シエンタ(トヨタ)の黄のクルマ
条件を絞り込んで探す
トヨタ シエンタ について
車種の特徴
シエンタは、2003年から販売されているトヨタのコンパクトミニバンです。5ナンバーサイズのボディでありながら、7名が乗車できます。「小粋でユースフルな7人乗り」がテーマであった初代シエンタは、両側スライドドアに2+3+2の3列シートを備えていました。また、親しみやすいボディデザインに丸いヘッドライト、豊富なボディカラーといったおしゃれな見た目も、若いファミリー層から受け入れられた理由です。初代シエンタは、12年間という長期にわたり販売されたモデルでした。12年の間には、実質的な後継車となるブーンルミナス・パッソセッテが誕生したことで、2010年に1度販売終了したこともあります。しかし、再販を望む声が多く、数カ月後にそのままの姿で市場に復活したという異例のエピソードをもつ車種です。シエンタのフルモデルチェンジは、2015年に行われました。初代シエンタが若いファミリー層をターゲットとしていたのに対して、2代目シエンタはより広い年齢層をターゲットとしています。「Active & Fun」のキーワードのもと、軽快に走れるトレッキングシューズをモチーフとして開発されました。ハコ型のボディデザインから、フロントグリルが目を引くスタイリッシュで躍動感のあるボディデザインに変更されています。良好な安全性能や、燃費とジャストなサイズ感が特徴で、7名乗りだけでなくセカンドシートが備わった6名乗りが用意されているのもポイントです。2代目誕生後もシエンタの快進撃は留まることを知らず、現在では年間11万台の売り上げを誇っています。
※記事の文章は、2021年11月時点の情報です。
車名の由来
スペイン語「Siete」と英語「Entertain」の造語です。「Siete」は7、「Entertain」は楽しませるという意味があります。その名前の通り、7人が楽しく乗車できる車種です。
最新モデル情報
現行モデルは、2015年7月から販売されている2代目シエンタとなっています。ボディサイズが全長4235mm×全幅1695mm×全高1675~1695mmのコンパクトミニバンです。大きすぎず小さすぎず、さまざまなシーンで扱いやすいサイズです。また、最小回転半径5.2mを実現しており、狭い路地に入るときや縦列駐車のときなどの取り回しも軽快です。さらに、乗っているときだけでなく、乗り降りのときにも安心なつくりになっているのもポイント。床が地上から330mmと低く、そしてフラットになっているため、子どもや年配の方の乗り降りも安心です。グレードは「G Cuero」「G」「X」「FUNBASE G Cuero」「FUNBASE G」「FUNBASE X」となっており、どのグレードにもハイブリッド車とガソリン車があります。このうち、「G Cuero」「G」「X」のガソリン車では4WDも選択が可能です。なお、4WDモデルのエンジンは「1NZ-FE型 1.5L 直列4気筒DOHC」、FFモデルのエンジンは「2NR-FKE型 1.5L 直列4気筒DOHC」です。燃費については、ハイブリッド車で28.8km/L、ガソリン車で20.0km/Lと、ミニバンではトップレベルの低燃費を実現。また、歩行者を検知できる衝突回避支援機能や、パーキングサポートブレーキ、パノラミックビューモニターなどを搭載し、高い安全性性能を誇ります。2代目シエンタのボディデザインは、見る人がワクワクするような先進的なものです。カラーは、「ホワイトパールクリスタルシャイン」「センシュアルレッドマイカ」「ダークブルーマイカメタリック」などがあり、「ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ」「ブラックマイカ×ベージュ」「ブラックマイカ×エアーイエロー」などのように、ボディとルーフのカラーが異なるツートンカラーも選択可能。単色、ツートンカラーを合わせてなんと12色も展開されています。遊び心のあるおしゃれなツートンカラーは、小さな子どものいる家庭にもおすすめです。ほかには、座席アレンジが自由であることや、収納スペースが多いことなども特徴です。座席数の多い3列シートと、後席スペースを活用できる2列シートから、ライフスタイルに合わせて選べます。収納スペースで注目したいポイントは、ドリンクホルダーです。全座席の近くに装備されており、トレイなども付いているため、家族で出かけた際の車内での飲食も快適に楽しめます。