RAV4(トヨタ)のクルマ

総合評価
4.4
平均価格 312.9 万円(税込)
価格帯 85.0 ~ 478.8万円(税込)
57件 (1件〜20件表示)
並び替え

トヨタ RAV4 について

車種の特徴

トヨタのRAV4は、個性豊かに展開されるトヨタSUVのなかでも乗用車をベースとしたクロスオーバーSUVとしてトヨタを代表する車種の一つです。1994年5月に発売された初代では、それまで主流であった「重量級SUV」と差別化した「コンパクトSUV」という概念を打ち出し、国内の若者や海外にも大きな影響を与えました。特徴としては、当時の世界トップクラスの安全を目指し衝突安全ボディ「GOA」を採用するなど安全性機能が充実し、ボディやインテリアのカラーを800通りから選べるオリジナル性があることも特徴です。 2000年5月に登場した2代目では、ボディの大型化や大空間ラゲージスペースの確保、パワフルな加速を実現する新開発エンジンの搭載など、世界を視野に開発され海外市場で大きな人気となりました。2005年11月、海外での大ヒットを受け新たに開発された3代目は、「世界戦略SUV」としてメインを海外市場にシフトし、初代からの3ドアを廃止し全て5ドアモデルのみに変更しています。国内販売においては、ライバル社の台頭やSUV人気の低迷により、自社ブランドのクルーガーやヴァンガード、ハリアーがひしめく状況を打破すべく、ライトクラスSUV車の見直しが必要でした。2013年に海外では4代目が発表されましたが、国内では販売されず3代目が継続販売され、2016年7月の生産終了とともにRAV4は国内市場から撤退しています。国内で撤退を決めたRAV4ですが、2018年には販売台数が約83万台に到達するなど世界全体での人気は絶大なものであり、世界で最も売れたSUVとして有名です。撤退してから約2年8ヶ月経った2019年4月、国内でのSUV人気に後押しされて国内で5代目現行モデルのRAV4の販売が決定しました。優れた燃費性能や高い駆動性能を備えた快適な走り、ラゲージスペースの使い勝手の良さなどが評価され、2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、名実ともにトヨタを代表するSUVになりました。
※記載の文章は、2021年11月時点の情報です。

車名の由来

RAV4という車名には、初代RAV4と新型RAV4で異なる2つの由来が存在し、それぞれ込められた意味やコンセプトがあるのが特徴です。初代RAV4では「日頃の疲れを癒し、元気回復のため活動的に、活気ある娯楽を楽しめる4WD」という意味である「Recreational Active Vehicle 4Wheel Drive」の頭文字で構成されています。新型RAV4では「SUVらしい力強さと、使用性へのきめ細やかな配慮を兼ね備えた4WD」という意味である「Robust Accurate Vehicle with 4 Wheel Drive」の頭文字で構成され、力強い印象に変更されています。

最新5代目現行モデル情報

ダイナミックで力強いデザインが魅力の5代目現行モデルは、オフロードを彷彿とさせるAdventureと都会的に洗練されたG・Xグレードの2種類のフロントデザインと、全11色のボディカラーが用意されています。過酷な路面に打ち勝つ4WDシステムを導入し、高い走破性や加速性、操縦安定性を兼ね備えたトヨタを代表するSUVです。ガソリン車には2L直列4気筒エンジンを、ハイブリット車には2.5Lハイブリッドエンジンを搭載することで、優れた動力性能と低燃費性で力強い走りを実現しています。ラゲージスペースは、アウトドアなどの荷物が多いときも余裕で積載可能な580Lの大容量を誇り、ゴルフバックは4個も収納できるほどの広さが自慢です。室内では、豊富な小物収納スペースはもちろん、長時間の移動でも快適な座面形状やゆとりのある前後席間距離を確保した座席配置を採用するなど、使い勝手の良い空間を演出しています。便利機能として、リヤバンパーの下に足を入れることでドアの自動開閉が行われるハンズフリーパワーバックドアを採用し、荷物で手がふさがった状態でも簡単にドアの開閉が可能です。安全性能では、衝突を回避するための機能が搭載されており、昼夜問わず歩行者や自転車、障害物などの危険な接近をいち早く検知し、プリクラッシュブレーキを作動させるなど、衝突回避や被害軽減に効果を発揮します。