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トヨタ プロボックスバン について

車種の特徴

トヨタのプロボックスバンは、カローラバンの後継車として誕生しました。2002年に発売されて以来、改良をくり返しながらロングランを続ける商用バンとして、多くの方から愛されています。2019年の販売台数は3万台を超えており、ハリアーやクラウンと同じく、トヨタの人気車種のひとつであると言えるでしょう。商用車でありながら、発売から20年あまり経過しているにもかかわらず、売れ続けているのが特徴です。マツダやホンダ、三菱など、国産メーカーから販売されたワゴンタイプの商用バンが廃止されるなかで、プロボックスバンが今なお販売されていることから、根強い人気を誇る車種であることがわかります。プロボックスバンは2002年に登場してから一度もフルモデルチェンジを行っていません。とはいえ、特別仕様車の設定や改良は行われており、2014年には大きなマイナーチェンジが行われました。外観をはじめ、エンジンや内装のデザインを刷新したのです。2016年には、安全運転をサポートするトヨタセーフティセンス機能をプラスし、2018年にはこのサポート機能を進化させています。2018年の改良では、ハイブリッドを取り入れたことで、より魅力的な車種へと生まれ変わりました。プロボックスバンのラインナップには、前述した「1.5リッターハイブリッド車」のほか、「1.5リッターガソリン車」、「1.3リッターガソリン車」の3種類があります。さらに、内装や装置が異なるグレードとして「DX」「DXコンフォート」「GL」「F(1.5リッターハイブリッド車と1.5リッターガソリン車のみ)」などが用意されているため、幅広いニーズへの対応が可能です。販売価格はグレードによって、139万~200万円ほどとなっています。プロボックスバンは、全長4,245ミリ、全幅1,690ミリ、全高1,525ミリ(1.5リッターガソリン車のみ全高・最低地上高が異なる)とボディサイズがコンパクトで運転がしやすくなっています。また、天井が高くないことから、立体駐車場が利用しやすいといったメリットもあります。そのほかにも、ワンボックスバンと比べても低い重心となっているため、高速道路の走行も安心です。さまざまなメリットのあるプロボックスバンですが、荷室の広さも外せません。最小回転半径が4.9メートルと街走りにも適したサイズ感でありながら、プロボックスバンには十分な荷室の大きさがあります。荷室高は935ミリ、荷室幅は2名乗車時で1,420ミリ、荷室長は1,810ミリを誇ります。みかん箱38箱がすっぽり入るほどの広さはもちろん、長尺物やパネルにも対応可能なビッグスペースです。荷室は荷物を置きやすいように低くフラットな床面となっており、荷室開口部がスクエア型であることから、抜群の積みやすさを実現しています。車内にはスマートフォンを置くホルダーや、仕事・食事に便利なインパネテーブルなどが備えつけられており、快適に過ごせるのも魅力のひとつです。コンパクトなボディサイズと、低燃費でありながらパワフルな走り、荷室の広さがプロボックスバンの特徴と言えます。
※記載の文章は、2021年11月時点の情報です。

車名の由来

英語で、職業や専門職などの意味をもつ「Professional」(プロフェッショナル)と箱を意味する「Box」(ボックス)を組みあわせた造語です。そこに、屋根つきの貨物車という意味をもつ「キャラバン」からバンをプラスしています。

モデル概要、その魅力は?

プロボックスバンは、街走りに適したコンパクトなボディサイズでありながら、ビッグスペースを誇る荷室、高い安全性が魅力です。さらに、4WDモデルであれば、山道でも問題のないタフな走りを見せてくれるため、仕事はもちろん、アウトドアにもおすすめです。ホイールやウィンカーバルブなどカスタマイズもできるため、実用性、機能性、そしてインテリア性を満足させてくれる車種です。

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