キューブキュービック(ニッサン)の中古車
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ニッサン キューブキュービック について
車種の特徴
日産のキューブキュービックは、世界中で人気を博したキューブの2代目をベースに開発された、3列シート7人乗りのコンパクトカーです。2003年に誕生したキューブキュービックは、キューブの特徴である愛くるしい四角い箱型のフォルムはそのままで、全長が3,900mmと170mm伸びました。3列シートながら、キューブとあまり変わらないコンパクトなボディサイズが特徴のひとつです。3列目のシートは2列目のシートを倒して乗り込むタイプですが、サイドのリアドアの開口部が大きく造られているため、乗り降りしやすくなっています。また、前後のオーバーハングをできるだけ短くすることにより、最小回転半径4.7mを実現し、小回りがきき運転のしやすい車です。
エンジンは1.4L直列4気筒DOHCを設定し、最大出力は98ps、最大トルク3,200rpmを誇ります。トランスミッションは4速ATと6速のエクストロニックCVT-M6を用意。エクストロニックCVT-M6は、スムーズな加速と燃費の良さを兼ね備えたマニュアルモード付きとなっています。また、スポーツモードスイッチを使えば、素早くシフトダウンできます。グレードは「SX」と「EX」の2種類を設定し、EXはインテリジェントキーシステムや15インチアルミホイール、プライバシーガラスが採用された豪華バージョンです。
インテリアは、キューブの特徴でもあるソファーのように快適に座れるシートを採用し、座り心地が良くゆったりとしたデザインが特徴です。
ボディカラーは8色あり、スーパーブラックやアイボリーホワイトの基本カラーに加え、エアブルーやユーカリグリーンなど明るいカラーも選べます。環境にも配慮し、「超－低排出ガス」の低公害車として「平成12年基準排出ガス75％低減レベル」を獲得しました。
安全装備としては、運転席と助手席にSRSサイドエアバッグやEBD付ABS、アクティブヘッドレスト、ブレーキアシストを標準装備。さらにはオプションから、カーテンエアバッグや、運転席と助手席のSRSサイドエアバッグを選ぶことも可能です。
2004年には、SXをベースとした「アジャクティブ」を新たにリリースし、専用のフロントバンパーとグリル、専用のサイドシルプロテクターなどを採用しました。
2005年になるとキューブシリーズ全体のマイナーチェンジが実施され、エンジンは従来に加え1.5L直列4気筒DOHCを追加し、走りに磨きをかけます。また駆動方式には、必要な時にスイッチ操作で後輪モーターを駆動させることができるe-4WDを追加し、降雪地帯での売り上げを伸ばしました。グレードは標準タイプの「14S」と「15RX」、スポーティな見た目で15インチアルミホイールを沿い着した「14RS」と「15RX」の、FFモデル4種を用意。フルタイム4WDには1.5Lの「15S FOUR」と「15RS FOUR」を設定しました。
2007年には環境性能を改良し、燃費向上認定とあわせてグリーン税制適用車を設定。LED式リアコンビランプのほか、シートとドアトリムのデザインも変更しました。
2008年11月にキューブが3代目へモデルチェンジしたことにあわせて、キューブキュービックは販売が終了しています。
※記載の文章は2023年3月時点の情報です。
車名の由来
キューブキュービックは「cube3」と表記されます。キューブ（cube）は英語で「立方体」を指し、無駄なくスペースが有効活用された箱形の車を意味します。また、キュービック（cubic）は英語で体積・容積を表す「3乗」といった意味です。cube3の「3」をキュービックと読むことや、3列シートを表現していた3であることなどから、日産のネーミングセンスの良さが垣間見えます。
モデル概要、その魅力は？
キューブキュービックの魅力は、当時ほかには見なかった個性的な四角いフォルムと、広々とした居住空間にあります。大きなフロントガラスとリアガラスは、視界が広くなり運転に自信のない女性でも、安心してドライブできることもポイント。また、フロントのシートもベンチシートになっており、左右への移動が楽にでき、座り心地も抜群です。キューブキュービックの3列シートは常時設営ではなく、不要な時には荷室として使用でき、必要な時に取り出してシートを設けることができる高い汎用性を兼ね備えています。さらに2列目のシートもたためるので、2列目と3列目を同時にたたむことで床面をフラットにでき、長尺の荷物を載せたり、車中泊を楽しめたりと使い方は無限に広がるでしょう。
キューブの人気はお墨付きなので、中古車でも多く出回っています。その中でも3列シートを楽しめるキューブキュービックはおすすめです。
