ハイエースワゴン(トヨタ)のクルマ

総合評価
5.0
平均価格 380.9 万円(税込)
価格帯 89.8 ~ 765.0万円(税込)
94件 (1件〜20件表示)
並び替え

トヨタ ハイエースワゴン について

車種の特徴

ハイエースワゴンは、トヨタから販売されている乗用車です。ハイエースワゴンについて解説する前に、まずはベースとなるハイエースについて触れたいと思います。ハイエースは、積載量や耐久性、エンジンパワーなどの性能が高く、1967年に初代ハイエースが登場してから50年以上もの間、多くの人々に愛されてきました。ハイエースのモデル構成は大きくわけて、コミューター、バン、そして今回ご紹介するワゴンの3種類があります。ハイエースは、マイナーチェンジやフルモデルチェンジをくり返すことで、時代やニーズに応じた車種へと変貌を遂げてきたのです。かつては商用車として高い評価を受けてきたハイエースですが、1982年のフルモデルチェンジを機に高級RV車としてターゲット層を広げています。高級ワンボックス車として確固たる地位を築いたハイエースですが、現行モデルである5代目では、再び商用車として磨きをかけるようになりました。ハイエースワゴンの最大の特徴は、10人乗れる車でありながら、普通免許証で運転が可能な点です。商用車のイメージが強い車種ではありますが、現行モデルでは大人数を送迎したり、家族3世帯で移動したりと人員輸送車としてのポジショニングをとっています。ハイエースワゴンは乗用車の仕様のため、内装や足回りが快適なつくりとなっていることから、キャンピングカーやカスタムカーのベース車両としても欠かせません。ハイエースワゴンは、シート配置や装備が異なる3タイプが展開されています。送迎車としてシンプルな装備の「DX」、車内で移動しやすいよう広い通路スペースを確保した「GL」、満足できる荷室スペースと上質な空間を演出した「グランドキャビン」です。なめらかな面とシャープな直線を組み合わせた美しいボディラインが魅力で、デザイン性と実用性を兼ね備えています。インテリアデザインも機能性を重視し、運転席周りに操作系を集約することで使いやすさを追求。また、ハイエースワゴンのシンプルさを活かし、多彩なアクセサリーを装着することで自分好みにカスタマイズできるのも魅力です。さらに、ハイエースワゴンでは2.7リッターのDual VVT-iガソリンエンジンを搭載し、最高出力118kW、最大トルク243N・mと力強いパワーを実現。同時に、6速オートマチックを搭載することで、スムーズな走行性と快適性を手に入れ、燃費の向上をも達成しています。高い走行性能のほかにも、優れた安全性能もハイエースワゴンの強みです。たとえば、ガラスや壁など静止しているものの接近を検知して、衝突被害の軽減につなげたり、走行中に人や車にぶつからないよう自動でブレーキをかけたりといった機能がついています。グレードによって車両価格は2,875,000~4,010,500円(税込)ほどです。特装車として、幼児専用の送迎バスやビジネスで使用できる送迎車なども展開しています。ハイエースワゴンはまさにユーザー次第で、活躍できるシーンが広がる車種です。
※記載の文章は、2021年11月時点の情報です。

車名の由来

ハイエースワゴンの「ハイエース」は、「トヨエース」を語源としています。英語で「高級な」を意味する「High」と、「より優れた」を意味する「Ace」をかけ合わせた合成語です。そこに、人と荷物のどちらも運ぶ車両を意味する「ワゴン」をつなげて、名づけられました。

モデル概要、その魅力は?

ハイエースワゴンは、広い室内空間と、10人乗れる車両でありながら普通免許証で運転可能な点が魅力となっています。シート配置や装備が異なる3タイプから選べ、また、外装や内装をカスタムするためのアクセサリーも豊富にあるため、カスタムカーやキャンピングカーとしても適しています。日常生活だけではなく、車中泊を伴うアウトドアや趣味を満喫したい方にも検討していただきたい車種です。