ヤリスクロス(トヨタ)の黒のクルマ

総合評価
4.8
平均価格 281.4 万円(税込)
価格帯 229.9 ~ 362.0万円(税込)
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トヨタ ヤリスクロス について

車種の特徴

トヨタのヤリスクロスは、2020年に発売されたコンパクトSUVです。2021年8月の月販売台数は約1万台、2020年9月から2021年8月までの累計販売台数は10万9,000台を超えるなど、人気を博しています。トヨタでは、RAV4やハリアー、ランドクルーザーなどバラエティ豊かなSUVラインナップを用意しており、そのうちのひとつとして、ヤリスクロスは上級移行させるための戦略的な1台となっているのです。コンパクトSUV市場を代表するモデルであるヤリスクロスは、「車体の軽さ」と「経済性の高さ」が特徴となっています。それぞれ詳しく見ていきましょう。「車体の軽さ」については、たとえば、ヤリスクロスをホンダのヴェゼルや日産のキックスと比べた場合、ヤリスクロスは150キログラムほど車両重量が軽くなっています。直列3気筒1.5リッターエンジンの軽やかさと、車体の軽さが組み合わさることで、切れ味のある動きが楽しめる車種です。「経済性の高さ」については、ガソリン車で180万~200万円ほど。ハイブリッド車であっても250万円前後と魅力的な販売価格となっており、競争力のひとつともなっています。高い燃費性能や充実した先進運転支援システムを備えながらなお、この販売価格に抑えているのです。以上2点がヤリスクロスの特徴として挙げられますが、そのほかにも多くの魅力や強みがあります。ヤリスクロスは、コンパクトハッチバックであるヤリスから派生したことから、同じTNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォームである「GA-B」を採用しています。低いドライビングポジションと、エンジン構成位置の重量配分を最適化したことで低重心となり、車高の高さを感じさせない安定感に優れた走りを実現。また、空気の流れをイメージしたフロントフェイスやアーチ形状のリヤスポイラーにより、空気抵抗を減らし、燃費向上に貢献する空力フォルムも魅力のひとつです。ガソリン車では、1.5リッターもあるガソリンエンジンを採用しており、路面状況に応じた走行を3つのモードから選択しサポートしてくれる「マルチテレインセレクト」を搭載。オフロードやすべりやすい路面でも、アクティブな走りを堪能できる機能となっています。ハイブリッド車は、発進時や雪道などすべりやすい路面の走行をサポートする「E-Four(電気式4WDシステム)」を装備しています。ガソリン車、ハイブリッド車ともに高い燃費性能であるのはもちろんのこと、安全性能も抜かりはありません。「Toyota Safety Sense」と呼ばれる予防安全パッケージをほとんどのグレードで標準装備しているため、安心して運転できます。また、全車速追従機能付の「レーダークルーズコントロール」や高度運転支援「トヨタチームメイト」など数多くの技術を搭載。走りはもちろんのこと、利便性や安全性能など、従来のコンパクトSUVの概念を刷新したのがヤリスクロスなのです。ヤリスクロスは、まさに乗る人の個性やライフスタイルにあわせた「都市型コンパクトSUV」と言えます。最後に、ヤリスクロスのグレードをチェックしていきましょう。ハイブリッド車には、「X」「G」「Z」の3グレードあります。ガソリン車は「X」「G」「Z」3グレードのほか、エントリーモデルとして「X”Bパッケージ”」のグレードをプラスした4グレードとなっています。どちらも2WDと4WDから選択が可能です。
※記載の文章は、2021年11月時点の情報です。

車名の由来

ヤリスは、ギリシャ神話に出てくる神さまの名前をベースとした造語です。神さまの名前の語尾には「is」がよく使われており、そこに開放的でダイナミックな発音である「Ya」を組み合わせています。兄弟車であるヤリスの血を引いた、クロスオーバーという意味でヤリスクロスと名づけられました。

モデル概要、その魅力は?

ヤリスクロスは、シリーズ特有の「軽快な走り」「低燃費」「先進の安全・安心技術」を受け継ぎながら、コンパクトSUVの新しい価値を追及する車種です。十分な機能性と実用性を有しながら、アクティブで洗練されたスタイリッシュなデザインが目を惹きます。8色のボディカラーや、7タイプから選択できるツートンカラーも設定されており、内装デザインも機能美を具現化しています。さまざまな魅力がありますが、実際にヤリスクロスを購入する多くの方は、単身者や夫婦のみ世帯です。2名乗車で、後席の使用が少ないほうがヤリスクロスの魅力を堪能しやすい傾向にあります。