速感を楽しむことができます。
2016年でスカイラインクーペの生産が終了しているものの、最新の車種からプレミアがつく車種まで、まだまだ根強い人気のスカイラインクーペシリーズ。年代の違う乗り心地を体験してみたくなる車種です。※記載の文章は、2022年9月時点の情報です。
車名の由来
「山並みと青空を区切る稜線」を意味するスカイライン。「SKYLINE」は2020年に「日本ネーミング大賞2020」で優秀賞を受賞しています。日産自動車の前身にあたる富士精密工業が製造していたゴルフボール「ブルースカイ」などの「空」にちなんだネーミング指向から命名された説が有力です。
そして、「クーペ」は、切られた馬車を表す「カロッス・クぺ」が語源と言われ、1列シート2ドアスタイルで馬車をイメージさせる車種のことを指しています。
モデル概要その魅力は?
スカイラインクーペ2007年~2016年生産モデルの魅力は、車と一体感を味わえる走行性能の素晴らしさです。搭載されている「VQ37VHRエンジン」と「VVEL(バルブ作動角・リフト量連続可変システム)」は、高い出力とハイレスポンスに加えて低燃費を実現しています。また、新世代FR-Lプラットフォームではフロントミッドシップにエンジンを搭載し、前後の重量配分バランスの最適化を実現。さらに、シートの座席を下げることで、より安定感を実感できるレイアウトとなっています。このほかにも、引き締まったボディラインの美しいエクステリアや最高のサウンドに高級感ある本革シートなどの洗練されたインテリアも魅力です。
全長4655mm×1820mm×1390mm、燃料消費率8.8 km/L~9.4 km/Lとなっています。